2009.09.10 Thursday
3チームが2.5差圏内にウゴウゴ。T、Cともに、そう大した勢いとも言えないが、とにかくSの勢いたるや絶叫をともなうフリーフォール、11カード連続負け越しだとか。しかしまだまだ試合はあるからね。歯止めが利いて役者が揃えば、監督力で粘ってくるかもよ。まあ先のことを考えるにしても、あんまり相手は関係ない。「大型連勝なき財政再建」をキープしていきたい。
試合時間は2時間37分。タイガースは1回こそ3安打2四球と集中したが、2回以後は先発朝倉、苦手のリリーフ陣に散発4安打(2四球)に抑えられた。
一方岩田は文句なしの投球で、9回135球、12奪三振、散発3安打で完投、完封。ワイドなストライクゾーンとの相性ぴったりで、対した打者31人のうち、3球以内で2ストライクまで追い込んだのが実に20人!盤石の安定感は、手の出ないコース、完全にタイミングを外したボールで、いとも簡単にカウントを稼ぐことで生まれていた。内野ゴロが多いのも、押し込んだり、泳がせたり、自分のポイントでミートさせないから、とにかく強い打球を飛ばさせなかった。内外遅速、狩野の配球も実に巧みだったと思う。
サンスポによると、タイガースのシーズン4完投した投手は3年ぶり、ドラゴンズ戦で完投完封した投手は5年ぶりの出現だとか。いずれも井川以来だそうだ。出遅れた若きエースが実りの秋を引っ張ってくれるかもね。
初回は赤星内野安打を平野が送って、鳥谷が左中間ど真ん中をさーっと抜けていく二塁打であっさり先制。朝倉心揺れたか金本へボール4つ、新井も2−3までいきながら四球で一死満塁。元気ないイクロー見逃し三振で二死、ここで久々先発のリンちゃんが追い込まれながらも外高めの直球を弾き返すとセカンドの頭の上、ちょい前気味に守っていたような右中間をあっという間に破る。走者一掃の三塁打でこの回4点。
林にとっては、なかなか調子上がらず苦労のシーズンだったが、この負傷者続出の大事なところでよう戻ってきた。少々回り道することだってあるがな。でも巡って来たチャンスでこうやって満点の結果を出せるのは、恨まず腐らず、真面目に努力してきたから。帳尻合わせでもなんでも良いから、今季残りの試合で、持っている力を全部出し切ってくれ。
ヒーローインタビューで、岩田「今日、第2子の長女が産まれましたー!」、林「今日は(台湾から)母と兄夫婦が来ていたので何とかしたかった」。先日のブラゼルといい、どいつもこいつも家庭の事情をグラウンドに持ち込みやがって、なんてアットホーム賞な野郎どもなんだ。普通そういうのは、「わたくしごとなのですが…」とか言いながら、ちょっと照れくさそうに言うもんじゃないのか。そういうの好きだからもっとどんどんやれ。どんどん産んで、どんどん連れてこい。次は「下柳さんの口から発表してもらえますか?」っていうヒーローインタビューがええなあ(笑)。
岩田の完封勝利がかかった9回表、殊勲の林に代わってライトの守備に野原祐也が入った。バルディリス以来、日本人ではチームで初めて、育成選手出身の一軍登録(抹消清水)、一軍出場。代わった所に打球が飛ぶかとハラハラドキドキして見ていたけど、来なかったね。二軍戦では一塁も守っているから、今日あたり思い切って一塁スタメンも良いんじゃないかな。
今日は、今季一番と言えるくらい強く勝ちたいと思う日だ。ここまで開幕からドラゴンズ戦6カード連続で勝ち越しなし。7勝12敗。だからなんとしてでも今日勝って、「潮目」としたい。勢いに乗って、最後のナゴド3連戦にも勝ち越して、行ける!という気持ちで例のアレに臨みたい。とにかくこの一戦はことのほか重要。大事な大事なアタックチャンス!(CM)
◇9月9日(水)阪神−中日19回戦(中日12勝7敗、18時、甲子園、39109人)
中 日000 000 000―0
阪 神400 000 00×―4
【中日】●朝倉(9勝7敗) 高橋 小林正 ネルソン
【阪神】○岩田(5勝3敗)
試合時間は2時間37分。タイガースは1回こそ3安打2四球と集中したが、2回以後は先発朝倉、苦手のリリーフ陣に散発4安打(2四球)に抑えられた。
一方岩田は文句なしの投球で、9回135球、12奪三振、散発3安打で完投、完封。ワイドなストライクゾーンとの相性ぴったりで、対した打者31人のうち、3球以内で2ストライクまで追い込んだのが実に20人!盤石の安定感は、手の出ないコース、完全にタイミングを外したボールで、いとも簡単にカウントを稼ぐことで生まれていた。内野ゴロが多いのも、押し込んだり、泳がせたり、自分のポイントでミートさせないから、とにかく強い打球を飛ばさせなかった。内外遅速、狩野の配球も実に巧みだったと思う。
サンスポによると、タイガースのシーズン4完投した投手は3年ぶり、ドラゴンズ戦で完投完封した投手は5年ぶりの出現だとか。いずれも井川以来だそうだ。出遅れた若きエースが実りの秋を引っ張ってくれるかもね。
初回は赤星内野安打を平野が送って、鳥谷が左中間ど真ん中をさーっと抜けていく二塁打であっさり先制。朝倉心揺れたか金本へボール4つ、新井も2−3までいきながら四球で一死満塁。元気ないイクロー見逃し三振で二死、ここで久々先発のリンちゃんが追い込まれながらも外高めの直球を弾き返すとセカンドの頭の上、ちょい前気味に守っていたような右中間をあっという間に破る。走者一掃の三塁打でこの回4点。
林にとっては、なかなか調子上がらず苦労のシーズンだったが、この負傷者続出の大事なところでよう戻ってきた。少々回り道することだってあるがな。でも巡って来たチャンスでこうやって満点の結果を出せるのは、恨まず腐らず、真面目に努力してきたから。帳尻合わせでもなんでも良いから、今季残りの試合で、持っている力を全部出し切ってくれ。
ヒーローインタビューで、岩田「今日、第2子の長女が産まれましたー!」、林「今日は(台湾から)母と兄夫婦が来ていたので何とかしたかった」。先日のブラゼルといい、どいつもこいつも家庭の事情をグラウンドに持ち込みやがって、なんてアットホーム賞な野郎どもなんだ。普通そういうのは、「わたくしごとなのですが…」とか言いながら、ちょっと照れくさそうに言うもんじゃないのか。そういうの好きだからもっとどんどんやれ。どんどん産んで、どんどん連れてこい。次は「下柳さんの口から発表してもらえますか?」っていうヒーローインタビューがええなあ(笑)。
岩田の完封勝利がかかった9回表、殊勲の林に代わってライトの守備に野原祐也が入った。バルディリス以来、日本人ではチームで初めて、育成選手出身の一軍登録(抹消清水)、一軍出場。代わった所に打球が飛ぶかとハラハラドキドキして見ていたけど、来なかったね。二軍戦では一塁も守っているから、今日あたり思い切って一塁スタメンも良いんじゃないかな。
今日は、今季一番と言えるくらい強く勝ちたいと思う日だ。ここまで開幕からドラゴンズ戦6カード連続で勝ち越しなし。7勝12敗。だからなんとしてでも今日勝って、「潮目」としたい。勢いに乗って、最後のナゴド3連戦にも勝ち越して、行ける!という気持ちで例のアレに臨みたい。とにかくこの一戦はことのほか重要。大事な大事なアタックチャンス!(CM)