自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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西村の落ち着き
 スカイAは休日スペシャルで時間を拡大、安芸の様子なども伝えていた。
ファームキャンプも順調そうだ。各選手を短い映像で紹介していたが、とにかく暗くなるまで、暗くなってもグラウンドで続く猛練習を続けているのだとか。大きな声が出ている様子もよくわかった。黙々と、着々と実力アップが図られていることだろう。

 宜野座も良い雰囲気。今年も中西太さんが元気に来てくれて嬉しい。マートンも熱心に守備練習に取り組んでいたね。ベースランニングでは、二塁から全力でホームに帰る金本に、打席近くにいたブラゼルが「滑れ!」のジェスチャ、金本がそれに応えてスライディング。最期は新井に対して、全員で「滑れ!」のジェスチャ、スライディング&ホームインすると同時に、全員がダッシュでダグアウトに消えるというワケのわからんパフォーマンスで息の合ったところを見せた(笑)。

 この日の中継の中で、私が一番印象に残ったのは西村投手。多少のばらつきはあったが、抑えの利いた直球が良い角度で低めに決まっていた。他の若手投手も悪くはないが、投げる姿にも精神的な落ち着きが感じられる。大和から感じる雰囲気に似ている。
 昨年は、一軍で6試合8回を投げた。登板こそ少なかったが、一軍登録期間は6月5日〜7月3日、そして8月22日〜9月11日と長かった。役割として緊急登板に備えて、毎日緊張感の中で肩を作る日々だっただろう。そういう前戦のすぐ近くにいた経験が、度胸になっているのだろう。事実、ここはただの「一軍キャンプ」でしかない。去年いた、勝つか負けるか、取るか取られるかの場所と比べれば何ほどのものでもない。場を踏んだ者にほ、本人の自覚と関係なく落ち着きが備わるものなのだと思う。
 客観的に見ればボーダー近くにいる選手なのは間違いないが、やりそう、まだまだ伸びそう、そう感じさせる西村のフリー打撃登板だった。

Posted by torao at 08:33 | comments(6)
[投手]西村
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西村にしても大和にしても、やはり「一軍経験」というのは大きな自信に繋がるのですね。
数年後、球児がメジャーに行った後、「守護神」を継ぐのは、度胸満点の西村かも知れませんね。
頑張れ「九州男児」!(←こればっかしですみません)
| ジジィ | 2010/02/12 9:00 AM |
西村は去年の登板から見ていましたが、かなりの成長が伺えます
アリゾナ教育リーグにも行ったし、自信をつけているのではないかと思います
今年どうこうではなく、長い目で見れば大きな投手に育つと思っています
| かんさいや | 2010/02/12 10:07 AM |
あのワケのわからんパフォーマンスは圧巻でしたね。(笑)
4位指名西村にも不満たらたらだった。あの時、筑波の坪井や仙台育英の橋本も残っていた、中途半端な右投手ばかり集めてどうする!
西村は見事期待を裏切ってくれそうだ。

蕭、西村、二神、藤原楽しみですね。
それから常に故障と隣り合わせだった鶴、ちょっと逞しくなったようで密かに期待してます。
ライバル・辻内も胎動の気配です。
| とらぽるた | 2010/02/12 10:23 AM |
確かに西村は、テークバックが小さくて今まで阪神にいないタイプっぽくて期待したい。
上園がちょっと心配!福家さんいわく新人王のときは、外角のマッスラがよかったが・・
とのこと。
それってかって遠山が一年目はナチュラルでまがったストレートが2年目以降はまがらなくなってスランプになった話と似てるような気が・・
頑張れ上園苦しんだあとみんな復活してるんだから
| バースと藤川命 | 2010/02/12 12:02 PM |
 西村良いですね〜!
目的意識を持ってピッチングをしているのが見て取れます。
 こういうピッチャーがいると他の選手にも良い事ですね。(感じ取れなければただの馬鹿ですが?)
| 大虎真弓 | 2010/02/12 12:53 PM |
>一軍で6試合8回
意外と少なかったんですね。
昨年見た時から、まだまだ伸び代を感じさせる楽しみな素材です。
昨日のバッピでも、腕がキレよくピュンと振れてましたね。
今年の破竹賞の大穴候補に挙げたいなぁ。
あとはムラをなくし、高い質を揃えられればドーンと中継ぎの柱になれるはず。
生き残れよ〜〜〜。
| 西田辺 | 2010/02/12 11:18 PM |

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