2009.02.13 Friday
例えば「本なんか出して、すっかり天狗になっとるんちゃうん?」とか言われると(別に言わたことはないけど)、「な〜に〜!?」ってカチンと来ながらも、うんまあそういうところもあるわな、と認めざるを得ない。
ここしばらくの真弓発言に対して抱く感情にもそれと似たようなものがある。「ライトメンチ、サード新井で固定!」「開幕は安藤で間違いなし!」その内容について吟味すれば、特に異存はない。ただ、キャンプ開始2週間、まだ実戦練習に入ったばかりで、注目の競争ポイントであるはずのライトレギュラーと開幕投手に判定を下してしまうのはいかがなものか。第一、真弓さんってもっと慎重なタイプの人じゃなかったっけ?
解説者真弓明信の印象は、賢い人だ。非常に嘆かわしいことながら、解説者と呼ばれる人の中には、実況アナの質問に答えられない解説者がけっこう多い。それは技術的、専門的知識が欠けているという意味ではなく、質問の主旨を理解できていなかったり、考えがまとまらず話が行方不明になってしまったり、質問の答えになっていないという点で。真弓氏の場合はそういうことがなく、問われればさっとその意味を理解し、自分の考え、その根拠をすらすらっと答えられる人だった。しかし逆に言うと、軽はずみに自分から口を開いて話題を展開していくタイプではなく、聞かれたことに的確に答える、慎重で物静かな解説者という印象だったように思う。
そういう意味では、その質問が矢継ぎ早に飛んでくる立場になって、そのすべてに的確に答えちゃっているっていうワケか(笑)。まあそれにしてもちょっとリップサービスが激しすぎるんちゃうん?舞い上がっちゃってるんちゃうん?と言いたくなるのも正直なところ。
と、自分で告発しておいてまた自分で弁護側に回る(笑)。
この時期は話題をふりまかなきゃいけないってのが球団経営の鉄則ではある。例の法人向け年間指定シートは、今が最後の追い込み時期。また3/3全席一斉発売に向けて、景気の良い話、盛り上がる話はいくつあっても大歓迎というのが営業サイドの本音だろう。そこらへんは現場、虎新聞とも暗黙の了解がある。リップサービスは勝負のためでなく、商売のためにある。
そして、軸を固めて、軸たる者にはそれをしっかり自覚してやって欲しいという思いが強いのだろう。時期や言い方、言う人のキャラを別にすれば、言っている内容は至極まとも。チームとしても容易に合意形成できることだ。
岡田前監督はしゃべり口だけは軽かったが、他はすべて重かった。真弓監督は今のところすべてにおいて「軽さ」が目立っていて、それがイメージチェンジに寄与し、チームが明るく活発になっている点は大きなプラス。軽薄にしないようにだけ注意して、このままいったら良い。今年は他にないくらい明るいチームで押し通して欲しいと思う。
ここしばらくの真弓発言に対して抱く感情にもそれと似たようなものがある。「ライトメンチ、サード新井で固定!」「開幕は安藤で間違いなし!」その内容について吟味すれば、特に異存はない。ただ、キャンプ開始2週間、まだ実戦練習に入ったばかりで、注目の競争ポイントであるはずのライトレギュラーと開幕投手に判定を下してしまうのはいかがなものか。第一、真弓さんってもっと慎重なタイプの人じゃなかったっけ?
解説者真弓明信の印象は、賢い人だ。非常に嘆かわしいことながら、解説者と呼ばれる人の中には、実況アナの質問に答えられない解説者がけっこう多い。それは技術的、専門的知識が欠けているという意味ではなく、質問の主旨を理解できていなかったり、考えがまとまらず話が行方不明になってしまったり、質問の答えになっていないという点で。真弓氏の場合はそういうことがなく、問われればさっとその意味を理解し、自分の考え、その根拠をすらすらっと答えられる人だった。しかし逆に言うと、軽はずみに自分から口を開いて話題を展開していくタイプではなく、聞かれたことに的確に答える、慎重で物静かな解説者という印象だったように思う。
そういう意味では、その質問が矢継ぎ早に飛んでくる立場になって、そのすべてに的確に答えちゃっているっていうワケか(笑)。まあそれにしてもちょっとリップサービスが激しすぎるんちゃうん?舞い上がっちゃってるんちゃうん?と言いたくなるのも正直なところ。
と、自分で告発しておいてまた自分で弁護側に回る(笑)。
この時期は話題をふりまかなきゃいけないってのが球団経営の鉄則ではある。例の法人向け年間指定シートは、今が最後の追い込み時期。また3/3全席一斉発売に向けて、景気の良い話、盛り上がる話はいくつあっても大歓迎というのが営業サイドの本音だろう。そこらへんは現場、虎新聞とも暗黙の了解がある。リップサービスは勝負のためでなく、商売のためにある。
そして、軸を固めて、軸たる者にはそれをしっかり自覚してやって欲しいという思いが強いのだろう。時期や言い方、言う人のキャラを別にすれば、言っている内容は至極まとも。チームとしても容易に合意形成できることだ。
岡田前監督はしゃべり口だけは軽かったが、他はすべて重かった。真弓監督は今のところすべてにおいて「軽さ」が目立っていて、それがイメージチェンジに寄与し、チームが明るく活発になっている点は大きなプラス。軽薄にしないようにだけ注意して、このままいったら良い。今年は他にないくらい明るいチームで押し通して欲しいと思う。