2009.12.25 Friday
フラストレーションのたまるシーズンだったことは、どの関係者にも同じことで、「勝つために」というテーマで意見交換が活発に行われることは非常に良いことだと思う。
総合すれば「勝てなかったことに対する不満」ということになるのだが、選手の側にある不満はいろんな要素が絡み合っているのだと思う。藤川の言う「勝つという姿が(近年)あった。ただ、(今季)途中からちがうと受け取った」(サンスポ)は、選手起用や采配面を指していると思われる。選手の本当のコンディションまでわからぬ外野の自称評論家なりに、それは私も思った。特に終盤の競り合いでの先発ローテや、ローテを外れた投手のスクランブル体制にもったいないと思うことがあった。
続出する年俸の大幅ダウンについての不満も絡んでいるのだろう。球団側は「これまで甘すぎた」というような発言もしており、ベースの見直しもしているようだ。不満が噴出するのは当然のことだが、改めてサインしたとされる年俸を「こちら、プロ野球人事部」でずらーっと眺めてみて、特段不自然さを感じないところを見ると、決して大事にされていないということもないように思う。
その不満の大きな部分を占めるのが、「城島の補強」ということになるのかも知れない。この突出した補強のために、多くのベテラン選手の年俸が下がり、引退が勧告されたように感じたのかも知れない。そして現実問題として、それは否定しきれないのではなかろうか。今岡については十分な準備期間を与えたと言えるだろうが、赤星やジェフについては、しかるべき「温情」があって良かったのではないか?矢野について、そこまで露骨な減俸をしなくても良いのではないか?その選手たちの思いに、球団は「城島補強」抜きで、答えきれないように思う(でも赤星への引退勧告はあくまでも正しいと思う)。
それでも球団はそれが必要だと経営判断をして断行したのだから、責任を持って選手たちに説明をしたら良いと思う。それがまさに球団が導き出した「勝つための戦略」なのだと。
この変革で生まれる軋轢、葛藤、衝突は、タイガースが強くなるために必要なプロセスだと感じている。
総合すれば「勝てなかったことに対する不満」ということになるのだが、選手の側にある不満はいろんな要素が絡み合っているのだと思う。藤川の言う「勝つという姿が(近年)あった。ただ、(今季)途中からちがうと受け取った」(サンスポ)は、選手起用や采配面を指していると思われる。選手の本当のコンディションまでわからぬ外野の自称評論家なりに、それは私も思った。特に終盤の競り合いでの先発ローテや、ローテを外れた投手のスクランブル体制にもったいないと思うことがあった。
続出する年俸の大幅ダウンについての不満も絡んでいるのだろう。球団側は「これまで甘すぎた」というような発言もしており、ベースの見直しもしているようだ。不満が噴出するのは当然のことだが、改めてサインしたとされる年俸を「こちら、プロ野球人事部」でずらーっと眺めてみて、特段不自然さを感じないところを見ると、決して大事にされていないということもないように思う。
その不満の大きな部分を占めるのが、「城島の補強」ということになるのかも知れない。この突出した補強のために、多くのベテラン選手の年俸が下がり、引退が勧告されたように感じたのかも知れない。そして現実問題として、それは否定しきれないのではなかろうか。今岡については十分な準備期間を与えたと言えるだろうが、赤星やジェフについては、しかるべき「温情」があって良かったのではないか?矢野について、そこまで露骨な減俸をしなくても良いのではないか?その選手たちの思いに、球団は「城島補強」抜きで、答えきれないように思う(でも赤星への引退勧告はあくまでも正しいと思う)。
それでも球団はそれが必要だと経営判断をして断行したのだから、責任を持って選手たちに説明をしたら良いと思う。それがまさに球団が導き出した「勝つための戦略」なのだと。
この変革で生まれる軋轢、葛藤、衝突は、タイガースが強くなるために必要なプロセスだと感じている。