2009.01.23 Friday
労組プロ野球選手会の新井新会長が初仕事(スポニチ)。
ぜひともプロアマ一体の「野球協会」設立の道を模索して欲しい。
清武氏がいう、NPB自前のユース育成組織と海外流出の関係は、正直ピンと来ない。青田買いの囲い込みが流出防止の決め手なのだろうか。 ユース組織は良いと思うのだが、いたずらにアマの領域に踏み荒らすより、プロとアマの垣根なく、育成能力のある人材が行き来できるようにしたり、同じ目的意識で競技力を上げていくことの方が「国策」にかなうように思うのだが。
報知(出所は共同通信だが元記事が見つからなかった)に面白い記事。以下引用。
例に出たアダム・ダンという選手をウィキペディアで見てみた。ざっくり言うと、毎年30〜40本HRを打つが、三振は150の三振王、打率は.240〜.250と低い。ところが四球は100個選ぶから出塁率は.380に跳ね上がる…とまあこんな感じ。
難しいことはおくとしても、こんな選手がいたら素直に面白いだろうなぁ、個性強すぎ(笑)。甘い球はホームランするが、難しい球には手を出さないって感じなのかな。投手は投げづらいだろう。
ウィキペディアでは、2番打者としての起用もあったとか。こういうタイプの打者が2番というのは想像もつかないが、現に出塁率が高いのであれば確かにアリだ。
阪神タイガースの08年(終盤除く)は、1番が出て、2番が送って、3,4番が返すという黄金パターンで面白いように得点を重ねた。その後の失速で仕上がりのデータも悪くなってしまったが、その前までは確かに攻撃のデータも良かった。3,4番の決定力が抜群だったから、出塁率の高い赤星を、2番(平野・関本)がバントで送っておけば、確実に1点以上になった。
さて、もしアダム・ダンが赤星の次の2番だったらと考えてみるのも楽しい。ダンが打者なら赤星には盗塁のチャンスが山ほどあるだろう。バントではなく盗塁で進塁してもらう。
赤星出塁の後、相手投手は赤星の盗塁と、ダンの一発のプレッシャーと戦わなければいけない。高確率で三振は取れても、高確率で一死二塁にはなっているだろう。あるいはいきなり2ランHRを食らったり、警戒しすぎの四球でいきなり無死一二塁とピンチをひろげてしまったり…。
なーるほど、ダン2番はアリだなあ(笑)。
清武氏がいう、NPB自前のユース育成組織と海外流出の関係は、正直ピンと来ない。青田買いの囲い込みが流出防止の決め手なのだろうか。 ユース組織は良いと思うのだが、いたずらにアマの領域に踏み荒らすより、プロとアマの垣根なく、育成能力のある人材が行き来できるようにしたり、同じ目的意識で競技力を上げていくことの方が「国策」にかなうように思うのだが。
報知(出所は共同通信だが元記事が見つからなかった)に面白い記事。以下引用。
三振は悪くない…米球界に新しい考え
三振は悪くない―。米大リーグ公式ホームページは21日、三振を許容する考えが米球界に広まっていると伝えた。
大リーグの本塁打数はここ数年、最多記録を下回っているが、三振は増えている。昨年、ア・リーグの投手が奪った三振の総数は1万4925個、ナ・リーグは1万7959個で、ともに過去のリーグ記録を上回った。両リーグとも、1球団平均で1000個以上の三振を喫したことになる。
選手の成績に対する客観的な分析が定着し、三振の多い打者に対する批判は、以前に比べて和らいでいるという。出塁率を重視する傾向が強まったことも、投手に球数を投げさせる三振が許容される要因だろう。
ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)になったアダム・ダン外野手は過去5年、毎年160以上も三振している。だが同時に40本塁打、100四球、出塁率3割6分5厘以上も記録。大リーグのホームページは「(ダンのような選手は)30年前よりずっと価値を認められている」としている。(共同)
例に出たアダム・ダンという選手をウィキペディアで見てみた。ざっくり言うと、毎年30〜40本HRを打つが、三振は150の三振王、打率は.240〜.250と低い。ところが四球は100個選ぶから出塁率は.380に跳ね上がる…とまあこんな感じ。
難しいことはおくとしても、こんな選手がいたら素直に面白いだろうなぁ、個性強すぎ(笑)。甘い球はホームランするが、難しい球には手を出さないって感じなのかな。投手は投げづらいだろう。
ウィキペディアでは、2番打者としての起用もあったとか。こういうタイプの打者が2番というのは想像もつかないが、現に出塁率が高いのであれば確かにアリだ。
阪神タイガースの08年(終盤除く)は、1番が出て、2番が送って、3,4番が返すという黄金パターンで面白いように得点を重ねた。その後の失速で仕上がりのデータも悪くなってしまったが、その前までは確かに攻撃のデータも良かった。3,4番の決定力が抜群だったから、出塁率の高い赤星を、2番(平野・関本)がバントで送っておけば、確実に1点以上になった。
さて、もしアダム・ダンが赤星の次の2番だったらと考えてみるのも楽しい。ダンが打者なら赤星には盗塁のチャンスが山ほどあるだろう。バントではなく盗塁で進塁してもらう。
赤星出塁の後、相手投手は赤星の盗塁と、ダンの一発のプレッシャーと戦わなければいけない。高確率で三振は取れても、高確率で一死二塁にはなっているだろう。あるいはいきなり2ランHRを食らったり、警戒しすぎの四球でいきなり無死一二塁とピンチをひろげてしまったり…。
なーるほど、ダン2番はアリだなあ(笑)。