自称阪神タイガース評論家（跡地）

そろそろ期待の新人や主力が「始動」する頃かな。まあ「始めに紙面ありき」なんだろうけどね（笑）。


メンバーの出入りと、戦力構想について。今日は先発ローテ編で行ってみようか。

（先発投手）
まず昨年０７季の先発数を羅列する。

下柳　２５
ジャン　２１
ボーグルソン　２０
上園　１６
杉山　１５
福原　１４
能見　１２
安藤　　６
小嶋　　５
中村泰　３
岩田　　３
若竹　　２
ダーウィン　２

間隔を空けて、球数や投球回に気を使っている下柳がトップ。完投は上園、杉山、能見が各１で、計たったの３。これじゃアカンわ。
ヤス（Ｆへ移籍）とダーウィン（解雇）が抜ける。また、ＦＡ新井の人的補償でここに羅列した内の誰かが持って行かれる可能性も多分にある。
２１試合に先発したジャンに代えてアッチソン。半端な成績をひっさげたメジャーリーガーであることに代わりはないが、せめてもの救いは年俸も半端なこと（笑）。ジャンは半端じゃなかったからねぇ。ただしジャンの反省を生かしての今年アッチソンだと思うので、ちゃんとした柱になってもらうようにお願いしたい。
ボーグルソンは良化を見込んでの残留が吉と出るか。良い投手だとは思うけどね。
Ｆの前エース金村曉をトレードで獲得。期待通りローテの中心になれるか。背水の福原、安藤と外国人２人を含めた「中堅５人衆」と下柳がローテの主軸予定。
しかし予定が予定通りになってしまっては面白くもないし、爆発力も出ない。ここの誰が食われるか、食うのは誰なのか。
勢いづく新人王上園が候補の筆頭。杉山、能見は今年食い込めなければ、「先発ムリ」のレッテルが貼られる。秋季キャンプで期待を集めた中では岩田、太陽、正田、筒井あたりにも先発としての期待がかかる。
これまでのタイガースのパターンだとあまりないが、白仁田、石川、黒田の即戦力ルーキー３枚が戦力化する可能性もかなりあるんじゃないか。
またステップしたい若竹、逆襲をもくろむ小嶋、移籍の阿部あたりも、当然上でやらなきゃいけないという意識を持っているだろう。その力があることも実証済みだ。
先発への希望を漏らしている久保田、江草は、今年も強力リリーフ陣の形成にまわりそうだ。
相当面白いピッチングスタッフであることは間違いない。あとはそれをどう競わせ、どう使うか。
シーズンが始まり、中盤にさしかかるころには「予定の６人」は過去の話になっているかも知れないね。