2009.10.05 Monday
フェニックスリーグ派遣予定者の報道(スポニチより抜粋)。
▽投手=蕭、上園、鶴、白仁田、石川、若竹、阿部、黒田、金村大、ジェン、横山、吉岡▽捕手=橋本、小宮山▽内野手=上本、高浜、野原将、大城、田中、森田、藤井▽外野手=庄田、林、高橋勇
上に含まれていない主な現二軍選手は、下柳、渡辺、久保田、杉山、西村、小嶋、バルディリス、今岡、藤本(腰を故障中?)。残り3試合&クラシリで戦力として起用される可能性がある人、今さら宮崎行きでもない人、その他、に分類されそうだ。
結果的に気分の良い、余裕の勝利のおかげもあって、D立浪選手を見送った甲子園球場の雰囲気はとても温かかった。代打で出た時、試合終了後、同い年の桧山からの花束贈呈、レフトD応援席まで駆け足で向かう途中、そこで深々と一礼する間、拍手と大声援が波音のように続いていた。GJ!甲子園球場、そしてその中の人たち!
◇10月4日(日)阪神−中日最終戦(中日14勝10敗、14時、甲子園、46853人)
中 日 000 000 000―0
阪 神 001 000 31×―5
【中日】●中田(5勝4敗) 小笠原 河原 高橋 山井
【阪神】○岩田(7勝4敗) アッチソン 久保
[本塁打] 桜井12号(神) 関本3号(神)
こっちは必死だけど、むこうはやる気あるんだかないんだか、ないんだかあるんだかわからない試合。メンバーはベストだけれど、クラシリで当たる可能性が高い苦手投手にここでちょっと苦い思いをさせておこうという様子は見えず、何か意図を持った動きがあるようにも見えず。もうやるべき分析は済んでいて、それを実物を見ながら、頭の中でシミュレーションしていたというところ?ドラゴンズってホンマにそんなにスゴイん?とにかくこっちはベストを尽くして、しっかり勝つしかない試合で、しっかり勝ったわけだから、文句なし。策より勝ちが薬になるかも知れないからね。
3回を投げたD先発中田へは桜井のソロによる1点のみ。広大は調子良いねぇ、低めの強い球だったけど、ゴツンと振り下ろしたらパコーンと飛んでいった。なんか桜井って人間離れした力を感じるよなあ、こん棒を振り回す原始人みたいな…(←いくらなんでも失礼か、でも褒めてるつもり)。
同じく3回を投げた2番手小笠原にはほぼ沈黙。どういうローテを組んで来るんだろうね。
7回は3番手河原。新井が強く投手の足下に返すセンター前、あまり調子の良くない関本がバントを二つ失敗したが、ここで気合が急に入って三遊間へジャストミートで無死一二塁。期待の桜井に打たせるもボテボテ二ゴロ、しかし打ち損ねが「完璧な進塁打」になったりするのも好調のしるし、一死二三塁。狩野敬遠で一死満塁、代打桧山。Dベンチまったく動かず河原続投で、桧山直球に空振りあっさり三振で二死。しかし平野が三遊間をライナーで破って2点目、さらにスタメン大和への代打葛城が同じようにレフト前に弾き返して2点タイムリー。河原に4安打を集中して3点ゲット。何を試したのか、何を隠したのかはわからないが、この試合にとっても、この先にとっても大きな7回の攻撃だった。4番手高橋に代わって鳥谷凡退でこの回終了。
5番手秋の山井、なかなか強い球を投げていたが、不調モードから急反転の関本がドンピシャでレフトスタンドに3号ソロ。ちょっぴり不安を与えられて吉。
投げては岩田が7回をゼロ。しかし1,2回とも先頭を四球は大反省。球場や相手の気分が違えば、結果は全然違っていただろう。どちらも二遊間併殺に仕留めたのは素晴らしかった。なんにせよ87球で役目終了、能見との両エース状態を完全に築いたね。ナイスピッチ!とりあえず自信持ったまま中4日で金曜の最終神宮かな。
逆に急に点差が開いて、アッチソンがヨロヨロ。ライナーゲッツーで難を逃れる。5点差9回は久保が登場。ぴしゃっと抑えて試合終了。久保の中継ぎってマリーンズ時代とっても評判良かったんじゃなかった?短期決戦で中に使うのは良いけれど、さて残り3試合とクラシリはどういうローテで望むのか。やっぱり久保を先発で使うのか、上にいる投手で回すのか、下の投手を使うのか、安藤をどうするのか…首脳陣の決断はどうなるのか。
無責任に希望を言わせてもらえば、木金の神宮は能見、岩田で悔いなく終わりたい。水曜の広島は…秋の山井に対抗して、秋の杉山でどう?なんかすんごいことやりそうな気がしない?すんごいとんでもない炎上しそう?ダメ?あそう…(笑)。
いやホント、とにかく今年も最後まで目一杯楽しませてもらっちょります。まだまだ終わらないぞー!