2008.01.02 Wednesday
大晦日、そんなわけで一部は熱心に、多くは適当に、紅白をみていたのだが、今回白組司会をやった鶴瓶はさすがだったなぁ。
最近の紅白は、えらいたくさんの歌手が出る。老若男女が楽しめるようにと、オールラウンドの作りにしている。私はちょうどその真ん中に近い年代ではあるが、やはりまったく知らない歌手や、まったく関心のない歌手も多い。で、司会はその歌手を紹介する役なのだが、鶴瓶は紅白という格式に迎合することなく、「鶴瓶スタイル」を紅白に持ち込んだのが良かったね。その歌手のどこがすごいのか、自分がなぜその歌手が好きなのか、それを自分の興奮を上手く表現しながら、自分のナマの声で伝える。もちろん台本には宣伝文句のような台詞が書かれていただろうが、それでは見ている方の興味を惹き付けることはできないんだよね。自分が持っていた先入観、実際に見て感じて、それがどうなったか、なぜその変化があったのか、それを自分なりに考えて、わかりやすく言葉にして伝える。このプロセスがしっかりできているから、ただの「歌手の紹介」「曲の紹介」が、それ以上の力を持って来る。「つまらない」「たいしたことない」というこっちが持っている先入観を取り外し、「おもしろそう」「凄そう」という期待感に変える。ただこれだけで、曲を楽しもうとする姿勢は激変する。
スポーツを含め、娯楽、エンターテインメントというのは、商品たる「出し物」が命。ただしその伝え方、あるいは二次的な活用、広がりによって、その価値は高くもなり、低くもなる。「鶴瓶の紅白」を見て、つくづく思った次第。
まあ、白組が勝った、紅組が勝ったっていう作りは、ちょっともうどうでもよくなっているんだけどね。それを言っちゃうと「紅白歌合戦」という名前、その存在自体を否定しちゃうから仕方ないのかね(笑)。
いっそさあ、紅組将軍と、白組将軍を決めて、その将軍によるドラフト会議をやって(もちろん男女は関係なくね)組み分けして対決することにしたら、勝負の面白さも増して、良いんじゃない?そんなこと考えながら紅白見てる私は重度の野球脳(笑)。
最近の紅白は、えらいたくさんの歌手が出る。老若男女が楽しめるようにと、オールラウンドの作りにしている。私はちょうどその真ん中に近い年代ではあるが、やはりまったく知らない歌手や、まったく関心のない歌手も多い。で、司会はその歌手を紹介する役なのだが、鶴瓶は紅白という格式に迎合することなく、「鶴瓶スタイル」を紅白に持ち込んだのが良かったね。その歌手のどこがすごいのか、自分がなぜその歌手が好きなのか、それを自分の興奮を上手く表現しながら、自分のナマの声で伝える。もちろん台本には宣伝文句のような台詞が書かれていただろうが、それでは見ている方の興味を惹き付けることはできないんだよね。自分が持っていた先入観、実際に見て感じて、それがどうなったか、なぜその変化があったのか、それを自分なりに考えて、わかりやすく言葉にして伝える。このプロセスがしっかりできているから、ただの「歌手の紹介」「曲の紹介」が、それ以上の力を持って来る。「つまらない」「たいしたことない」というこっちが持っている先入観を取り外し、「おもしろそう」「凄そう」という期待感に変える。ただこれだけで、曲を楽しもうとする姿勢は激変する。
スポーツを含め、娯楽、エンターテインメントというのは、商品たる「出し物」が命。ただしその伝え方、あるいは二次的な活用、広がりによって、その価値は高くもなり、低くもなる。「鶴瓶の紅白」を見て、つくづく思った次第。
まあ、白組が勝った、紅組が勝ったっていう作りは、ちょっともうどうでもよくなっているんだけどね。それを言っちゃうと「紅白歌合戦」という名前、その存在自体を否定しちゃうから仕方ないのかね(笑)。
いっそさあ、紅組将軍と、白組将軍を決めて、その将軍によるドラフト会議をやって(もちろん男女は関係なくね)組み分けして対決することにしたら、勝負の面白さも増して、良いんじゃない?そんなこと考えながら紅白見てる私は重度の野球脳(笑)。