自称阪神タイガース評論家（跡地）

そして今回の球界改革についての発言、「１２球団の当事者で話をしてるから進まへんのよ。相撲の横綱審議委員会みたいにスポーツライターとかに考えさせてやったらいい」については快哉を叫びたいね。そやそや、もっと言え！（サンスポ）
その記事によれば「選手会の松原事務局長から最近相談を受けたという。利害でなく理念を優先させ、識者を中心に話し合うべきだと持論を展開した」んだって。おう、まったくそのとおり。１２球団の息がかかってない「審議会」作れ。そいでそこにワシを入れろ（笑）。


来年は分割方式をやめるということなので、とりあえず「最後の」大学社会人ドラフトが終了。
タイガースの指名選手紹介を公式からコピペ。

【第1巡目】
白仁田　寛和　（しらにた　ひろかず）
福岡大学　投手
右投右打　187cm　80kg
1985年10月2日生

【第2巡目】
指名権なし

【第3巡目】
石川　俊介　（いしかわ　しゅんすけ）
上武大学　投手
右投右打　184cm　82kg
1985年8月12日生

【第4巡目】
黒田　祐輔　（くろだ　ゆうすけ）
シャンソン化粧品　投手
右投右打　190cm　85kg
1986年5月1日生


【育成枠第1巡目】
田中　慎太朗　（たなか　しんたろう）
立正大学　内野手
右投右打　181cm　82kg
1985年5月15日生

アマ野球はからっきしな私としては、今回も何も語れないわけだが、各球団ともまずまず順当という指名らしい。タイガースは、大場を外しちゃったけど、順番がまわってきた時には当たりがなかったんだからしゃあないな。超能力でも当てようがないし（笑）。
まあそれにしても、逆指名なし、裏金なし（だよね？）のドラフトは面白いし、清々しい。あとちょっと理念に沿った仕組みにできればなおけっこう。

タイガースの指名もあらためて見てみると、面白いんじゃない？こういう極端なドラフトも。デカくて速い右本格派の投手ばかり３人指名。みんな「将来性」というキーワードがある、一軍で投げさせて、どんどん伸びていくようなタイプみたいだし（期待込み）。ローテ枠なら空いているんだから、先発完投を期待してるぞ！というメッセージが色濃い指名だよね。
右ばかりではなかったが、１位中西清起、２位池田親興、３位仲田幸司と比較的すぐに活躍した３投手をゲットした８３年のドラフトのようになるかもよ。
高校生たちも含め、個々の紹介記事まとめはおいおいやっていくとして、まずはこのスケールのでっかい３投手を、身体以上にでっかい投手になってくれることを期待したい。


育成ドラフトでは、８球団で計１５人が指名されたという（サンスポ）。四国や北陸という独立リーグからＮＰＢへの道が確実に拓かれつつあることは歓迎すべきだが、むしろＮＰＢ側の受け入れ態勢が弱すぎることが問題。育成選手契約を結んだ選手が、そのまま独立リーグや地方のクラブチームに派遣できるようにしてやれば、すんなり行くように思うが、それはそれで問題があるのかな。ただ、確実に裾野の広がりを感じるし、そのニーズが強まっているのを感じる。
タイガース初の育成選手、田中慎太朗もでっかいチャンスを掴んで欲しいと思う。