2007.08.24 Friday
プレー自体は一二塁間を破ってタイムリーヒットという打球に飛びついて、起きあがって投げた送球がわずかに逸れ、ベースカバー桟原捕れず…というもので、この点差の中では紙一重の良いプレーだったと思う。
良いんだよ、そんな記録気にしなくて。エラーしないために守ってるわけじゃないんだから。投手を助けるために守っているんだからね。今まで通り、頭使って、体張って、いっぱいいっぱいのプレーして。それなら時にエラーもOKだ。
杉山も気にしないこと。打たれるのはOK、その行き先がツイてなかったんだからしゃあない。次、甲子園のカープ戦もグイグイ攻め気を出してガンバレ。
ダーウィンも杉山と一緒で変化球が上ずっていたけど、まずは試し登板が済んで良かった。
渡辺は直球、スライダー、抜き球、全部良くて、安心して見ていられる内容だった。
桟原は先頭への四球から崩れてしまったが、まあそんな日もあるさ。みんなドラゴンズ戦、しっかり頼むよ。
最後に玉置が今季初登板。緊張してたねぇ。そんな場面ちゃうやんと言ったって、そら無理もないよな。速球はなかなか走ってくれないし、制球はまとまらないし、苦労のマウンドだった。だんだん腕が振れてくると、まあコントロールはともかく、スライダーの変化が大きいところも出たし、最後の方は速球にも「らしさ」が見えた。とにかく、順位の決まっていない8月に、狩野とのバッテリーで、スワローズ上位打線を1回無四球でゼロに抑えたんだから、大きな自信にして良い。今後の処遇に注目だが、この1枠はそろそろ野手に当てた方が良いと個人的には思う。
いやあ、それにしても惜しい試合だった。あとちょっとだったんだけど、ツイてなかった。
唯一グライシンガーがイライラしていた5回表。0−5のビハインド。セNo.1投手なんだからセーフティリードのはずなのに、前々日のこともあるからどちらのチームもそうは思っていない。もしこの5回に2点でも返せれば試合はまだわからない、いや、もしそうなったらたぶんタイガースが勝つだろうと思っている。
グライシンガーは左打者の外角に逃げながら沈むチェンジアップが決め球。見極めにくい投球フォームから、直球、、チェンジアップ、スライダー(カットボール)、カーブを投げ分けてくる。ただ左右逆だが元タイガースの井川が左打者にチェンジアップを投げなかったのと同様、グライシンガーは右打者にチェンジアップを投げたがらない。そこで直球のコントロールに神経質になる、ことがある。ごく希に(笑)。この5回表がそうだった。先頭の矢野を2−0と追い込みながら、4つ続けて直球を見極められ四球。
そして続く関本が久しぶりに関本らしい働き。追い込まれるまでは甘い球を狙いに行って、追い込まれてからは変化球にタイミングを合わせて、甘い球が来るまでファールで逃げる構え。直球はギリギリで合わせ、厳しい変化球には待って待ってくらいつく。10球目のカーブを見切って2−3にすると、さすがのグライシンガーも、もうたまらんとど真ん中に直球を投げてきた。この球を遊ゴロ(バウンドが変わりアウトは一塁のみ)にしてしまうのが現時点での関本と桜井の差ではあるのだが、少なくとも次打者への繋ぎとしては申し分ない場作りだった。本当はなんとか四球で出て欲しかったんだけどね。
一死二塁で、代打桧山。もうこっちは2ランHRを打つものと思っている(笑)。そんなアホな(笑)。だけどグライシンガーも、ここでもし2ラン打たれたら、この5点リードが危うくなるとわかっているから、チェンジアップがうまく抜けない。2−2から低めの直球、打球は上がらなかったが一直線に投手の足元を抜き、二遊間を破るタイムリーヒット。来た来た、桧山来た!もう今から甲子園で桧山がコールされる瞬間が待ち遠しくてならないよ。またそのコールと歓声だけでうるっと来ちゃうかも(笑)。
でもこれで1−5。スワローズにとってみれば、ここで切れればなんてことない。なんたって投げてるのがグライシンガーなんだからね。一死一塁で鳥谷。あの日の追撃の2ランHR以来、良い当たりが出ていないが、ボールの見逃し方は好調時のもの。あるよあるよ。命からがらチェンジアップを見切って見切ってカウント2−3。直球だけ待つ訳にはいかない。6球目外角直球に反応して鳥谷スペシャル、バットを振り下ろし左からの押し込みが効く、打球は低いライナーでレフトポールに一直線、右か左か、わずかにファール。ああ惜しい!いったいあとコンマゼロ何秒反応が早ければ良かったと言うのだ。ぬぅぉぅ。
と、まあ惜しかったのはここまで(笑)。肝を冷やした捕手福川が投手に駆け寄って打ち合わせ、次の球は同じ速球を内角へ。さすがに打ち合わせを経て、前よりチェンジアップへの意識が高くなっているし、バットの出にくい内角だからまんまと空振り三振(スタートを切った桧山は二盗成功)。二死をとって脈拍も下がったグライシンガーは赤星を打ち取って、唯一のほころびを1点で凌ぐ。ここらあたりの勝負は面白かったと思うよ。
さて、もう終わったことは関係ない。
----------スパっ!----------
いよいよ今年最後のナゴド3つ。首位攻防戦は得意の空中戦に持ち込んだGが勝ち越し。Dは朝倉、小笠原、中田(順番はわからん)という若い先発陣で来るのだろう。こっちは下柳、能見、ボーグルソン(こっちも順番はわからん)か。まずは先発が頑張って、ロースコアゲーム(少なくとも向こうは)にまとめないとね。あとはどうやって点を奪うか。ナゴドの戦いが今年の大きなテーマだったのだから、その集大成を見せてくれよな。
Go!タイガース!
良いんだよ、そんな記録気にしなくて。エラーしないために守ってるわけじゃないんだから。投手を助けるために守っているんだからね。今まで通り、頭使って、体張って、いっぱいいっぱいのプレーして。それなら時にエラーもOKだ。
杉山も気にしないこと。打たれるのはOK、その行き先がツイてなかったんだからしゃあない。次、甲子園のカープ戦もグイグイ攻め気を出してガンバレ。
ダーウィンも杉山と一緒で変化球が上ずっていたけど、まずは試し登板が済んで良かった。
渡辺は直球、スライダー、抜き球、全部良くて、安心して見ていられる内容だった。
桟原は先頭への四球から崩れてしまったが、まあそんな日もあるさ。みんなドラゴンズ戦、しっかり頼むよ。
最後に玉置が今季初登板。緊張してたねぇ。そんな場面ちゃうやんと言ったって、そら無理もないよな。速球はなかなか走ってくれないし、制球はまとまらないし、苦労のマウンドだった。だんだん腕が振れてくると、まあコントロールはともかく、スライダーの変化が大きいところも出たし、最後の方は速球にも「らしさ」が見えた。とにかく、順位の決まっていない8月に、狩野とのバッテリーで、スワローズ上位打線を1回無四球でゼロに抑えたんだから、大きな自信にして良い。今後の処遇に注目だが、この1枠はそろそろ野手に当てた方が良いと個人的には思う。
いやあ、それにしても惜しい試合だった。あとちょっとだったんだけど、ツイてなかった。
唯一グライシンガーがイライラしていた5回表。0−5のビハインド。セNo.1投手なんだからセーフティリードのはずなのに、前々日のこともあるからどちらのチームもそうは思っていない。もしこの5回に2点でも返せれば試合はまだわからない、いや、もしそうなったらたぶんタイガースが勝つだろうと思っている。
グライシンガーは左打者の外角に逃げながら沈むチェンジアップが決め球。見極めにくい投球フォームから、直球、、チェンジアップ、スライダー(カットボール)、カーブを投げ分けてくる。ただ左右逆だが元タイガースの井川が左打者にチェンジアップを投げなかったのと同様、グライシンガーは右打者にチェンジアップを投げたがらない。そこで直球のコントロールに神経質になる、ことがある。ごく希に(笑)。この5回表がそうだった。先頭の矢野を2−0と追い込みながら、4つ続けて直球を見極められ四球。
そして続く関本が久しぶりに関本らしい働き。追い込まれるまでは甘い球を狙いに行って、追い込まれてからは変化球にタイミングを合わせて、甘い球が来るまでファールで逃げる構え。直球はギリギリで合わせ、厳しい変化球には待って待ってくらいつく。10球目のカーブを見切って2−3にすると、さすがのグライシンガーも、もうたまらんとど真ん中に直球を投げてきた。この球を遊ゴロ(バウンドが変わりアウトは一塁のみ)にしてしまうのが現時点での関本と桜井の差ではあるのだが、少なくとも次打者への繋ぎとしては申し分ない場作りだった。本当はなんとか四球で出て欲しかったんだけどね。
一死二塁で、代打桧山。もうこっちは2ランHRを打つものと思っている(笑)。そんなアホな(笑)。だけどグライシンガーも、ここでもし2ラン打たれたら、この5点リードが危うくなるとわかっているから、チェンジアップがうまく抜けない。2−2から低めの直球、打球は上がらなかったが一直線に投手の足元を抜き、二遊間を破るタイムリーヒット。来た来た、桧山来た!もう今から甲子園で桧山がコールされる瞬間が待ち遠しくてならないよ。またそのコールと歓声だけでうるっと来ちゃうかも(笑)。
でもこれで1−5。スワローズにとってみれば、ここで切れればなんてことない。なんたって投げてるのがグライシンガーなんだからね。一死一塁で鳥谷。あの日の追撃の2ランHR以来、良い当たりが出ていないが、ボールの見逃し方は好調時のもの。あるよあるよ。命からがらチェンジアップを見切って見切ってカウント2−3。直球だけ待つ訳にはいかない。6球目外角直球に反応して鳥谷スペシャル、バットを振り下ろし左からの押し込みが効く、打球は低いライナーでレフトポールに一直線、右か左か、わずかにファール。ああ惜しい!いったいあとコンマゼロ何秒反応が早ければ良かったと言うのだ。ぬぅぉぅ。
と、まあ惜しかったのはここまで(笑)。肝を冷やした捕手福川が投手に駆け寄って打ち合わせ、次の球は同じ速球を内角へ。さすがに打ち合わせを経て、前よりチェンジアップへの意識が高くなっているし、バットの出にくい内角だからまんまと空振り三振(スタートを切った桧山は二盗成功)。二死をとって脈拍も下がったグライシンガーは赤星を打ち取って、唯一のほころびを1点で凌ぐ。ここらあたりの勝負は面白かったと思うよ。
さて、もう終わったことは関係ない。
----------スパっ!----------
いよいよ今年最後のナゴド3つ。首位攻防戦は得意の空中戦に持ち込んだGが勝ち越し。Dは朝倉、小笠原、中田(順番はわからん)という若い先発陣で来るのだろう。こっちは下柳、能見、ボーグルソン(こっちも順番はわからん)か。まずは先発が頑張って、ロースコアゲーム(少なくとも向こうは)にまとめないとね。あとはどうやって点を奪うか。ナゴドの戦いが今年の大きなテーマだったのだから、その集大成を見せてくれよな。
Go!タイガース!