2009.06.10 Wednesday
本当は、タイガースファンに限らず、あるいはプロ野球チームのファンに限らず、ネガ思考や自虐ネタに走る傾向があるということをネットの隆盛によって知ったような気がする。どこのファンの人も、だいたい同じような習性を持っているようなのだ。
ただちょっとタイガースファンは人数が多め、ちょっと目立ちたがりのところがあり、ちょっと「他とは違う」と思いたがりのところがある…ってのが特異なところかも知れないけど。
だもんだから、「ファンの手によるファンのための本」なんてものが多数出版されたりする。地元関西では、岡田前監督や金本や藤川や赤星らが書いた本の横に「虎暮らし」や「阪神タイガースファン名言珍言集」や「「阪神ファン式」人生の法則」が並べてあったりしちゃうのだ。ばんざーい(笑)。
その秘密は何なのか、よく考えるテーマなのだけれど、未だに謎に包まれた部分が多いような気がする。根底に流れる何とも表現しがたい「楽観」と「寛容」。しかし隠すことのできない「屈折」と「反骨」。前向きと後ろ向き、ポジとネガ、マイナスとプラス、緊張と弛緩、ボケとツッコミ、それらの相反するエネルギーが交流電圧のように絶えず交錯し、一個人として、さらには集団として、危うくも絶妙なバランスを保っている。
そういう個性が熟成されるには、必ずや何か歴史的・文化的背景があるはずで、しかもそれらはマスコミやどこかの企画者によって作られたものではなく、どうしようもない暗黒時代を希望と絶望の境界で生き抜いた個人個人の感情が蓄積されてできあがったものであるに違いない。
ここしばらく、相対的「黄金期」を経験し、しかもどことなく暗黒のかぐわしい匂いを感じている昨今、しばし自分たちの来し方を振り返り、行く末に思いを馳せるのも良いのではないか。
っていうか、「猛虎はん」読め(笑)!もうバカ笑い!ギャグ漫画家ほりのぶゆき氏による90年代から去年までの野球ギャグ集大成。「虎暮らし」でお世話になったスーパー天才虎うつけエディター新保信長氏が担当した単行本には、ほりのぶゆき氏としりあがり寿氏の虎談義も収録されている。
これを読めば、たとえこれから暗黒時代がやってこようともなんとかやっていけそうな気がする!いや、やっぱりそれだけは…(笑)。
と、本気でおすすめしたところで、今日から埼玉。景気浮揚策第2弾「岩田復帰」が功を奏してくれることを願うばかり。打てると良いね、勝てると良いね。
ただちょっとタイガースファンは人数が多め、ちょっと目立ちたがりのところがあり、ちょっと「他とは違う」と思いたがりのところがある…ってのが特異なところかも知れないけど。
だもんだから、「ファンの手によるファンのための本」なんてものが多数出版されたりする。地元関西では、岡田前監督や金本や藤川や赤星らが書いた本の横に「虎暮らし」や「阪神タイガースファン名言珍言集」や「「阪神ファン式」人生の法則」が並べてあったりしちゃうのだ。ばんざーい(笑)。
その秘密は何なのか、よく考えるテーマなのだけれど、未だに謎に包まれた部分が多いような気がする。根底に流れる何とも表現しがたい「楽観」と「寛容」。しかし隠すことのできない「屈折」と「反骨」。前向きと後ろ向き、ポジとネガ、マイナスとプラス、緊張と弛緩、ボケとツッコミ、それらの相反するエネルギーが交流電圧のように絶えず交錯し、一個人として、さらには集団として、危うくも絶妙なバランスを保っている。
そういう個性が熟成されるには、必ずや何か歴史的・文化的背景があるはずで、しかもそれらはマスコミやどこかの企画者によって作られたものではなく、どうしようもない暗黒時代を希望と絶望の境界で生き抜いた個人個人の感情が蓄積されてできあがったものであるに違いない。
ここしばらく、相対的「黄金期」を経験し、しかもどことなく暗黒のかぐわしい匂いを感じている昨今、しばし自分たちの来し方を振り返り、行く末に思いを馳せるのも良いのではないか。
っていうか、「猛虎はん」読め(笑)!もうバカ笑い!ギャグ漫画家ほりのぶゆき氏による90年代から去年までの野球ギャグ集大成。「虎暮らし」でお世話になったスーパー天才虎うつけエディター新保信長氏が担当した単行本には、ほりのぶゆき氏としりあがり寿氏の虎談義も収録されている。
これを読めば、たとえこれから暗黒時代がやってこようともなんとかやっていけそうな気がする!いや、やっぱりそれだけは…(笑)。
と、本気でおすすめしたところで、今日から埼玉。景気浮揚策第2弾「岩田復帰」が功を奏してくれることを願うばかり。打てると良いね、勝てると良いね。