2007.10.13 Saturday
試験前なんかもそうなんだけど、得意科目の方がドキドキしちゃうんだよね。ウチで言えば投手力。先発はまあね、できればのらりくらりと行ってほしいけど、自慢のリリーフ陣がね、いつものとおりやれるかどうか…ほんと、ドキドキしちゃう。ま、逆に打つ方はさ、なんていうかこう期待値が低い分、のびのび行けるというか(笑)。
ま、とにかく、記念すべきクラシリセ初戦を当事者として迎えることができて幸福だ。
チームの状態は良いみたい。和田コーチが言うには、練習の打球がぐんと良くなったって(リンク)。そうか、やっぱりこのチームはおっさんも多いから、まとまった休みがあると生き返るんじゃないかな。
雨もあって中5日休んだ交流戦明けは、15試合(D戦4&G戦6含む)を10勝5敗。その間の得点は、8,5,2,3,1,2,0,6,2,9,4,3,2,4,5(平均3.73)。
中5日休んだオールスター明けは、ナゴド3連勝から始まって15試合(D戦3&G戦3含む)を11勝3敗1分。その間の得点は8,8,3,5,2,9,4,3,6,6,7,4,2,15,2(平均5.60)。年間トータルの平均得点が3.60のチームだからかなり良い印象だ。どう?期待できるよね(笑)。
などと書いている本人が一番、でもそんなの関係ねえと思っているんだけど(笑)。だってさ、オーナーがいくら「あとがないですから頭から遮二無二いかなあきません。普段の野球をそのままやったらええんやだけでは通用しない(サンスポ)」とハッパをかけても、監督は「自分のところの野球をどれだけできるかしかないやろ(スポニチ)」と、いつもの調子を変えるでもなし(笑)。そうやって思いっきり油断させといて…なんてことがあるとも思えない。要するに「打つか打たんかそれだけよ。そらそうよグフフ」というワケさ(そう言えば最近「グフフ」の文字をすっかり見なくなったなぁw)。こっちも覚悟を決めるのみ。
今季の成績を見れば、星野ジャパンにTの野手が一人も呼ばれなかったのは仕方ないこと(台湾には一人呼ばれると思うけど)。だけど、このポストシーズン、私は彼らが打ちまくると思っているよ。不甲斐なさと向き合い、気持ちの整理をつけて、体調を整えて望んでくる。そして本当に持っている力で相手投手を怖がらせると信じている。
結局タイガースが勝ち続けている時は、鳥谷&赤星の出塁率が高い時だった。鳥谷、内野安打多かったよね。芯を食えば気持ちよく飛んで、芯を外せば野手泣かせの打球、きっとベストで打席に立てる。赤星もコンディションは上げているみたいだね。もし体さえ言うことをきいてくれるのなら、こんな選手じゃないんだから。一人で相手チーム全体を嫌がらせてしまう希有なプレーヤーなんだから。
桜井、林。後半不調と負傷に悩んだ二人がどう使われるのか。だいたいこの二人がチームを盛り上げていなかったら、タイガースは最下位争いのまま。いまごろはもう来年の話のみだ。東京ドームで打ちまくった桜井、嬉しかったよなぁ。打点を稼ぎまくった勝負強さ。形がしっかりしていたから難しい球をファールにできていた。戻っていれば強いよ。そして、絶好調の時の林の頼もしさ、変化球も左投手も克服していく成長スピードの速さ、わくわくした。ギリギリまで球を見極めて、最後の最後にバットのヘッドが出てくるスタイルが負傷の影響か見られなくなっているが、この大きな舞台でそれをどう克服するのか。またしても脅威の伸びのきっかけになるかもしれない。
アンディ・シーツ。来年の契約はなさそうだと言う。だけどすくなくとも去年、一昨年、チームをバット、ミット、精神、そして笑顔で引っ張ってくれた。右中間、左中間への大きい当たり。本当に良い時の勝負強さ、状況判断、全力疾走…。もう一度だけで良いから会心のアンディスマイルを見たいな。
関本に藤本。打って関本、守って藤本と言われながら、どちらもその力を発揮できなかったレギュラーシーズン。粘って流れを作る関本、一発守備のビッグプレーで流れを変えられる藤本。君らの力がそんなもんじゃないのは知っている。
葛城、高橋光、桧山、濱中。チームが苦しかった時、大事な試合を勝たせた代打陣。それぞれになやんで苦しんで、将来への希望を失いかけながらも煌めいた瞬間。でも本当の力はそんなもんじゃない。もっとデカイ仕事ができる。知ってるよ。
藤原、赤松。生きる道をしっかり持っているスペシャリスト。激しい闘志で試合に入り込んで、冷静な頭で自分の仕事だけを考えること。自分の能力の高さに自信を持って。
矢野、野口。打つ方は気楽に。ラッキーパンチ狙いでOKだ。リードを頼む。
今岡誠。義理堅い職人。二軍時代いつも励ましてくれた岡田監督を慕い、オレが歩かされたら頼むぞと信じてくれた金本の期待に応えたくて打ちまくり、自らの病を脇に置いて気にかけてくれる島野コーチを喜ばせたくてバットを振りまくる男。みんなが待っている。
金本知憲。誰にもわからない痛みを抱えながら全力疾走をやめない男。一言の弱音を吐くことも許されない男。自ら進んでその立場に身を置いた男。金本が打つことでこのチームは強くなり、金本が打てないことでまたこのチームは強くなる。負けている限り、金本が押し込めている感情が発露されることはない。皆で金本の魂を解放せよ。いや、金本自身の豪打で、自分の思いのたけを爆発させてくれ。
モヤモヤを吹き飛ばして喜ぶ選手たちの笑顔に、知らず知らず涙が頬を伝う。そんな試合を楽しみにしているよ!
言いたいことは山ほどある、まったくアレな監督だけど、選手たちの力を信じて、活躍したらベンチで手を叩いて大喜びしている。そんなおっさんの顔をたくさん見せてくれよ。
Go!タイガース!
ま、とにかく、記念すべきクラシリセ初戦を当事者として迎えることができて幸福だ。
チームの状態は良いみたい。和田コーチが言うには、練習の打球がぐんと良くなったって(リンク)。そうか、やっぱりこのチームはおっさんも多いから、まとまった休みがあると生き返るんじゃないかな。
雨もあって中5日休んだ交流戦明けは、15試合(D戦4&G戦6含む)を10勝5敗。その間の得点は、8,5,2,3,1,2,0,6,2,9,4,3,2,4,5(平均3.73)。
中5日休んだオールスター明けは、ナゴド3連勝から始まって15試合(D戦3&G戦3含む)を11勝3敗1分。その間の得点は8,8,3,5,2,9,4,3,6,6,7,4,2,15,2(平均5.60)。年間トータルの平均得点が3.60のチームだからかなり良い印象だ。どう?期待できるよね(笑)。
などと書いている本人が一番、でもそんなの関係ねえと思っているんだけど(笑)。だってさ、オーナーがいくら「あとがないですから頭から遮二無二いかなあきません。普段の野球をそのままやったらええんやだけでは通用しない(サンスポ)」とハッパをかけても、監督は「自分のところの野球をどれだけできるかしかないやろ(スポニチ)」と、いつもの調子を変えるでもなし(笑)。そうやって思いっきり油断させといて…なんてことがあるとも思えない。要するに「打つか打たんかそれだけよ。そらそうよグフフ」というワケさ(そう言えば最近「グフフ」の文字をすっかり見なくなったなぁw)。こっちも覚悟を決めるのみ。
今季の成績を見れば、星野ジャパンにTの野手が一人も呼ばれなかったのは仕方ないこと(台湾には一人呼ばれると思うけど)。だけど、このポストシーズン、私は彼らが打ちまくると思っているよ。不甲斐なさと向き合い、気持ちの整理をつけて、体調を整えて望んでくる。そして本当に持っている力で相手投手を怖がらせると信じている。
結局タイガースが勝ち続けている時は、鳥谷&赤星の出塁率が高い時だった。鳥谷、内野安打多かったよね。芯を食えば気持ちよく飛んで、芯を外せば野手泣かせの打球、きっとベストで打席に立てる。赤星もコンディションは上げているみたいだね。もし体さえ言うことをきいてくれるのなら、こんな選手じゃないんだから。一人で相手チーム全体を嫌がらせてしまう希有なプレーヤーなんだから。
桜井、林。後半不調と負傷に悩んだ二人がどう使われるのか。だいたいこの二人がチームを盛り上げていなかったら、タイガースは最下位争いのまま。いまごろはもう来年の話のみだ。東京ドームで打ちまくった桜井、嬉しかったよなぁ。打点を稼ぎまくった勝負強さ。形がしっかりしていたから難しい球をファールにできていた。戻っていれば強いよ。そして、絶好調の時の林の頼もしさ、変化球も左投手も克服していく成長スピードの速さ、わくわくした。ギリギリまで球を見極めて、最後の最後にバットのヘッドが出てくるスタイルが負傷の影響か見られなくなっているが、この大きな舞台でそれをどう克服するのか。またしても脅威の伸びのきっかけになるかもしれない。
アンディ・シーツ。来年の契約はなさそうだと言う。だけどすくなくとも去年、一昨年、チームをバット、ミット、精神、そして笑顔で引っ張ってくれた。右中間、左中間への大きい当たり。本当に良い時の勝負強さ、状況判断、全力疾走…。もう一度だけで良いから会心のアンディスマイルを見たいな。
関本に藤本。打って関本、守って藤本と言われながら、どちらもその力を発揮できなかったレギュラーシーズン。粘って流れを作る関本、一発守備のビッグプレーで流れを変えられる藤本。君らの力がそんなもんじゃないのは知っている。
葛城、高橋光、桧山、濱中。チームが苦しかった時、大事な試合を勝たせた代打陣。それぞれになやんで苦しんで、将来への希望を失いかけながらも煌めいた瞬間。でも本当の力はそんなもんじゃない。もっとデカイ仕事ができる。知ってるよ。
藤原、赤松。生きる道をしっかり持っているスペシャリスト。激しい闘志で試合に入り込んで、冷静な頭で自分の仕事だけを考えること。自分の能力の高さに自信を持って。
矢野、野口。打つ方は気楽に。ラッキーパンチ狙いでOKだ。リードを頼む。
今岡誠。義理堅い職人。二軍時代いつも励ましてくれた岡田監督を慕い、オレが歩かされたら頼むぞと信じてくれた金本の期待に応えたくて打ちまくり、自らの病を脇に置いて気にかけてくれる島野コーチを喜ばせたくてバットを振りまくる男。みんなが待っている。
金本知憲。誰にもわからない痛みを抱えながら全力疾走をやめない男。一言の弱音を吐くことも許されない男。自ら進んでその立場に身を置いた男。金本が打つことでこのチームは強くなり、金本が打てないことでまたこのチームは強くなる。負けている限り、金本が押し込めている感情が発露されることはない。皆で金本の魂を解放せよ。いや、金本自身の豪打で、自分の思いのたけを爆発させてくれ。
モヤモヤを吹き飛ばして喜ぶ選手たちの笑顔に、知らず知らず涙が頬を伝う。そんな試合を楽しみにしているよ!
言いたいことは山ほどある、まったくアレな監督だけど、選手たちの力を信じて、活躍したらベンチで手を叩いて大喜びしている。そんなおっさんの顔をたくさん見せてくれよ。
Go!タイガース!