自称阪神タイガース評論家（跡地）

現在タイガースの支配下選手は６６人。その他に育成選手が８人いる。
　０７年オフの育成ドラフトで指名されたタイガース育成選手第１号の背番号１２０田中慎太朗。
　２号、３号はベネズエラ組、バルディリスは初の育成→支配下、オヘイダは帰国。それぞれがつけていた１２１は、最年少ドラフト指名男、辻本賢人が、１２２は０７年高校ドラフト３巡目の森田一成が、支配下選手から契約変更で降格された。今後、長期離脱の若手が育成選手として契約されることが増えるのだろう。
　０８年の育成ドラフトで指名が３人、１２３野原祐也は独立リーグ出身、ビッグマウスで話題になった。１２４吉岡興志は久保田の大学の後輩で、巨漢の速球派。１２５藤井宏政は公立高加古川北出身の内野手。
　さらに戦力外通告されたトライアウト組から左腕投手二人。、１２６中村泰広、そうあのノミの心臓ヤス。そしてマリーンズからリリースされた１２７木興（きこう）拓哉は０６年イースタンリーグ勝率１位の勲章を持っている。

　おそらく今年、交換トレード以外の追加補強は行われないと思うので枠は空くことだろう。しかし、数多いる二軍選手たちを押しのける程の輝きを見せなければ、支配下登録はされない。厳しい現実が待ち受けている。
　ただし、チームとしては、ヒエラルキー最下層の育成選手たちが元気いっぱい、目立とうと必死になることで、「二軍でもええわ」という甘えを排除することができる。金本にかわいがられる田中などは、気になる存在になるだろう。もちろんトライアウト組は、もっと直接的なライバルとして意識するだろう。若手の突き上げ、８人の育成選手たちは、そのポイントになる。