2007.10.09 Tuesday
どちらを応援するということもなく見ていたのだが、いつの間にか「ホークス目線」で見ているのに気付く。まあおそらくウチも3位として相当なアウェー状態の中でやらなきゃならないという気持ちからだろうか。あるいは、H、Mともに日本シリーズでやられたチームなのだが、同じ次元で好勝負したHに対しては「同類の親しみ」を感じ、ただ深い悲しみだけを味わわされたMに対しては「癒えない恐れ」を感じるからだろうか。本当にどっちにも精一杯のプレーを期待しているだけなんだけど、「どうしたホークス」「どうした斉藤和巳」そんな感じで見ていた。
そうだよな。去年のプレーオフは、完全に「ただ」見ていたんだけど、今年はもうすぐそれを自分らがやるという前提で見ているんだな。だから恐ろしくてしょうがない。バント処理をあせって先制点を許し、さらに心が揺れるままに失点を重ねた俊介が、虎の選手に見えちゃうし、明らかにシュート回転してしまう直球に焦りながら、ストライクを取れない斉藤もタイガースの投手に見えちゃう(笑)。その一方で、懸命に走るベニーや素晴らしいセーフティバントを決めた西岡、なかなかアウトにならないマリーンズの各選手、さらにはまさかのタイムリーを打ったホークス的場など、活躍する選手は全部ドラゴンズの選手に見えちゃう(笑)。
力の均衡がグラッと崩れる時は、たいがいこういう弱気の心理にとらわれた時。試合が進むにつれて、尻上がりに調子を上げる渡辺俊介、当たりが出なくなるH打線、徐々に打席での重圧を加えていくM打線、決して逃げてはいないのだがその切っ先でひるみが見られるH投手陣。一つ一つの勝負において、そこにあるのはほんの僅かな差と違い。
さてそれが何なのか。それがわかれば苦労はしないよな。ただとにかく「短期決戦に弱い」という概念と戦わなければならない事態は避けたい。ホークスの野球は決して「短期決戦に弱い」という質のものではないと思う。短期決戦に特化したした戦術に注力していないかもしれないが、それが短期決戦での強弱に影響するかどうかもわからない。そんなことより「短期決戦に弱い」という言葉が意識に刷り込まれることの方がよほど恐ろしい。
クラシリという形がいつまで継続されるかはわからないが、ポストシーズンという考え方は今後も廃ることはないだろう。07季、好発進して「短期決戦に強い虎」という成功体験を得たいものだ。イメージは今季9/7の東京ドーム。ソロHR攻勢にシングル&重圧四球で徹底抗戦したあの試合。あれをできるチームが決戦に弱いはずないんだから!
そうだよな。去年のプレーオフは、完全に「ただ」見ていたんだけど、今年はもうすぐそれを自分らがやるという前提で見ているんだな。だから恐ろしくてしょうがない。バント処理をあせって先制点を許し、さらに心が揺れるままに失点を重ねた俊介が、虎の選手に見えちゃうし、明らかにシュート回転してしまう直球に焦りながら、ストライクを取れない斉藤もタイガースの投手に見えちゃう(笑)。その一方で、懸命に走るベニーや素晴らしいセーフティバントを決めた西岡、なかなかアウトにならないマリーンズの各選手、さらにはまさかのタイムリーを打ったホークス的場など、活躍する選手は全部ドラゴンズの選手に見えちゃう(笑)。
力の均衡がグラッと崩れる時は、たいがいこういう弱気の心理にとらわれた時。試合が進むにつれて、尻上がりに調子を上げる渡辺俊介、当たりが出なくなるH打線、徐々に打席での重圧を加えていくM打線、決して逃げてはいないのだがその切っ先でひるみが見られるH投手陣。一つ一つの勝負において、そこにあるのはほんの僅かな差と違い。
さてそれが何なのか。それがわかれば苦労はしないよな。ただとにかく「短期決戦に弱い」という概念と戦わなければならない事態は避けたい。ホークスの野球は決して「短期決戦に弱い」という質のものではないと思う。短期決戦に特化したした戦術に注力していないかもしれないが、それが短期決戦での強弱に影響するかどうかもわからない。そんなことより「短期決戦に弱い」という言葉が意識に刷り込まれることの方がよほど恐ろしい。
クラシリという形がいつまで継続されるかはわからないが、ポストシーズンという考え方は今後も廃ることはないだろう。07季、好発進して「短期決戦に強い虎」という成功体験を得たいものだ。イメージは今季9/7の東京ドーム。ソロHR攻勢にシングル&重圧四球で徹底抗戦したあの試合。あれをできるチームが決戦に弱いはずないんだから!