自称阪神タイガース評論家（跡地）

世間ではパウエルだ、中田だ、由規だと賑やかだが、うちはうちで細か〜いところをほじくって遊ぶとしよう（笑）。

第２クールに入って、いよいよ迫り来る実戦練習を意識しなきゃいけない選手は、本格的にピッチを上げてくる。スカイＡを見る目もぼちぼちキリっとさせていかないといけないね、こっちも。

キャンプ序盤といえば、「太陽の季節」とここずーっと相場は決まっていて、今年もまたそうなんだけど、ちょっと違う。いつもならまっすぐど真ん中からドーンと昇ってくるんだけど、今年は横っちょから斜めにすーっと（笑）。ただし心意気まで斜めなわけじゃない。秋からスリークォーターにフォームを変えて、最後の、捨て身の勝負は、しっかりと重心を下げて踏ん張っているように見える。

この最後の大勝負が吉とでるかどうかは正直わからないね。見ている限り、太陽に合っているようにも見えるけど、そう簡単にものになるのかどうか。さりとて、フォームを変えているのだから、もうちょっとだけ長い目で見て…なんて思っているようじゃ、結局どれだけ待ったってダメだろうから、今年、この短い期間で結果を見せていくしかない。
故障もあったし、不調もあったし、精神面の弱さもあったのだろう。だけどＧを蹴って弱かったＴを逆指名したところから、Ｔファンはいつか東北の辛抱強い男が根雪を突き破って花を咲かせてくれることを待っているのだ。

長いこと期待に応えられなかった選手が、突如としてガラっと変わることは（たまには）あるからね。フォーム変更はその可能性に賭けたってこと。角三男（現・盈男）やデニー友利みたいにね。頑張れよ。