2007.11.05 Monday
衆参ねじれた国会で二大政党制がどんなものなのかが広く周知され、そう遠くない将来行われる衆院選で、本格的な政権と政策が選択される選挙の第一歩を踏み出すものと思っていただけに、個人的にはびっくりとがっかりを覚えた。日本の政治の成熟を待ってくれないほど、「ガイアツ」は切迫していたということなのだろう。
その主旨や経緯もさることながら、小沢代表がどうやら読売グループの報道姿勢に文句を言っているのが興味深い。
以下朝日から抜粋(こういうのすぐ消されたりするからね)
さて、日頃より情報は幅広く得たいと思っているが、なにせスポーツ系に時間をとられすぎている(笑)ので、追いつかない分は他人に頼ることも大切だ。こういう時にとても便りになるWolfyさんのところで、中日新聞がことの経緯をすっぱ抜いているということを知る。
以下中日新聞から抜粋
ナベツネ氏がなぜこうも強大な権力を有しているのかについては、噂レベルから著作レベルまでいろいろと言われているようだが、こうして「ロン&ヤス」のヤス氏とともに、「どこかの国の意向に沿うよう隠然と日本を動かしている」ような記事を目にすると、どうやらあながちウソっぱちばかりじゃなさそうだなと思う。
今度はそういう目で、読売の記事見出しを眺めると、実に「ヨミウリ必死だな」と思えてくる。
そういえば同グループで放送している「太田総理」とかいう番組を面白がって見ていたけど、あれもなかなか巧妙に仕組まれた「ソフト洗脳」に思えて来たよ(笑)。「誰に守ってもらってるんだよ!」「何、あの外人ムカツク!」「でも考えても見て下さい。日本は…」「甘すぎるかも知れないけれど、やっぱり…」「では採決します。太田案は否決されました」
やっぱり理想は泣き言でしかないんだな、現実は厳しいものだな→終了…みたいなのをずっと見させられていたら、飼い慣らされちゃうよ(笑)。
さて話題は変わるようで変わらないのだが、タイガースの秋季キャンプ。若手を中心に充実した練習が続いているようだが、初めての週末を迎えても、さっぱり人が集まらず閑散としているようだ。バリバリの主力はほとんどが故障か免除で、目玉がないのもあるだろうし、今季最終盤、岡田タイガースが見せた「大失速」で、すっかり熱が冷めてしまったというのもあるだろう。まさに「虎バブル崩壊」やね。
でもそれで良いんじゃないのかな。きちっとした練習をして、きちっとした試合をして、きちっとした結果を示す。その基本がおろそかである球団を実体以上に持ち上げて、「経済効果」を維持・拡大しようというシステムでは、本当に愛される球団ではいられなくなってしまうだろうから。少なくとも私は、日曜の秋季キャンプにまるっきりファンが来ていないのに、「このオフ、FAで新井と福留の両取りを目指す。外国人大砲はセギノール、先発はグライシンガーに照準、もちろんダメなら現役バリバリメジャー級」連日そんな報道をされているようじゃ、「大読売様」を全然笑えないと思うのだよ。
その主旨や経緯もさることながら、小沢代表がどうやら読売グループの報道姿勢に文句を言っているのが興味深い。
以下朝日から抜粋(こういうのすぐ消されたりするからね)
もう一つ。中傷報道に厳重に抗議する意味において、考えを申し上げる。福田総理との党首会談に関する報道について、報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、強い憤りをもって厳重に抗議したい。特に11月3、4両日の報道は、まったく事実に反するものが目立つ。
私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、今回の連立構想について、小沢首謀説なるものが社会の公器を自称する新聞、テレビで公然と報道されている。いずれもまったくの事実無根。党首会談、および会談に至るまでの経緯、内容について、私自身も、そして私の秘書も、どの報道機関からも取材を受けたことはなく、取材の申し入れもない。
それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。
このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。
また、自己の権力維持のため、報道機関に対し、私や民主党に対する中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥じるところがないか、自分自身に問うてもらいたい。
報道機関には、冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。
さて、日頃より情報は幅広く得たいと思っているが、なにせスポーツ系に時間をとられすぎている(笑)ので、追いつかない分は他人に頼ることも大切だ。こういう時にとても便りになるWolfyさんのところで、中日新聞がことの経緯をすっぱ抜いているということを知る。
以下中日新聞から抜粋
発端は、先月二十五日夜に都内の料亭で開かれた会合だった。
会合の出席者は、元首相・中曽根康弘や読売新聞グループ本社代表取締役会長の渡辺恒雄、日本テレビ取締役会議長・氏家斉一郎ら。渡辺、氏家は福田政権の誕生にも大きな役割を果たし、首相・福田康夫に、大きな発言力を持つ。民主党代表の小沢一郎とも「しょっちゅう会っている」(閣僚経験者)関係とされる。この席で、自民党と民主党の「大連立」が話題に上った。
中曽根や渡辺は、宿願である憲法改正を実現するためにも、「大連立」を熱望している。ただ、大連立が実現するとしても、次期衆院選後だと考えていた中曽根は、「衆院解散前に大連立ができるんですか」と質問。渡辺は「できます」と応じた。
二十八日には若いころ中曽根の秘書を務め、今も中曽根側近の前官房長官・与謝野馨が小沢と都内のホテルで共通の趣味である囲碁の公開対局を行っている。
福田は翌二十九日朝、自民党幹事長・伊吹文明に党首会談の調整を指示した。「小沢氏は応じないのでは」と懸念する自民党幹部もいたが、福田は「受けるでしょ」と軽くいなした。その言葉通り、小沢は同日夕、あっさり会談を承諾した。
「党首会談をお膳(ぜん)立てしたのは渡辺氏」。複数の与野党幹部は、こう口をそろえる。
ナベツネ氏がなぜこうも強大な権力を有しているのかについては、噂レベルから著作レベルまでいろいろと言われているようだが、こうして「ロン&ヤス」のヤス氏とともに、「どこかの国の意向に沿うよう隠然と日本を動かしている」ような記事を目にすると、どうやらあながちウソっぱちばかりじゃなさそうだなと思う。
今度はそういう目で、読売の記事見出しを眺めると、実に「ヨミウリ必死だな」と思えてくる。
# 党首会談で「小沢副総理」一度は合意、17閣僚の配分も (11月5日 03:00)
# 小沢氏は真実を語れ (11月5日 01:35)
# 小沢代表辞任表明、「剛腕」の決断に民主困惑 (11月4日 23:44)
# 小沢ショック、与党にも驚きの声「政権に追い風」の見方も (11月4日 23:06)
# 小沢氏辞任表明、首相「コメントしない方がいい」 (11月4日 22:46)
# 小沢氏、「連立持ちかけは全く事実無根」と報道を批判 (11月4日 22:35)
# 「党まとめてほしかった」「辞任は当然」小沢氏に街の声(11月4日 22:30)
そういえば同グループで放送している「太田総理」とかいう番組を面白がって見ていたけど、あれもなかなか巧妙に仕組まれた「ソフト洗脳」に思えて来たよ(笑)。「誰に守ってもらってるんだよ!」「何、あの外人ムカツク!」「でも考えても見て下さい。日本は…」「甘すぎるかも知れないけれど、やっぱり…」「では採決します。太田案は否決されました」
やっぱり理想は泣き言でしかないんだな、現実は厳しいものだな→終了…みたいなのをずっと見させられていたら、飼い慣らされちゃうよ(笑)。
さて話題は変わるようで変わらないのだが、タイガースの秋季キャンプ。若手を中心に充実した練習が続いているようだが、初めての週末を迎えても、さっぱり人が集まらず閑散としているようだ。バリバリの主力はほとんどが故障か免除で、目玉がないのもあるだろうし、今季最終盤、岡田タイガースが見せた「大失速」で、すっかり熱が冷めてしまったというのもあるだろう。まさに「虎バブル崩壊」やね。
でもそれで良いんじゃないのかな。きちっとした練習をして、きちっとした試合をして、きちっとした結果を示す。その基本がおろそかである球団を実体以上に持ち上げて、「経済効果」を維持・拡大しようというシステムでは、本当に愛される球団ではいられなくなってしまうだろうから。少なくとも私は、日曜の秋季キャンプにまるっきりファンが来ていないのに、「このオフ、FAで新井と福留の両取りを目指す。外国人大砲はセギノール、先発はグライシンガーに照準、もちろんダメなら現役バリバリメジャー級」連日そんな報道をされているようじゃ、「大読売様」を全然笑えないと思うのだよ。