2005.03.14 Monday
右肩関節唇損傷の的場選手は、手術なしで治療するそうだ。比較的軽傷だったということだろう。今季絶望とまではいかない様子なので、一安心。
一方、金澤投手が右ひじを手術するという。詳細は入院後とのことだ。
ここ数年、リードされた展開でのロングリリーフや、谷間を埋める先発起用で活躍してきた金澤だが、今季は先発ローテ入りを狙っていた。大変残念な事態だが、手術したタイガースの投手は、みんな大きくなって帰ってきている。がんばれ!
桟原、江草両投手がインフルエンザで離脱…。たった一度の風邪ひきも、時と場合によっては痛恨の出来事となる。さぁ、なんだかまた急に台所がせわしなくなってきた…。
3/13対巨人オープン戦(甲子園)は途中中断するほどの吹雪の中行われた。このような悪天候の中では、ピッチングもバッティングも守備も走塁も、まずは「ケガをしないように」ということが第一になる。また白い雪が舞っていては白球は見づらく、集中も落ちる。この日、各選手が残した成績そのものは「参考記録」程度にとどめるべき。それでも、「悪天候の練習」という高い意識で取り組んだ者や、残り少ないアピールの場に、そんなことは言ってられない者は、やはりそれなりの結果を残すものだ。いつでも積極的な走塁の赤星、一軍入りのチャンスを必死で獲りに行っている橋本がそんな感じ。まずは両軍ケガもなく9回までこなせて観衆も満足、良かった良かった。
3番手で7回から登板した中村泰投手。味方のまずい守備でピンチがやってくる。
抑えなければ…ああ、またこんなこと考えちゃダメだ、ああストライクが入らない…ああ、ダメだ…。
結局この回、被安打1ながら、1つの押し出しを含む3与四球で2失点。悪い時の泰投手がついに出てしまった。スタンドからもれるタメ息の中、パニックに陥っていく泰投手の心情が手に取るようにわかった。
巨人打線も主力は早々に下がっている。必死な若手たちとは言え、この悪天候の中、結果なんてどっちでも良い。ただ淡々とストライクを投げれば良かったのに…。やっぱりなんにも変わっちゃいないのか…。
それでも予定の2イニングス目、泰投手は気を取り直して投げた。三者凡退だった。
「ヤス(中村泰)もこの前は先発で、きょうはリリーフで登板して、最初にエラー絡みで失点したけど、次の回は3人で抑えた。またいいイメージで投げられる。修正ができている。去年までならズルズルといってたが、次の回を3人で抑えたのが一番大きい。成長しとるよ、ヤスにしてもな」
岡田監督の試合後インタビューだ。みんなで、この好素材をモノにしようと本当に一所懸命だ。そして岡田監督のこの談話に、監督としての成長も感じる。
一方、金澤投手が右ひじを手術するという。詳細は入院後とのことだ。
ここ数年、リードされた展開でのロングリリーフや、谷間を埋める先発起用で活躍してきた金澤だが、今季は先発ローテ入りを狙っていた。大変残念な事態だが、手術したタイガースの投手は、みんな大きくなって帰ってきている。がんばれ!
桟原、江草両投手がインフルエンザで離脱…。たった一度の風邪ひきも、時と場合によっては痛恨の出来事となる。さぁ、なんだかまた急に台所がせわしなくなってきた…。
3/13対巨人オープン戦(甲子園)は途中中断するほどの吹雪の中行われた。このような悪天候の中では、ピッチングもバッティングも守備も走塁も、まずは「ケガをしないように」ということが第一になる。また白い雪が舞っていては白球は見づらく、集中も落ちる。この日、各選手が残した成績そのものは「参考記録」程度にとどめるべき。それでも、「悪天候の練習」という高い意識で取り組んだ者や、残り少ないアピールの場に、そんなことは言ってられない者は、やはりそれなりの結果を残すものだ。いつでも積極的な走塁の赤星、一軍入りのチャンスを必死で獲りに行っている橋本がそんな感じ。まずは両軍ケガもなく9回までこなせて観衆も満足、良かった良かった。
3番手で7回から登板した中村泰投手。味方のまずい守備でピンチがやってくる。
抑えなければ…ああ、またこんなこと考えちゃダメだ、ああストライクが入らない…ああ、ダメだ…。
結局この回、被安打1ながら、1つの押し出しを含む3与四球で2失点。悪い時の泰投手がついに出てしまった。スタンドからもれるタメ息の中、パニックに陥っていく泰投手の心情が手に取るようにわかった。
巨人打線も主力は早々に下がっている。必死な若手たちとは言え、この悪天候の中、結果なんてどっちでも良い。ただ淡々とストライクを投げれば良かったのに…。やっぱりなんにも変わっちゃいないのか…。
それでも予定の2イニングス目、泰投手は気を取り直して投げた。三者凡退だった。
「ヤス(中村泰)もこの前は先発で、きょうはリリーフで登板して、最初にエラー絡みで失点したけど、次の回は3人で抑えた。またいいイメージで投げられる。修正ができている。去年までならズルズルといってたが、次の回を3人で抑えたのが一番大きい。成長しとるよ、ヤスにしてもな」
岡田監督の試合後インタビューだ。みんなで、この好素材をモノにしようと本当に一所懸命だ。そして岡田監督のこの談話に、監督としての成長も感じる。