2009.07.12 Sunday
藤田太陽投手(29)と埼玉西武ライオンズの水田圭介内野手(28)の交換トレードが成立し、両球団から発表される(公式)。
期待のドラ1太陽にとっては、環境が変わり、チャンスが増えるのは間違いなく良いこと。出身の東北だったらなお良かったかも知れないけどね。
水田選手のことは良く知らない。大化けする可能性は誰もが持っているものなので、期待している。タイガースへようこそ。しかし背番号が困ったねぇ…。
フジTV系が放映権を持つ試合。関西では関テレとサンテレビで中継。全国ではCSのフジテレビなんちゃらでのみ視聴可能。緊縮財政の我が家では今月1試合(しかも中止の可能性も少なからずある)のための契約は見送られ、ラジオ「観戦」。ABC制作有田氏の解説。途中延長に入った頃のTの攻撃中の有田氏、「ジャイアンツはみんなダグアウトの最前列で声援を送っているのに、攻撃中のタイガースの方はダグアウトの最前列に一人もいない」と指摘していた。サンスポでダンカンも指摘。チーム状態がそうさせるというのもあるが、そのチーム状態を良くするのも、そういう一人一人の行動から。それを当たり前のようにさせていくのがリーダーの資質。
良い試合だったけど、しっかり勝ち切りたかったね。どうしても勝ちたい試合だったから。安藤が完璧な投球で7回をゼロ。丁寧に粘り強く投げた。打線も少ないチャンスの一つをものにして、1本のシングルタイムリーで2点取ったのも大きかった。プランどおりの展開で、プランどおりのアッチソン、藤川の継投を試みたが、そこでプランが狂ってしまった。勝ちを忘れてしまったチームが指の間から勝ちを滑り落としてしまった。
まあそれにしても憎たらしきはジャイアンツ。追いつめられて貧するタイガースを嘲笑うかのように、余裕のある戦いぶり。余裕があるから0−2とリードされてもグライシンガーを打席に送る。「アッチソンと藤川を打てば良い」というメッセージでもあり、「しっかりとした負けなら、そう痛くもない。中継ぎ休ませられて良い」という判断でもある。同様に前日働いた野間口に「試合をくれてやる」。意気に感じて結果を出して一段上がる。「あと一人」と追いつめられても、育成出身松本にそのまま打たせて、「藤川から同点打」という結果を導く。とにかく良い方に良い方に回って行く。こっちにしてみりゃ、ムカムカする方、ムカムカする方に転んで行く。ただね、やっぱり中軸、主力が、アウトになっても走者を進めているという事実、その野球の質の高さは認めないとね。
落合のような裏っぽい、妖術っぽいものじゃなくて、実にまっとうな、「正しいジャイアンツ」的なところがなおムカつくんだけどさ(笑)。
良い野球をする相手と、良い試合をすることは、今のタイガースに取っては必要なこと。勝てなかったのは悔しいけれど。アッチソン、藤川の継投で勝てなかったことは仕方のないことだ。その後出て来た筒井、渡辺、江草は、流れがあっちに行っている中で、よう踏ん張った。それぞれ大きな経験値を得たね。もう筒井は同点はもちろん1点リードでもどんどん使って行くべきだろう。失敗して負けても怒らない、私は(笑)。
この2試合でいろいろ感じたろう?悔しいとかムカつくとか、そういう感情も大事だけど、チームを活性化させていくためにはどうしたら良いかというヒントがいっぱいあったろう?選手起用とは投資。収支の見極め。ポジションの見極め。短期的な回収なのか、長期的な仕込みなのか。現在から未来への時間軸。
選手の必死さは重要。でも経営や首脳陣は、もっともっと冷静に、余裕を持てる未来を目指して、やるべきことに踏み込んで行かないとね。
平野チャンスメーク良いよ。関本よう打った。鳥谷ナイスプレー&チャンスメークの四球、安藤グッピッチ、アッチ&藤川ドンマイ、筒井&ナベ&エグ自信持ってどんどん行け。出ている選手たちに必要なのは必死さと集中力だけ。今日も良い試合を。勝利を。
水田選手のことは良く知らない。大化けする可能性は誰もが持っているものなので、期待している。タイガースへようこそ。しかし背番号が困ったねぇ…。
◇7月11日(土)阪神−巨人8回戦(巨人5勝1敗2分、18時、甲子園、46854人)
巨 人000 000 011 000−2
阪 神000 020 000 000−2
【巨人】グライシンガー 野間口 越智 山口
【阪神】安藤 アッチソン 藤川 筒井 渡辺 江草
フジTV系が放映権を持つ試合。関西では関テレとサンテレビで中継。全国ではCSのフジテレビなんちゃらでのみ視聴可能。緊縮財政の我が家では今月1試合(しかも中止の可能性も少なからずある)のための契約は見送られ、ラジオ「観戦」。ABC制作有田氏の解説。途中延長に入った頃のTの攻撃中の有田氏、「ジャイアンツはみんなダグアウトの最前列で声援を送っているのに、攻撃中のタイガースの方はダグアウトの最前列に一人もいない」と指摘していた。サンスポでダンカンも指摘。チーム状態がそうさせるというのもあるが、そのチーム状態を良くするのも、そういう一人一人の行動から。それを当たり前のようにさせていくのがリーダーの資質。
良い試合だったけど、しっかり勝ち切りたかったね。どうしても勝ちたい試合だったから。安藤が完璧な投球で7回をゼロ。丁寧に粘り強く投げた。打線も少ないチャンスの一つをものにして、1本のシングルタイムリーで2点取ったのも大きかった。プランどおりの展開で、プランどおりのアッチソン、藤川の継投を試みたが、そこでプランが狂ってしまった。勝ちを忘れてしまったチームが指の間から勝ちを滑り落としてしまった。
まあそれにしても憎たらしきはジャイアンツ。追いつめられて貧するタイガースを嘲笑うかのように、余裕のある戦いぶり。余裕があるから0−2とリードされてもグライシンガーを打席に送る。「アッチソンと藤川を打てば良い」というメッセージでもあり、「しっかりとした負けなら、そう痛くもない。中継ぎ休ませられて良い」という判断でもある。同様に前日働いた野間口に「試合をくれてやる」。意気に感じて結果を出して一段上がる。「あと一人」と追いつめられても、育成出身松本にそのまま打たせて、「藤川から同点打」という結果を導く。とにかく良い方に良い方に回って行く。こっちにしてみりゃ、ムカムカする方、ムカムカする方に転んで行く。ただね、やっぱり中軸、主力が、アウトになっても走者を進めているという事実、その野球の質の高さは認めないとね。
落合のような裏っぽい、妖術っぽいものじゃなくて、実にまっとうな、「正しいジャイアンツ」的なところがなおムカつくんだけどさ(笑)。
良い野球をする相手と、良い試合をすることは、今のタイガースに取っては必要なこと。勝てなかったのは悔しいけれど。アッチソン、藤川の継投で勝てなかったことは仕方のないことだ。その後出て来た筒井、渡辺、江草は、流れがあっちに行っている中で、よう踏ん張った。それぞれ大きな経験値を得たね。もう筒井は同点はもちろん1点リードでもどんどん使って行くべきだろう。失敗して負けても怒らない、私は(笑)。
この2試合でいろいろ感じたろう?悔しいとかムカつくとか、そういう感情も大事だけど、チームを活性化させていくためにはどうしたら良いかというヒントがいっぱいあったろう?選手起用とは投資。収支の見極め。ポジションの見極め。短期的な回収なのか、長期的な仕込みなのか。現在から未来への時間軸。
選手の必死さは重要。でも経営や首脳陣は、もっともっと冷静に、余裕を持てる未来を目指して、やるべきことに踏み込んで行かないとね。
平野チャンスメーク良いよ。関本よう打った。鳥谷ナイスプレー&チャンスメークの四球、安藤グッピッチ、アッチ&藤川ドンマイ、筒井&ナベ&エグ自信持ってどんどん行け。出ている選手たちに必要なのは必死さと集中力だけ。今日も良い試合を。勝利を。