2010.05.13 Thursday
期待一杯で見つめた試合だったが、全編「脱力感」一杯の凡戦で終わってしまった。
交流戦突入にあたって「守り重視」という監督コメントなんかもあって、どんな変化があるかのワクワクだったけれどいつものスタメン。甲子園開催ということで好調持続にポイントを置いたのだろうが少々脱力。
初回久保がとんとんとんと良い立ち上がりをして、そのウラ、マートンはフルカウントまで投げさせて凡退。すかさず平野がヒットで出て、大きなリードでF先発ケッペルを揺さぶる。塁上でちょろちょろされるのが非常に気になるように見えて、鳥谷への制球がばらつく。いいよいいよ、そういうジワジワと投手を攻め落としていく上位の働き、こういうのが効くんだ。カウント2−2、6球目で平野がスタート、投球ボール、捕手鶴岡二塁送球、へ?…なにその余裕でタッチアウト、そんな単独スチール失敗見たことないってくらい遅れてスライディングして来た。鳥谷がエンドランのサインを見落とした?いやたとえそうだったとしても、あそこまで遅すぎるとなるとスタートの判断に大問題あり。左投手の投球にいちいち帰塁してしまうのを何度も見ていたから、知らなかったわけではないけれどね。とにかくこのベースずっと手前でタッチアウト確定には大脱力だった。
久保はあまり良くなかったと思う。直球についてはある程度意図していたのかも知れないが、とにかく抑えが利かず球が高い。変化球も甘い。ここまで不振のファイターズ打線と、左右に巨大なストライクゾーンを形成していたこの日の球審に助けられた部分が大きい。
4回表は、その甘い制球につけ込まれて1番からの打順でヒット、バント、ヒットで1失点。レフト葛城の締まらない動きと返球に脱力したが、打者走者が二塁を欲張ろうとしたところを(たまたま)殺せたのは助かった。と、思ったんだけど、二死無走者、小谷野のライト左への大飛球、桜井が追って、なんとか追いついたかと思ったらグラブに入らず記録二塁打に脱力。糸井四球で二死一二塁、高橋信二の二遊間は鳥谷が追いついていたが捕球直前のバウンドが大きく弾んで触れずヒットで2点目に脱力。
その後のどうもならん攻撃陣には脱力しっぱなし。7回はちょっと盛り上がったけれどあくまでも葛城の元気のないところが目立ってしまった。
2点ビハインドでも2点リードでも渡辺、西村に頼ろうとする投手起用にも脱力。それが層の厚みを利用したローテーションの中で起きていることならわかるけれど、もつれている間は全部西村渡辺では、他の投手が生きてこないし、西村渡辺の好調期をムダ食いすることになる。西村をビハインドゲームで出し始めた時のことを思い出して欲しい。ナベの素晴らしい投球を見ながらも、西村の本能に点火されていない投球を見ながらも脱力していた。
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阪神−日本ハム1回戦(日本ハム1勝、18時、甲子園、44203人)
日ハム 000 200 002―4
阪 神 000 000 101―2
【日本ハム】○ケッペル(5勝1敗)
【阪神】●久保(3勝4敗) 川崎 渡辺 西村 江草
[本塁打]稲葉5号(日) 鳥谷5号(神)
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交流戦突入にあたって「守り重視」という監督コメントなんかもあって、どんな変化があるかのワクワクだったけれどいつものスタメン。甲子園開催ということで好調持続にポイントを置いたのだろうが少々脱力。
初回久保がとんとんとんと良い立ち上がりをして、そのウラ、マートンはフルカウントまで投げさせて凡退。すかさず平野がヒットで出て、大きなリードでF先発ケッペルを揺さぶる。塁上でちょろちょろされるのが非常に気になるように見えて、鳥谷への制球がばらつく。いいよいいよ、そういうジワジワと投手を攻め落としていく上位の働き、こういうのが効くんだ。カウント2−2、6球目で平野がスタート、投球ボール、捕手鶴岡二塁送球、へ?…なにその余裕でタッチアウト、そんな単独スチール失敗見たことないってくらい遅れてスライディングして来た。鳥谷がエンドランのサインを見落とした?いやたとえそうだったとしても、あそこまで遅すぎるとなるとスタートの判断に大問題あり。左投手の投球にいちいち帰塁してしまうのを何度も見ていたから、知らなかったわけではないけれどね。とにかくこのベースずっと手前でタッチアウト確定には大脱力だった。
久保はあまり良くなかったと思う。直球についてはある程度意図していたのかも知れないが、とにかく抑えが利かず球が高い。変化球も甘い。ここまで不振のファイターズ打線と、左右に巨大なストライクゾーンを形成していたこの日の球審に助けられた部分が大きい。
4回表は、その甘い制球につけ込まれて1番からの打順でヒット、バント、ヒットで1失点。レフト葛城の締まらない動きと返球に脱力したが、打者走者が二塁を欲張ろうとしたところを(たまたま)殺せたのは助かった。と、思ったんだけど、二死無走者、小谷野のライト左への大飛球、桜井が追って、なんとか追いついたかと思ったらグラブに入らず記録二塁打に脱力。糸井四球で二死一二塁、高橋信二の二遊間は鳥谷が追いついていたが捕球直前のバウンドが大きく弾んで触れずヒットで2点目に脱力。
その後のどうもならん攻撃陣には脱力しっぱなし。7回はちょっと盛り上がったけれどあくまでも葛城の元気のないところが目立ってしまった。
2点ビハインドでも2点リードでも渡辺、西村に頼ろうとする投手起用にも脱力。それが層の厚みを利用したローテーションの中で起きていることならわかるけれど、もつれている間は全部西村渡辺では、他の投手が生きてこないし、西村渡辺の好調期をムダ食いすることになる。西村をビハインドゲームで出し始めた時のことを思い出して欲しい。ナベの素晴らしい投球を見ながらも、西村の本能に点火されていない投球を見ながらも脱力していた。
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阪神−日本ハム1回戦(日本ハム1勝、18時、甲子園、44203人)
日ハム 000 200 002―4
阪 神 000 000 101―2
【日本ハム】○ケッペル(5勝1敗)
【阪神】●久保(3勝4敗) 川崎 渡辺 西村 江草
[本塁打]稲葉5号(日) 鳥谷5号(神)
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