自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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新井が救う
 キムタク亡くなる。とても悲しい。今はそれだけ。合掌。

 マリーンズの中継ぎ左腕川崎を金銭トレードで緊急補強。背番号62。ここ3年間、48試合、65試合、45試合の登板数。特に08年は29ホールドで最優秀中継ぎ投手を獲得。推定年俸4590万円。防御率は年々悪化していて、ついに今季は二軍スタート。チームは好調な滑り出しを見せているが、戦力構想外として売り出された。
 状態は定かでないが、研究が進まないうちに、鮮度が良いうちに使っていきたいところ。中継ぎフル稼働&交代活発化の要員としたい。環境変わって活躍できると良いね。

阪神−巨人1回戦(阪神1勝、18時、甲子園、46306人)
巨 人 002 001 100―4
阪 神 001 202 00×―5
【巨人】●藤井(0勝1敗) 久保 金刃
【阪神】○能見(2勝0敗) 久保田 S藤川(3セーブ)
[本塁打]新井1号(神) 金本2号(神)

とてもじゃないが理想的とは言い難い試合。あんまり見たことないイージー二ゴロ悪送球という平野の2点タイムリーエラーに始まり、振っては先発全員の12三振でわずか6安打。能見、久保田、藤川の「一番良いリレー」も、最後の一打が正面をついて薄氷を踏む思い。それでも1球に一喜一憂、ドキドキハラハラ、負けたくない勝てよ頑張れよ踏ん張れよと、手に汗握って熱くなる好勝負を楽しんだ。もちろんギリギリだろうがなんだろうが勝利の喜びは最高。歓喜のスタンド、笑顔、勝利の六甲おろし。ヒーローインタビューに監督インタビュー。やっと、ああ今年も野球が始まったのだと実感できた。

 ジャイアンツの能見対策、いろいろあったのかも知れないが、まずはファーストストライクから打てでやって来た。バッテリーは上手く対応していたけれど、やはりそれなりに気圧された部分はあったかも知れない。去年の連勝中などは、もう立った瞬間から気合で勝っている風があったから、それに手を打ったのだろう。とにかく一つ目で負けずに二年越しの5連勝と繋げられたのは大きい。

 本当に良いところで良いホームランが出た。G先発藤井という投手は、ハマってしまうとずるずるやられるから、4回ウラ新井逆転の一発はとりわけ大きかった。地面を踏ん張って、スクワットの筋力を使ってセンターに運んだ飛距離もデカかったが、エラーの平野を救い、無死二塁打の鳥谷を進塁させることもできず三振した金本を救い、連敗中の重苦しさに沈むチームを救った。

 救われた方の金本も打撃は急激に回復中だ。Gは下位で同点にした6回表、二死二塁で藤井をそのまま打席に送った。左が続くTの上位まで藤井でという選択。こっちとしては絶対にその選択を悔やませなくちゃいけない。平野への代打浅井がヒットで出るも鳥谷が三振。予定どおり藤井の最後の打者金本。打ち取られればあっちの計画通り。打って繋げば思惑崩し。
 変化球で内外に振られ、真っ直ぐに押され簡単に追い込まれた。そして5球目一番簡単な肩口からのスライダーが真ん中に滑ってくるところ、高いところから打ち込んだバットが真芯で捉えた。打った瞬間のライナー、金本らしい弾道。文句なし。まだまだ試合の途中ながら、非常に重要な「最後の打者」。この1球を仕留めるのが金本であり、この1球をしくじるのが藤井である。一塁を回って、握った拳をグッグッと小さく振り、控え目ながら喜びを外に出す。珍しいことだ。それだけ余裕がなかったのだろう。そして飛び上がらんばかりに嬉しかったのだろう。控え目でいる必要のないこっちはテレビ前で大きくガッツポーズ、そして大声を出させてもらった。

Posted by torao at 08:54 | comments(19)
[野手]新井
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G木村コーチのご冥福をお祈りいたします。
試合のほう、最後までハラハラドキドキでした。 最後のシーンG由伸に、あえてタイミングが合っていない変化球じゃなく、ストレート勝負したところに、城島の信念を見ました。
あと、アニキの珍しいガッツポーズは、本人の中でもよほど「記録との葛藤」があったからでしょう!
現場目線の赤星氏の解説も楽しかった!今日も好ゲームを期待します。
| ジジィ | 2010/04/07 9:51 AM |
キムタクはいい選手だったし、いい指導者になったはず。球界は本当に惜しい人材を突然失いました・・・残念です  ご冥福をお祈りします。

昨日は本当にハラハラドキドキしました。
アニキよく打ってくれました(*^_^*)が、

確かに決勝打は称賛に値しますがやはり他の打席での内容が悪すぎます。
星野SDは「あれだけの選手なんだからもう少し時間をあげてやってくれ」と言っていましたがアニキのフル出場はそろそろ限界と思うのですが・・・

もちろん歯を食いしばって全力プレーしている姿には涙さえ出てきます。
だからこそ最高のパフォーマンスを見せてほしいのです。
| ガク | 2010/04/07 10:01 AM |
ニュース速報で木村さんの訃報を知りました。昨年の捕手が印象に残っていました。今年からコーチとして第2のキムタクを育成して欲しかっただけに残念です…。

金本の逆転弾は良かったのですがそれ以外の打席の内容が悪いので今日の試合で本物かどうか解りますね。

今日の試合が鍵になりそうです。
| 聖 | 2010/04/07 10:10 AM |
最後の高橋伸の場面。
去年の高橋伸は1打席のみの出場で、対戦相手は藤川球児。
全く手も足も出ない形の見逃し三振でシーズンを終える。
あの1打席は、この日のために立たせた天然原マジックなのではないか!?と冷や汗をかきました。

フォークボールで追い込んだ時点で何を投げても大丈夫だとホッとしたのもつかの間
芯で弾き返されまた冷や汗。。
とにかく勝てて良かったです。
| ワン虎 | 2010/04/07 12:25 PM |
G・木村コーチのあまりに早すぎる死に哀悼の念を表します。
 
選手の状態と成績は必ずしもシンクロしないものですが、開幕からおよそ10試合で随分と選手の状態が変わった様に見えます。昨日の能見は前の試合から劇的に改善しているし、ブラゼルは一発出てからボールを見れるようになった。でも昨日の終盤のように気持ちに余裕がなくなるとボール球に手を出すのは「仕様」ですかね。鳥谷も打席の中で『ぴたっ』と止まる瞬間が出来、これがあると鳥谷の場合、確率が上がるしどんな球でも対応できるスーパースラッガーに変身しますよね。
そして、新井さん。良いときの鳥谷が右で構えたような『ものすごく打ちそうなオーラ』が出ていました。開幕後は寧ろ、この良い形を崩すような振りすぎが目立ち頭の位置がぶれていましたが、昨日は特に三振した最終打席、メチャクチャ凄かったですよ。鳥谷ほど正確性が高くないですが、当たりそこないHRがあることは機能で実証されましたね。
あとは、城島。心配です。打席でボールが見えず、振り回され、守備で投手と相手打者の特性が理解不足で危ないリードをしている。プライドを傷つけるかもしれませんが、矢野・(去年後半の)狩野のリード実例を参考にして欲しいです。



| 熊虎 | 2010/04/07 12:27 PM |
巨人に移ってからのキムタクはいぶし銀に磨きがかかって憎々しいほどの「厄介者」(これ褒め言葉ね)でした。
平野なんかがもっとあの「厄介者」感を相手チームに振りまいてやって得て欲しいのですがね。(昨日ばかりは味方にとって「厄介者」になってしまって・・・orz)

金本は確実に良くなりつつありますよ。
もうちょっと生温かく見てあげて欲しいな。
| いわほー | 2010/04/07 12:30 PM |
Gの巨大戦力の中でもピリッと光る存在感を示し、選手としての価値が最も高まった時に突然の現役引退にはびっくりしましたが、あるいはあの時すでに体調の変化を感じていたのかも・・・
ご冥福をお祈りします。

ロッテ川崎を獲得、微妙ですね。かなりの実績を持つ中継ぎ左腕、かといって現在の力が筒井、江草より上とは思えず、さしあたって明日小嶋の替わりに誰を落とすかも悩ましい中継ぎ陣。
渡辺は盛り返してきたし、成長株西村を落とすのは育成に逆行だし、江草は魔が刺しただけだし、メッセも足を引っ張られただけだし・・・

それよりロッテ側のコメント「急な話で交換相手を検討する時間もなかったので金銭になった」には笑えた。
ウチにも環境を変えてやりたいのが投手にも野手にもいる。売る込んだが丁重に断られたんだろうか。
もっと気合を入れてアピールして欲しかった。
「こいつはお値段も手頃だし、特殊な能力があって、あんさんの球場では重宝しまっせ。今は雨だけですが、環境次第では風、霧、雷などにも開発可能だと筑波の方の偉い大学の先生もおっしゃてます〜」なんて・・・
| とらぽるた | 2010/04/07 12:54 PM |
先ずは木村コーチのご冥福をお祈りします。
しぶとさと時には思い切り引っ張るバッティングには、いつも悩まされました。

昨夜の勝利はうれしいのですが・・
藤井の失投に助けられた感があります。
8回に最低あと1点取らないと、これからが心配です。
そうは言っても、勝ってヤレヤレでした。
| Yalkeys | 2010/04/07 1:12 PM |
木村コーチの訃報、とても残念です。危ない状態と伝えられていましたが自分の中でなぜか楽観視していたところがあって衝撃を受けてしまいました。
巨人の選手でありながらなぜか応援したくなる不思議な魅力を持った選手だったと思います。

今日の試合は木村コーチのこともあって巨人にとっては何が何でも負けられない試合になると思います。
ここ数年何が何でも負けられない試合にことごとく負け続けたタイガースがどのような試合をするのか楽しみです。
ただ、福岡では今日明日はソフトバンク戦をかぶせてくるんでCS契約しているのに19時〜21時の1番いいところが見られないという始末。
スカパー・skyA・KBCに抗議しておきましたんで、皆さん応援の方よろしくお願いします(笑)。
| けいわい | 2010/04/07 2:49 PM |
昨日の試合は単純に1ファンとしておもしろかった!

今までの試合はマートン、城島におんぶにだっこ(言い過ぎかな)だった打線が
巨人が相手になったとたんクリーンアップが打つといううれしい試合だった!
| 鶴山 | 2010/04/07 2:59 PM |
G木村コーチいくらなんでも早過ぎます。ユーティリティ選手のお手本で素晴らしい指導者になれたことでしょう。ご冥福を祈るばかりです。


昨日は現地観戦で試合前の練習からチェックしてました。夕方はまだ温かかったのに金本はノックを受けておらず(開幕時の京セラではしてた)キャチボールも山なりの球しか投げてませんでした。
そんな状態で一撃を放つ金本には脱帽です。過度の期待はできませんけど。

| BUCK-TORA | 2010/04/07 4:15 PM |
連日ボヤキで恐縮ですが。即戦力とかふれこみの大学出の投手二人も、公式戦が始まる前に壊しておいて、役に立つかどうかも定かでない、外人やら、日本の中古品やらを買ってきて、何をやってるんでしょうね。そういえば、もう一人、岩田もこわれてましたね。こんなに大事な物を次々壊したら、普通なら、現場の責任を問われます。健康の管理とかやりようがないんですか。無駄金ばっかり使って、もう少し頭をつかってくださいよね。Toraoさん!何とか言ってやって下さい。
| apatite | 2010/04/07 4:30 PM |
木村コーチ
残念です。
何もかもこれからなのに…
心よりお悔やみ申し上げます。

川崎投手
最優秀救援は08年ですね。
勤続疲労か、去年は冴えませんでしたがまだまだ能力は錆び付いてないはず。
ようこそ、虎投へ!
金本
もうこの人の事は、語る言葉もないです。
1日も早い回復を願うしかないですね。
我慢強く掴んだ一勝。
いい雰囲気を作りたいですね。
| 西田辺 | 2010/04/07 7:04 PM |
巨人ナインだけじゃなくて、金本と新井の左肩にも喪章があったのが木村コーチの人柄を表してますね。
| タケチャン大佐 | 2010/04/07 7:29 PM |
キムタク早すぎるよ・・・
やっぱり自分の知ってる人が亡くなるってのは重いですよね。
それは勿論ジャイアンツであろうと関係はないです。

今日は試合内容はどうでもよかったです。
キムタクに捧げました。
| 拉麺 | 2010/04/07 10:11 PM |
 キムタク、、ご冥福をお祈りします。。それ以外に言葉がないですね。。
 巨人にとっては今夜は負けられない試合であり、そういう試合で勝ったことは巨人ファンとして非常に嬉しいですし、巨人の選手達を誇りに思います。
 一方、阪神の選手達も今夜の試合はやりづらい部分があったのではと想像します。
 明日はお互い、何も考えずに勝負したいですね。プロ野球は勝負の世界ですからね。
 キムタクもきっと、そういう試合を望んでいると思います。
| G3 | 2010/04/07 10:40 PM |
 木村コーチ、昨年の働きを見ても、まだまだ現役で、やれそうでしたね。
引退すら驚いていた位なのに、まさかこんな事になるとは。
巨人に移籍してからの方が、よくやられたイメージが強いですね。
本当に、敵として、嫌なバッターでした。
昨年、引退試合の元同僚、緒方選手に向けられた笑顔が忘れられません。
ご冥福をお祈り致します。
| スーパーエリーバ | 2010/04/07 11:22 PM |
我が愛しの阪神タイガース。

変なところで空気読んじゃいましたね。
もちろん、自分より年下の男が亡くなったのは悲しいし、お悔やみ申し上げます。

と、酔った勢いで入力したけど、阪神だってわざと負けたんじゃない、ということに気がついた。

合掌。
| 太めのおじさん | 2010/04/08 12:20 AM |
1985年夏、忘れられないあの痛ましい日航機の墜落事故。犠牲者の中には、当時の阪神タイガース中埜球団社長の名前もあり選手の動揺
は隠せませんでした。何しろ翌日からは後楽園での巨人との三連戦。阪神の球団旗も応援旗もすべて半旗、レフトスタンドを埋め尽くした阪神ファンの多くは喪章を腕にして試合の動向を見守りました。

結局、この三連戦は、巨人の8−5、4−3、12−8というスコアで阪神は三連敗。ここまで守って来た首位の座を巨人に明け渡す無惨な結果となってしまいました。特に2試合目に逆転打を放った巨人の仁村は1塁ベース上であたりかまわず涙顔でガッツポーズをします。

三連敗の中でも1試合目の先発、池田親興は2回持たずKO、3試合目の先発ゲイルに至っては1回持たずという最悪の出来。主砲3番バースは力みに力み11打数2安打という、この年では考えられない数字。特に3戦目では一回表に2番吉竹がホームラン、4番掛布、5番岡田もホームラン。結果から見れば、3番バースが打っていれば、後楽園4連発!として、あとあとまで語り草になった試合でした。

1964年、2003年の日本シリーズ第7戦、1973年の巨人との最終決戦。ヤクルトとの最終甲子園決戦2連戦・・・などなど。「この試合だけは絶対負けてはならない」という試合をことごとく落としてきた勝負弱い、阪神タイガース。でも・・・。このチームが好きで、このチームから離れられないのは、そんなところがいっぱいあるからかもしれませんね。

1985年の巨人との三連戦の後の5試合は、すべて阪神が巨人に勝利し、日本一の栄冠を掴む事となりました。日本一の祝勝パーティーで
ランディー・バースがビールかけの輪から外れ、中埜球団社長の遺影の前にある、選手全員の名前が刻まれたサインボールに、そっとお酒をかけた、あの瞬間に21年間の悔しさは、やさしくやさしく緩やかに崩れさっていきました。
| ライムD | 2010/04/08 4:45 AM |

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