2010.03.11 Thursday
遠征組も甲子園に戻って、残留組と一緒に室内で汗を流したとのこと。
フタを開けてみなければ、いやいやフタが開いてしばらくしないとわからないのが外国人選手。だからフタがあるうちは、どうしてもその中身がどうなのか気になって仕方ない。どうやらみんなそうみたいで、マートンはどうだこうだ、マートンの使い方はどうだこうだと、プロも素人もなかなかやかましい(笑)。それはそう言いたくなるだけの歴史の蓄積があるからであり、当然のことだとは思う。
ただ、フォードがどうだったメンチがどうだったという「連想ゲーム」はこの際置いておけば、期待できるポイントはかなりあるように感じている。スイングの形はとても良いと思う。初め指摘されていたトップを作るまでの遅さ、浅さは修正できている。前後の重心バランスは安定している。振りはいかにも速そうだし、ムダ、ブレのない軌道でバットが回っている。
タイミングがズレ始めるとゴロ量産態勢に入る傾向がある。前の試合もそうだったし、実戦初めの頃もそうだったよね。また武田勝のヒザもとスライダーに感じのない空振り連発だった。投球と自分のスイングをイメージして、こんな感じで当たるハズ、という想定のもとに振るのだけれど、それがズレてしまうとカラッキシ。ただ私思うに、良い打者って、こういう時あるよなあって。スイングはしっかりと完成したものがある。でもセンサーと筋肉のコンディションがちょっとズレているので、同じ結果を繰り返してしまう。天才的打者の場合、それによって長期スランプというドツボにはまってしまうこともあるのだけれど、その修正方法を身につけていくことでさらにコンスタントな成績を残すことができるようになることもある。
まだ良くわからないけれど、マートンは日本の野球を良く知り、自分の可能性を広げたいという、素直な意欲を持っているようだ。しゃべりを聞く限り頭も良さそうだし、他の選手とも積極的に意思疎通をはかろうとしているようだ。鳥谷、筒井、渡辺と同い年。まだまだ成長できる若さもある。ラインバックもバースもウィリアムスも、「そんなに期待してなかった方」の外国人だ。首脳陣のやり方次第なのかも知れないよ。
フタを開けてみなければ、いやいやフタが開いてしばらくしないとわからないのが外国人選手。だからフタがあるうちは、どうしてもその中身がどうなのか気になって仕方ない。どうやらみんなそうみたいで、マートンはどうだこうだ、マートンの使い方はどうだこうだと、プロも素人もなかなかやかましい(笑)。それはそう言いたくなるだけの歴史の蓄積があるからであり、当然のことだとは思う。
ただ、フォードがどうだったメンチがどうだったという「連想ゲーム」はこの際置いておけば、期待できるポイントはかなりあるように感じている。スイングの形はとても良いと思う。初め指摘されていたトップを作るまでの遅さ、浅さは修正できている。前後の重心バランスは安定している。振りはいかにも速そうだし、ムダ、ブレのない軌道でバットが回っている。
タイミングがズレ始めるとゴロ量産態勢に入る傾向がある。前の試合もそうだったし、実戦初めの頃もそうだったよね。また武田勝のヒザもとスライダーに感じのない空振り連発だった。投球と自分のスイングをイメージして、こんな感じで当たるハズ、という想定のもとに振るのだけれど、それがズレてしまうとカラッキシ。ただ私思うに、良い打者って、こういう時あるよなあって。スイングはしっかりと完成したものがある。でもセンサーと筋肉のコンディションがちょっとズレているので、同じ結果を繰り返してしまう。天才的打者の場合、それによって長期スランプというドツボにはまってしまうこともあるのだけれど、その修正方法を身につけていくことでさらにコンスタントな成績を残すことができるようになることもある。
まだ良くわからないけれど、マートンは日本の野球を良く知り、自分の可能性を広げたいという、素直な意欲を持っているようだ。しゃべりを聞く限り頭も良さそうだし、他の選手とも積極的に意思疎通をはかろうとしているようだ。鳥谷、筒井、渡辺と同い年。まだまだ成長できる若さもある。ラインバックもバースもウィリアムスも、「そんなに期待してなかった方」の外国人だ。首脳陣のやり方次第なのかも知れないよ。