2009.08.24 Monday
◇8月23日(日)阪神−広島17回戦(阪神9勝8敗、18時1分、京セラドーム大阪、32314人)
広 島 200 000 000―2
阪 神 100 000 52×―8
【広島】今井 ●横山(2勝7敗) シュルツ 牧野
【阪神】下柳 筒井 ○アッチソン(5勝2敗) 金村暁 西村
[本塁打] 栗原17号(広) 矢野1号(神)
ツキがあったなあ、風向きが良くなったなあと感じた試合。
初回下柳は二死を簡単に取った後、フィリップス安打、栗原2ランHRで2失点。Tシャツプレゼントで真っ黄色なスタンドの中で唯一赤いエリア、レフト5階席に打ち込むなんざ、栗原さんやりよるね(笑)。その後も二死一二塁のピンチを作るがなんとか脱出。
そのウラ、タイガースも即反撃。先頭平野が谷間要因C先発今井から四球。大和送って鳥谷がショートの頭、あっという間に左中間突破の二塁打で1点返す。しかしリズムの良さもここまでで、金本タイミング合わず二ゴロ、再びライトフライジェネレーターになってきた新井、ここは力ない遊ゴロでチェンジ。とりあえずすぐに1点返せたのは良かった。
下柳の勝負球が甘くなる傾向はこの日も顔をのぞかせていたけれど、カープ打線のミスショットに助けられた。なんとか踏ん張っている5回表、一死から天敵フィリップスが二塁打。魅入られたように直球がど真ん中へ。栗原、マクレーンが打った球も厳しいところに構える矢野のミットが真ん中に動く、ハッとするような危ない球だったけど、打ち損じてくれた。いやいやそろそろ危ないぞこりゃ…と思って見ていたところ。
5回ウラ二死で8番矢野が右フェン直、「らしい」二塁打。これが一つのアヤ、ついていた。突然の小チャンスで、下柳に代打ブラゼルを送る。結果はブラゼル敬遠、平野ツマリ三ゴロで無得点だったが、ここからの早め投手交代が好循環を呼び込んだ。矢野ちゃんナイス。
2番手は筒井、久々の「築いた持ち場」僅差ビハインドの中継ぎ。もういっぺん一からやり直し!と、気分はすっかり切り替わっていた。直球良し、曲げて良し、抜いて良し。特に左の天谷の膝元で見逃し三振を取った真っ直ぐ、良い球だったね。大丈夫だ。アッチソンに1/3だけ助けてもらって6,7回をゼロ。流れから言って、「本当の勝ち投手」は筒井だったね(実際の勝ち投手は4球だけ投げたアッチ)。あ、この最後の1アウト、金村曉に取らせていれば虎初勝利だったのか…と、妙なところを惜しく感じてしまう(笑)。
それにしてもC今井にはすっかりやられてしまった。でも非常に良い投球だったと思うけどね。伸びやかな直球を左右に決めていたし、カーブ、スライダーできっちり緩急もつけていた。あんまり良かったので、「打たれる前に」と今後のことを考えたブラウン監督は正しい。タイガースが先に動いていたから、6回93球でスパッと代えやすかっただろう。ここらへんもツイていた。
7回ウラ猛攻。一死から葛城四球。良い当たりが正面に行くドツカン君だったけど、よう辛抱して見た。桜井外角球をバットの先で中前へ巧打、矢野も中前クリーンヒットで続いて一死満塁と、前日サヨナラを食らわせた横山を攻め立てる。代打桧山で投手はシュルツにスイッチ。しかし直球が引っかかり気味でラッキー押し出し四球同点。続く平野、速い球に負けないように振って、振って、ファールを重ねた後、超気持ちイイジャストミート、ライトポールに向かう低いライナーはフェンス手前で弾んでフェア、二者を返して逆転4−2!なんだよ桧山に代走出してなかったのかよ。出し惜しみすなっ!ここで三走桧山に代走水田。
なおも一死二三塁。2番には大和への代打からセンターに入っていた浅井、2球目インハイ直球を思いっきり振り抜くも超どん詰まり、しかし浅井は思いっきり振っているから、前進守備のショートの右をヨロヨロと抜いていく…2点タイムリー、6−2!いやいやこれまたツイてる。だけどこれは浅井のクソ度胸が呼び込んだツキだね(笑)。
8回は金村曉、矢野がパームを上手く活用して4〜6番を三者凡退。ええやん。
矢野の今季1号ダメ押し2ラン(さすが力あるね!)で8−2となって、上がったばかりの西村が最終回。これまた素晴らしい廻りだ。そして西村がテンポ良くストライク、ストライクと臆することなく投げ込んで、最後は代打末永を高めの直球で空振り、3球三振で気持ち良くゲームセット。余分なことを考えさせなかったのがグッド。打って良し、リードして良し、ツキ持ってきて良し。矢野の存在感が光った試合だった。
選手全員がTシャツ来て、サインボール投げ込んで、公式ファンクラブ増員を狙ったイエロー&イエロー大作戦も大盛況のうちに終わって良かったね。
これで8月は10勝10敗。横浜で景気つけて、久々甲子園で今季ラストT−G3連戦。うっぷん晴らしお願いしたいね。
初回下柳は二死を簡単に取った後、フィリップス安打、栗原2ランHRで2失点。Tシャツプレゼントで真っ黄色なスタンドの中で唯一赤いエリア、レフト5階席に打ち込むなんざ、栗原さんやりよるね(笑)。その後も二死一二塁のピンチを作るがなんとか脱出。
そのウラ、タイガースも即反撃。先頭平野が谷間要因C先発今井から四球。大和送って鳥谷がショートの頭、あっという間に左中間突破の二塁打で1点返す。しかしリズムの良さもここまでで、金本タイミング合わず二ゴロ、再びライトフライジェネレーターになってきた新井、ここは力ない遊ゴロでチェンジ。とりあえずすぐに1点返せたのは良かった。
下柳の勝負球が甘くなる傾向はこの日も顔をのぞかせていたけれど、カープ打線のミスショットに助けられた。なんとか踏ん張っている5回表、一死から天敵フィリップスが二塁打。魅入られたように直球がど真ん中へ。栗原、マクレーンが打った球も厳しいところに構える矢野のミットが真ん中に動く、ハッとするような危ない球だったけど、打ち損じてくれた。いやいやそろそろ危ないぞこりゃ…と思って見ていたところ。
5回ウラ二死で8番矢野が右フェン直、「らしい」二塁打。これが一つのアヤ、ついていた。突然の小チャンスで、下柳に代打ブラゼルを送る。結果はブラゼル敬遠、平野ツマリ三ゴロで無得点だったが、ここからの早め投手交代が好循環を呼び込んだ。矢野ちゃんナイス。
2番手は筒井、久々の「築いた持ち場」僅差ビハインドの中継ぎ。もういっぺん一からやり直し!と、気分はすっかり切り替わっていた。直球良し、曲げて良し、抜いて良し。特に左の天谷の膝元で見逃し三振を取った真っ直ぐ、良い球だったね。大丈夫だ。アッチソンに1/3だけ助けてもらって6,7回をゼロ。流れから言って、「本当の勝ち投手」は筒井だったね(実際の勝ち投手は4球だけ投げたアッチ)。あ、この最後の1アウト、金村曉に取らせていれば虎初勝利だったのか…と、妙なところを惜しく感じてしまう(笑)。
それにしてもC今井にはすっかりやられてしまった。でも非常に良い投球だったと思うけどね。伸びやかな直球を左右に決めていたし、カーブ、スライダーできっちり緩急もつけていた。あんまり良かったので、「打たれる前に」と今後のことを考えたブラウン監督は正しい。タイガースが先に動いていたから、6回93球でスパッと代えやすかっただろう。ここらへんもツイていた。
7回ウラ猛攻。一死から葛城四球。良い当たりが正面に行くドツカン君だったけど、よう辛抱して見た。桜井外角球をバットの先で中前へ巧打、矢野も中前クリーンヒットで続いて一死満塁と、前日サヨナラを食らわせた横山を攻め立てる。代打桧山で投手はシュルツにスイッチ。しかし直球が引っかかり気味でラッキー押し出し四球同点。続く平野、速い球に負けないように振って、振って、ファールを重ねた後、超気持ちイイジャストミート、ライトポールに向かう低いライナーはフェンス手前で弾んでフェア、二者を返して逆転4−2!なんだよ桧山に代走出してなかったのかよ。出し惜しみすなっ!ここで三走桧山に代走水田。
なおも一死二三塁。2番には大和への代打からセンターに入っていた浅井、2球目インハイ直球を思いっきり振り抜くも超どん詰まり、しかし浅井は思いっきり振っているから、前進守備のショートの右をヨロヨロと抜いていく…2点タイムリー、6−2!いやいやこれまたツイてる。だけどこれは浅井のクソ度胸が呼び込んだツキだね(笑)。
8回は金村曉、矢野がパームを上手く活用して4〜6番を三者凡退。ええやん。
矢野の今季1号ダメ押し2ラン(さすが力あるね!)で8−2となって、上がったばかりの西村が最終回。これまた素晴らしい廻りだ。そして西村がテンポ良くストライク、ストライクと臆することなく投げ込んで、最後は代打末永を高めの直球で空振り、3球三振で気持ち良くゲームセット。余分なことを考えさせなかったのがグッド。打って良し、リードして良し、ツキ持ってきて良し。矢野の存在感が光った試合だった。
選手全員がTシャツ来て、サインボール投げ込んで、公式ファンクラブ増員を狙ったイエロー&イエロー大作戦も大盛況のうちに終わって良かったね。
これで8月は10勝10敗。横浜で景気つけて、久々甲子園で今季ラストT−G3連戦。うっぷん晴らしお願いしたいね。