自称阪神タイガース評論家（跡地）

ケガやボールへの対応ができなかった選手が外れたようだが、ただ一人Ｈ和田は、好結果を残しながらの落選で、同じ左腕の内海、岩田が優先された形となった。、タイガースの岩田と藤川は残った。
　それにしても立派なメンバー。７番福留、８番城島、９番岩村かぁ、いいなぁ（笑）。結束も固まってきたようだし、勝ちまくって欲しいな。

　タイガースも紅白戦２試合目が終わって、ファームキャンプが終了。投手４人野手４人の昇格者を残して（降格はなし）、訓練の場を鳴尾浜に移した。その昇格者とは、藤田、杉山、金村大、中村泰（！）、上本、浅井、藤原、大城。
　私的にまったく想定していなかったのがまず中村泰。もちろん球の素晴らしさは知っているが、なんといっても育成選手、それに先日の登板でも左の大城にあっさり弾き返されてしまったから。左腕が少ないチーム事情なので、左打者のテストのためにも紅白戦要員として必要だったか。いややっぱり貴重な左腕として期待が高いのだろう。
　紅白戦要員と言われると藤原が思い浮かんでしまう。どこでも守れて便利だから。多機能ナイフみたい。ナイフだけじゃなくて、のこぎりも栓抜きも缶切りも爪切りも…いろんな道具がついているアレ（ただしどれもちょっと使いにくいｗ）。もちろんその多機能というスペシャリティを見極めたいということだろう。
　藤田については、右打者のインコースをシュートでえぐるようであれば実に面白い変則右リリーフになるし、大城は代走の専門家として活用できるかどうかをまず見極めるのだろう。
　杉山、浅井は、「冷や飯効果」が確認できたということかな。
　本当に抜擢と言えるのは、力量を認められた金村大とルーキーから唯一選ばれた上本。金村大は若手投手の大乱戦に十分入っていける。上本は、一軍で使いながら体を作っていけるか、その見極めだけだ。代走として活用できること、将来のレギュラー候補であることは、もう２１日の試合だけで十分過ぎるほど確認できた。
　真弓監督は、けっこうスペシャリティ好きなんじゃないだろうか。ちなみに私も大の「スペ好き」だ。だから「サイボーグ００９」とか「チキチキマシーン猛レース」とかが大好きだったのだ。スペシャルな個性をうまいこと際立たせるような、チームを作ってくれたら言うことなしだ。