2009.03.01 Sunday
◇オープン戦 阪神-オリックス(13時、安芸、3877人)
オリク 000 500 000-5
阪 神 101 000 001-3
▽勝 ボーグルソン1試合1勝 ▽S 西川1試合1S ▽敗 リーソップ1試合1敗
オープン戦ひとつ目は黒星。これで対外試合3連敗、紅白戦も入れれば真弓タイガース6連敗(笑)。失点は4回表に奪われた5点のみ。連打されたことは仕方ないとして、変化球ワンバウンドを逸らしたバッテリーエラー(ワイルドピッチ)、二死一三塁からのダブルスチールで、一走を殺す間に生還を許すプレーはこの時期ありがたい課題。鳥谷の送球ミスも含めてね。
また試合運び全体として、先制点、追加点と奪いながらも大量点の好機を生かせず(桜井の弱気が出た)、逆転された直後に反攻の気運を作れず、結果的に反撃も及ばずと、典型的な「負け試合」をやってしまった。
しかしながら、逆転されてシュンとしてしまったに最大の反省点を置くなど、「どこに負け試合になる原因があったか」をこの時期のオープン戦から逐一検証していく姿勢は良いと思う。
それに実はむちゃくちゃ収穫の多い試合でもあったからね。リーソップ以外の投手はテストクリア。先発石川(3回)は、直球を内角高めと外角低めへ、フォークとスライダーを外角低めへと、勝てるコントロールを見せた。そのおかげで直球は135km/hしか出ていなくても、十分速球としての機能を果たしていた。面白かったのが、石川が足を上げる前に、一走が盗塁のスタートを切ろうとしたことが2度もあったこと(いずれも盗塁は捕手が気づいて未遂。1回目はスタートしてアウトに、2回目は慌てて戻った)。どうやら石川の仕草のどこかに「牽制なし、打者へ投球」の印が出ているようで、二度とも走者が焦って早く出過ぎてしまったようだ。今の時期なら対策できるだろうから、これもありがたいことだ。しかしBsの目利きは侮れないね(笑)。
打たれた2番手リーソップ(2回)だが、綺麗なフォームから綺麗な直球を投げていた。綺麗すぎて打たれちゃったけど(笑)。インサイドに攻め込めるだけのコントロールがついてくれば面白いので漬け込みに回せばそれで良し。
3番手阿部(2回)も大変美しい球を投げていた。スピードガンではそんなに出ていなくても、スーっとまっすぐ糸を引くように伸びてくる直球にはうっとりさせるものがある。完全に先発枠有力候補の地位を固める投球内容。
江草、渡辺(各1回)も順調なところを見せた。登板した全投手がみんなテンポ良く投げていたのが印象的。それによって相手打者に対して主導権を握ることができた。岡崎(7回まで)、清水(8〜9回)ともそこは良かった。全体的に落ち着いてリードできていたし、3回表は二盗をきっちり刺して、肩をアピールできた。
攻撃面では、主軸を並べていた序盤に、なかなかそつのない攻撃ができた。ただし瞬時の判断に迷ってしまって、結果的に自重という走塁がいくつかあった。第三者からはわかりかねる部分があるので、極限まで集中を高めた上での反応、判断であったかどうか、再度自問しておいて欲しいと思う。
ボーダーで争っている途中出場組は、ポイントアップ組が、自分のペースに持ち込んで2四球の坂、意外性の長打を打った清水、代打でヒットの藤原。
今日は高知市営でもう1試合Bsと。そろそろ「初勝利」で、監督を落ち着かせてあげて欲しいなぁ(笑)。
《追記》いけね、忘れてた。久保田ガングリオン除去手術受けたんだって。これで完治に向かってくれたら良いね(サンスポ)。
また試合運び全体として、先制点、追加点と奪いながらも大量点の好機を生かせず(桜井の弱気が出た)、逆転された直後に反攻の気運を作れず、結果的に反撃も及ばずと、典型的な「負け試合」をやってしまった。
しかしながら、逆転されてシュンとしてしまったに最大の反省点を置くなど、「どこに負け試合になる原因があったか」をこの時期のオープン戦から逐一検証していく姿勢は良いと思う。
それに実はむちゃくちゃ収穫の多い試合でもあったからね。リーソップ以外の投手はテストクリア。先発石川(3回)は、直球を内角高めと外角低めへ、フォークとスライダーを外角低めへと、勝てるコントロールを見せた。そのおかげで直球は135km/hしか出ていなくても、十分速球としての機能を果たしていた。面白かったのが、石川が足を上げる前に、一走が盗塁のスタートを切ろうとしたことが2度もあったこと(いずれも盗塁は捕手が気づいて未遂。1回目はスタートしてアウトに、2回目は慌てて戻った)。どうやら石川の仕草のどこかに「牽制なし、打者へ投球」の印が出ているようで、二度とも走者が焦って早く出過ぎてしまったようだ。今の時期なら対策できるだろうから、これもありがたいことだ。しかしBsの目利きは侮れないね(笑)。
打たれた2番手リーソップ(2回)だが、綺麗なフォームから綺麗な直球を投げていた。綺麗すぎて打たれちゃったけど(笑)。インサイドに攻め込めるだけのコントロールがついてくれば面白いので漬け込みに回せばそれで良し。
3番手阿部(2回)も大変美しい球を投げていた。スピードガンではそんなに出ていなくても、スーっとまっすぐ糸を引くように伸びてくる直球にはうっとりさせるものがある。完全に先発枠有力候補の地位を固める投球内容。
江草、渡辺(各1回)も順調なところを見せた。登板した全投手がみんなテンポ良く投げていたのが印象的。それによって相手打者に対して主導権を握ることができた。岡崎(7回まで)、清水(8〜9回)ともそこは良かった。全体的に落ち着いてリードできていたし、3回表は二盗をきっちり刺して、肩をアピールできた。
攻撃面では、主軸を並べていた序盤に、なかなかそつのない攻撃ができた。ただし瞬時の判断に迷ってしまって、結果的に自重という走塁がいくつかあった。第三者からはわかりかねる部分があるので、極限まで集中を高めた上での反応、判断であったかどうか、再度自問しておいて欲しいと思う。
ボーダーで争っている途中出場組は、ポイントアップ組が、自分のペースに持ち込んで2四球の坂、意外性の長打を打った清水、代打でヒットの藤原。
今日は高知市営でもう1試合Bsと。そろそろ「初勝利」で、監督を落ち着かせてあげて欲しいなぁ(笑)。
《追記》いけね、忘れてた。久保田ガングリオン除去手術受けたんだって。これで完治に向かってくれたら良いね(サンスポ)。