自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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惜しい大敗
関本の二塁手連続守備機会セ・リーグ記録が804で途切れてしまった。
プレー自体は一二塁間を破ってタイムリーヒットという打球に飛びついて、起きあがって投げた送球がわずかに逸れ、ベースカバー桟原捕れず…というもので、この点差の中では紙一重の良いプレーだったと思う。
良いんだよ、そんな記録気にしなくて。エラーしないために守ってるわけじゃないんだから。投手を助けるために守っているんだからね。今まで通り、頭使って、体張って、いっぱいいっぱいのプレーして。それなら時にエラーもOKだ。


杉山も気にしないこと。打たれるのはOK、その行き先がツイてなかったんだからしゃあない。次、甲子園のカープ戦もグイグイ攻め気を出してガンバレ。
ダーウィンも杉山と一緒で変化球が上ずっていたけど、まずは試し登板が済んで良かった。
渡辺は直球、スライダー、抜き球、全部良くて、安心して見ていられる内容だった。
桟原は先頭への四球から崩れてしまったが、まあそんな日もあるさ。みんなドラゴンズ戦、しっかり頼むよ。

最後に玉置が今季初登板。緊張してたねぇ。そんな場面ちゃうやんと言ったって、そら無理もないよな。速球はなかなか走ってくれないし、制球はまとまらないし、苦労のマウンドだった。だんだん腕が振れてくると、まあコントロールはともかく、スライダーの変化が大きいところも出たし、最後の方は速球にも「らしさ」が見えた。とにかく、順位の決まっていない8月に、狩野とのバッテリーで、スワローズ上位打線を1回無四球でゼロに抑えたんだから、大きな自信にして良い。今後の処遇に注目だが、この1枠はそろそろ野手に当てた方が良いと個人的には思う。



いやあ、それにしても惜しい試合だった。あとちょっとだったんだけど、ツイてなかった。
唯一グライシンガーがイライラしていた5回表。0−5のビハインド。セNo.1投手なんだからセーフティリードのはずなのに、前々日のこともあるからどちらのチームもそうは思っていない。もしこの5回に2点でも返せれば試合はまだわからない、いや、もしそうなったらたぶんタイガースが勝つだろうと思っている。
グライシンガーは左打者の外角に逃げながら沈むチェンジアップが決め球。見極めにくい投球フォームから、直球、、チェンジアップ、スライダー(カットボール)、カーブを投げ分けてくる。ただ左右逆だが元タイガースの井川が左打者にチェンジアップを投げなかったのと同様、グライシンガーは右打者にチェンジアップを投げたがらない。そこで直球のコントロールに神経質になる、ことがある。ごく希に(笑)。この5回表がそうだった。先頭の矢野を2−0と追い込みながら、4つ続けて直球を見極められ四球。
そして続く関本が久しぶりに関本らしい働き。追い込まれるまでは甘い球を狙いに行って、追い込まれてからは変化球にタイミングを合わせて、甘い球が来るまでファールで逃げる構え。直球はギリギリで合わせ、厳しい変化球には待って待ってくらいつく。10球目のカーブを見切って2−3にすると、さすがのグライシンガーも、もうたまらんとど真ん中に直球を投げてきた。この球を遊ゴロ(バウンドが変わりアウトは一塁のみ)にしてしまうのが現時点での関本と桜井の差ではあるのだが、少なくとも次打者への繋ぎとしては申し分ない場作りだった。本当はなんとか四球で出て欲しかったんだけどね。
一死二塁で、代打桧山。もうこっちは2ランHRを打つものと思っている(笑)。そんなアホな(笑)。だけどグライシンガーも、ここでもし2ラン打たれたら、この5点リードが危うくなるとわかっているから、チェンジアップがうまく抜けない。2−2から低めの直球、打球は上がらなかったが一直線に投手の足元を抜き、二遊間を破るタイムリーヒット。来た来た、桧山来た!もう今から甲子園で桧山がコールされる瞬間が待ち遠しくてならないよ。またそのコールと歓声だけでうるっと来ちゃうかも(笑)。
でもこれで1−5。スワローズにとってみれば、ここで切れればなんてことない。なんたって投げてるのがグライシンガーなんだからね。一死一塁で鳥谷。あの日の追撃の2ランHR以来、良い当たりが出ていないが、ボールの見逃し方は好調時のもの。あるよあるよ。命からがらチェンジアップを見切って見切ってカウント2−3。直球だけ待つ訳にはいかない。6球目外角直球に反応して鳥谷スペシャル、バットを振り下ろし左からの押し込みが効く、打球は低いライナーでレフトポールに一直線、右か左か、わずかにファール。ああ惜しい!いったいあとコンマゼロ何秒反応が早ければ良かったと言うのだ。ぬぅぉぅ。
と、まあ惜しかったのはここまで(笑)。肝を冷やした捕手福川が投手に駆け寄って打ち合わせ、次の球は同じ速球を内角へ。さすがに打ち合わせを経て、前よりチェンジアップへの意識が高くなっているし、バットの出にくい内角だからまんまと空振り三振(スタートを切った桧山は二盗成功)。二死をとって脈拍も下がったグライシンガーは赤星を打ち取って、唯一のほころびを1点で凌ぐ。ここらあたりの勝負は面白かったと思うよ。

さて、もう終わったことは関係ない。
----------スパっ!----------
いよいよ今年最後のナゴド3つ。首位攻防戦は得意の空中戦に持ち込んだGが勝ち越し。Dは朝倉、小笠原、中田(順番はわからん)という若い先発陣で来るのだろう。こっちは下柳、能見、ボーグルソン(こっちも順番はわからん)か。まずは先発が頑張って、ロースコアゲーム(少なくとも向こうは)にまとめないとね。あとはどうやって点を奪うか。ナゴドの戦いが今年の大きなテーマだったのだから、その集大成を見せてくれよな。
Go!タイガース!

Posted by torao at 08:29 | comments(11)
[育成]玉置
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今年最後のナゴド。

もうこれで最後かというのが寂しいですが
今年は嬉しい場面を一杯見せてくれたので
チームへの感謝の気持ちを込めて
今日も目一杯応援してきます。

鬼門を払拭したナゴド。
名古屋の気温に負けない熱い戦いを期待します。

さあ行くぜ!!先ずはナゴド通年勝ち越し!!
| たに | 2007/08/24 8:41 AM |
無失策記録、気持ち的には桟原にエラーつけてほしかったけど、しゃあないですねぇ。。
おしゃられる通りエラーしないために守ってるわけじゃないんで、とてもいいプレーだったと思いました。

実は、今日は驚くほど内容が被って焦っているのですが(笑)5回表しか際立ったところがなかったというのもあるけど。。。
関本やったと思います。あの感じこそ関本が関本たる所以で、相手が最も恐れる関本の姿だろうと、鳥谷が一番におる意味が物凄く出てくるし。
ナゴヤドームでもあの関本の姿が見たいですね!

で、toraoさんも再三おっしゃられているように「玉置枠」については、ぼくも野手を、どうしても赤松をって思っちゃいます(笑)
もちろん玉置が登板できて良かったですが、優勝をにらんだ場合に勝負どころの代走がいてほしいなとは思いますもんね。

それか、もしかしたら今岡用に一枠あけた状態にしてるんですかね?

久々に仕事休みなので、ちょっと余裕できたのでコメントしてみました◎

中日戦、楽しみ〜!!
| コーチ | 2007/08/24 9:17 AM |
toraoさん、おはようございます。

昨日の終盤はいろんなところからスパスパ空気が抜ける音が聞こえたんですが、
あれは「スパっ!」とナゴドに気持ちを切り替える音だったんですね。

そんな中で玉置&狩野はなんとかかんとかよく抑えたと思います。
やはりブルペン&ベンチ見学だけでは実戦感覚は養えないですよね。
大事な時期だけど、だからこそもっと機会を与えてほしいです。

さぁそのナゴドですが、相手は朝倉−小笠原−中田でしょうか。
今節の先発ローテーションには落合中日のCS戦略を感じます。
今期ほとんどT戦登板のない3人との対戦はウチにとってもいい機会ですね。

がんばれ能見!チャンスやぞ!
| ume | 2007/08/24 9:43 AM |
一軍枠28人のうち、一席は常に「チャレンジ枠」として保持しておくのもいいですね。
ならば次は玉置に代わって大和あたりを二週間くらい座らせましょうか。
フレッシュな楽しみが増えますよ。^^
| いわほー | 2007/08/24 12:49 PM |
to たにさま
前回ナゴドの3タテが、両チームの選手にどう影響するのでしょう。楽しみであり、やっぱりちょっと怖くもありの3連戦が始まりますね。楽しんで来て下さい。

to コーチさま
そうなんですよ。桟原の足が遅いからこんなことになっちゃって(笑)。
Dは若くて勢いのある投手が来ます。是非とも重圧をかけて、不安にさせるような攻撃を加えて欲しいと思っています。そのためには、関本の長時間打席に居続ける攻撃は必要不可欠だと思います。
ベンチ入りメンバーそれぞれにシナリオを書いていそうな岡田監督(または何も考えていない岡田監督、本気でどっちだかわからないw)のことですから、これからどういう一二軍入替をしていくのか、これまた楽しみです。

to umeさま
いえ、あれはまがうことなく息抜きしてる音です(笑)。
玉置、どうせなら若い回で使った方が、逆に思い切りが出たと思うんですよね。「ここならプレッシャーないだろ?」なんていうところだと、かえってまたそれがプレッシャーになるもんです(笑)。「どうだプレッシャーかかるだろ?」ってところだと、「なあに、どうってことねえや!えいっ!」てなもんです(笑)。

to いわほーさま
大和は、星野ジャパン胴上げに貢献したようで、少しだけ大きくなって帰って来るかも知れませんね。それも楽しいかも知れません。
| torao | 2007/08/24 1:16 PM |
関本が打席で1球ずつ両手のグローブのマジックテープをベリベリッとはがしてまたとめる…
これ好きなんですが、打席によってベリベリやる時とやらない時があるのは何故でしょう?
緊張してない時(ここ一番じゃない時)はやってないような気が…
| とらみ | 2007/08/24 1:46 PM |
杉山は、いずれも甘々の失投を打たれましたね。
やはり、3タテは簡単にはできません。

失投をのがさず仕留めたユウイチ。まったく知らない選手でしたが、一軍昇格→即、ヒーローというウチのウリをパクられました。

----------スパっ!----------
| 一虎ファン | 2007/08/24 2:04 PM |
やっぱり、落合竜は朝倉・小笠原・中田をぶつけてくるみたいですね。
こんな時こそ積極的な攻撃を!

昨日は確かに何かもう一つ有れば展開も違ってたかも。
でも、それをさせなかった相手を褒めるしかないのかも。
桧山のタイムリーと玉置の登板が見れただけでも…ね。

さぁ、甲子園帰還前、そして今期最後のナゴド。
妖術粉砕と行きますか!
| 西田辺 | 2007/08/24 5:55 PM |
昨日今日と見ると、玉置が残ってさじーが落ちてもおかしくないかも。
| のののー | 2007/08/24 10:31 PM |
to とらみさま
細かすぎてわかりません(笑)。本人に聞いて下さい。まあ集中していると出るクセなんでしょうね。

to 一虎ファンさま
一軍即ヒーローのブームは尾形に継承されました。

to 西田辺さま
そっくりな試合をナゴドでもやっちゃいまいしたねぇ。

to のののーさま
確かに。玉置はやっぱりハートが強そうですね。
| torao | 2007/08/25 9:10 AM |
この試合で、もっとも印象に残ったのは、高卒2年目の玉置投手だ。入団時には、俊足強肩、打撃センスの良さから、打者としての適性も有望視された逸材。180cm70kgとひょろひょろだった体型も181cm74kgとたくましくなってきた。
| http://www.basket-comminge.fr | 2015/10/23 4:44 PM |

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