2007.10.11 Thursday
どちらの応援をするでもなく、ただの野球ファンとして楽しんだクラシリパその1決戦、面白い勝負だった。
監督は、日本の厳格な父vsアメリカの愉快なパパ。やり方、考え方の違いは大きくあるけれど、力に差があるとは思わない。チーム作りも大きく違うが、差はほとんどない。その個性のぶつかり合いが、時に「相性」となってしまうように思えるのだ。
印象としては、自分を強く見せることに長けているのがマリーンズ、また自分を強いと思い込むのが上手いのがマリーンズ、そしてそう思わせる最強の器が千葉マリンスタジアムとファン。そのそれぞれにおいて、王監督の個性がバレンタイン監督の個性に飲み込まれてしまったように思う。
先発投手は、アメリカのパワーvs日本の技術。レギュラーシーズン通りの結果となった。この日の成瀬がいつもどおりなのかわからないのだが、交流戦で見た時と同様、他とレベルの違う投球をしているなぁと思った。「ボールが高い」「浮いている」というのを「悪」として扱う一般レベルの遙か上。全球種内外の出し入れは当たり前、低めの変化球の軌道を出し入れするのも当たり前。高めの直球でストライクとボールを出し入れする。こんな自信満々にストライクゾーンをあらゆる方向で出し入れしようという投手はそうはいないだろう。すくなくとも私が普段見ているセの投手では思い当たらない。
さらに制球力だけじゃなく、投球フォームの完成度がまた凄い。出どこを見せない、球種を見破らせない。まさしく技術力の勝利。技術が先にあり、精神がついてきて、さらに技術が向上するというジャパニーズドリームスパイラル。ホント凄いと思うよ。
H5安打、M6安打。勝負の分かれ目になったのは西岡の四球、そしてその後の連続四球を呼ぶ走者西岡の圧力。しかしそれより先にあったのは、「難攻不落」成瀬の圧力。後で振り返れば、たとえ僅かな差だとしても、明かな差があったとしか言いようがない。
6球団による「日本一」への頂上争い、まず一つ鷹が姿を消した。次に消えるのは竜か虎か。ああ負けたくない!ああ勝ちたい!負けるんじゃねえぞ!勝てよ!
監督は、日本の厳格な父vsアメリカの愉快なパパ。やり方、考え方の違いは大きくあるけれど、力に差があるとは思わない。チーム作りも大きく違うが、差はほとんどない。その個性のぶつかり合いが、時に「相性」となってしまうように思えるのだ。
印象としては、自分を強く見せることに長けているのがマリーンズ、また自分を強いと思い込むのが上手いのがマリーンズ、そしてそう思わせる最強の器が千葉マリンスタジアムとファン。そのそれぞれにおいて、王監督の個性がバレンタイン監督の個性に飲み込まれてしまったように思う。
先発投手は、アメリカのパワーvs日本の技術。レギュラーシーズン通りの結果となった。この日の成瀬がいつもどおりなのかわからないのだが、交流戦で見た時と同様、他とレベルの違う投球をしているなぁと思った。「ボールが高い」「浮いている」というのを「悪」として扱う一般レベルの遙か上。全球種内外の出し入れは当たり前、低めの変化球の軌道を出し入れするのも当たり前。高めの直球でストライクとボールを出し入れする。こんな自信満々にストライクゾーンをあらゆる方向で出し入れしようという投手はそうはいないだろう。すくなくとも私が普段見ているセの投手では思い当たらない。
さらに制球力だけじゃなく、投球フォームの完成度がまた凄い。出どこを見せない、球種を見破らせない。まさしく技術力の勝利。技術が先にあり、精神がついてきて、さらに技術が向上するというジャパニーズドリームスパイラル。ホント凄いと思うよ。
H5安打、M6安打。勝負の分かれ目になったのは西岡の四球、そしてその後の連続四球を呼ぶ走者西岡の圧力。しかしそれより先にあったのは、「難攻不落」成瀬の圧力。後で振り返れば、たとえ僅かな差だとしても、明かな差があったとしか言いようがない。
6球団による「日本一」への頂上争い、まず一つ鷹が姿を消した。次に消えるのは竜か虎か。ああ負けたくない!ああ勝ちたい!負けるんじゃねえぞ!勝てよ!