2007.08.01 Wednesday
頑張れ今岡。負けるなチンタオ。
予定通り桟原を登録。
二軍では能見が8回被安打4の好投、玉置が締めて完封リレー。桧山がスタメン右翼で3の0。
2回ウラの3点先制は、タイガース強い!と感じさせる攻撃。金本四球、林右前ヒットの無死一二塁から、桜井に「打て」でセンター前。ライナー性で遊撃宮本の右を破る。今日も金本の好走塁。好走塁というよりも頭の準備の問題だね。ライナー性だから、もし宮本がスーパーキャッチをしたらゲッツーになっちゃうから、一歩目は二塁ベースへの戻りにしなきゃ仕方ない、しかし抜ける可能性が高いのはわかっているから、即その一歩目で踏ん張って反転、素速いターンで本塁を目指す。青木の守備位置が右よりだったのもあるが、この処理が素速いから、いったん戻った後でも突入のチャンスを確保できる。バックホームの間に三塁を取った林も良い走塁。ここのところ林の好走塁が目立つ。
一点先制、なお無死一三塁から、矢野二ゴロの間に林生還。S先発の石井一が打球をグラブで弾いて、タイガースにとってラッキーバウンドになる。2−0となって、なお一死二塁。関本がまた気持ち良いバッティング、内に切れ込む半速球を強く叩いて三遊間をあっという間に破る美しい打球。一死一三塁。杉山にも「打て」。当てるのは上手い方だが、逆に併殺のリスクも心配なところ。しかしまったく迷いなく「無策」を選択。高いバウンドの三ゴロは併殺にならず3点目ゲット。下位打線でアウトをやりながら加点していく。多分にラッキーが重なっているが、そういう状態を強いという(笑)。
先発石井一、二番手の高井とも、左打者にとって打ちにくい投手。かつての球速はなくなっているが、球の出所を隠す巧みなフォームから、曲がりの大きなスライダーを投げてくるから、どうしても右肩が先に開いちゃう。うまく捉えたと思っても、やっぱり微妙に開きが早くなって打球に力が乗らない。
でも林という打者はそういう球の軌道による錯覚を受けにくい打者だと思う。特に他が打ちにくそうにする左投手には、意識的に開きを我慢して、タイミングだけ合わせてベース上の一点で捉えに行く。あえてボールの軌道を追わずに、ベース上の到達点を予測して叩くようなイメージ。林の2安打が先制点、決勝点を呼び込んだ。
久々のジェフはまったく問題なし。ラスト藤川もアンラッキー二塁打の無死二塁を落ち着いて凌いだ。わかっちゃいるけど、強いね、やっぱり。
今が貯金の稼ぎ時とばかりに、同点の6回から久保田に2イニング行かせたが、そろそろ安定軌道に乗せてきたら、基本的に久保田も1回の縛りを入れた方が良い。強いのは間違いないんだけどさ。それくらいの余裕は作っていい時期だ。
今さらって感じだけど、四球が明暗を分けた試合だ。2回ウラの先制も2−1と追い込まれてから金本がよく我慢した四球から。5回表、「ここさえ越えられれば」の杉山があと一息で転がり落ちたのも、一死一三塁から8番川本に出した四球が大きな原因。さらに6回ウラの決勝点も殊勲打の矢野の前に、桜井が冷静に見極めて四球を取ったから生まれたものだ。
四球ほど、投手を「後悔」の渦巻きに引きずり込み、守っている野手に失点の不安を感じさせ、次の打者に失投を呼び込むものはない。四球を奪うことで、次の打者との信頼、繋がりが強くなる。だから杉山はかわそうとした四球が命取りになっちゃった。
今日も打者はストライクを強く振って行こう。投手は、強気でストライクを稼いで、勝負球も強気でコーナーを攻めて行こう。今日も真正面から強く圧力をかけて行こう。
予定通り桟原を登録。
二軍では能見が8回被安打4の好投、玉置が締めて完封リレー。桧山がスタメン右翼で3の0。
2回ウラの3点先制は、タイガース強い!と感じさせる攻撃。金本四球、林右前ヒットの無死一二塁から、桜井に「打て」でセンター前。ライナー性で遊撃宮本の右を破る。今日も金本の好走塁。好走塁というよりも頭の準備の問題だね。ライナー性だから、もし宮本がスーパーキャッチをしたらゲッツーになっちゃうから、一歩目は二塁ベースへの戻りにしなきゃ仕方ない、しかし抜ける可能性が高いのはわかっているから、即その一歩目で踏ん張って反転、素速いターンで本塁を目指す。青木の守備位置が右よりだったのもあるが、この処理が素速いから、いったん戻った後でも突入のチャンスを確保できる。バックホームの間に三塁を取った林も良い走塁。ここのところ林の好走塁が目立つ。
一点先制、なお無死一三塁から、矢野二ゴロの間に林生還。S先発の石井一が打球をグラブで弾いて、タイガースにとってラッキーバウンドになる。2−0となって、なお一死二塁。関本がまた気持ち良いバッティング、内に切れ込む半速球を強く叩いて三遊間をあっという間に破る美しい打球。一死一三塁。杉山にも「打て」。当てるのは上手い方だが、逆に併殺のリスクも心配なところ。しかしまったく迷いなく「無策」を選択。高いバウンドの三ゴロは併殺にならず3点目ゲット。下位打線でアウトをやりながら加点していく。多分にラッキーが重なっているが、そういう状態を強いという(笑)。
先発石井一、二番手の高井とも、左打者にとって打ちにくい投手。かつての球速はなくなっているが、球の出所を隠す巧みなフォームから、曲がりの大きなスライダーを投げてくるから、どうしても右肩が先に開いちゃう。うまく捉えたと思っても、やっぱり微妙に開きが早くなって打球に力が乗らない。
でも林という打者はそういう球の軌道による錯覚を受けにくい打者だと思う。特に他が打ちにくそうにする左投手には、意識的に開きを我慢して、タイミングだけ合わせてベース上の一点で捉えに行く。あえてボールの軌道を追わずに、ベース上の到達点を予測して叩くようなイメージ。林の2安打が先制点、決勝点を呼び込んだ。
久々のジェフはまったく問題なし。ラスト藤川もアンラッキー二塁打の無死二塁を落ち着いて凌いだ。わかっちゃいるけど、強いね、やっぱり。
今が貯金の稼ぎ時とばかりに、同点の6回から久保田に2イニング行かせたが、そろそろ安定軌道に乗せてきたら、基本的に久保田も1回の縛りを入れた方が良い。強いのは間違いないんだけどさ。それくらいの余裕は作っていい時期だ。
今さらって感じだけど、四球が明暗を分けた試合だ。2回ウラの先制も2−1と追い込まれてから金本がよく我慢した四球から。5回表、「ここさえ越えられれば」の杉山があと一息で転がり落ちたのも、一死一三塁から8番川本に出した四球が大きな原因。さらに6回ウラの決勝点も殊勲打の矢野の前に、桜井が冷静に見極めて四球を取ったから生まれたものだ。
四球ほど、投手を「後悔」の渦巻きに引きずり込み、守っている野手に失点の不安を感じさせ、次の打者に失投を呼び込むものはない。四球を奪うことで、次の打者との信頼、繋がりが強くなる。だから杉山はかわそうとした四球が命取りになっちゃった。
今日も打者はストライクを強く振って行こう。投手は、強気でストライクを稼いで、勝負球も強気でコーナーを攻めて行こう。今日も真正面から強く圧力をかけて行こう。