2004.01.26 Monday
沖縄での先乗り自主トレ中に星野式お茶会を選手が交代で行うという。初回が今岡で2時間ほど担当記者と談笑したらしい。マスコミへの対応といえば松井秀喜が思い浮かぶ。記者に話しているのではなく、その記者を通して大勢のファンに自分の考えを理解してもらうことを意識しているのだそうだ。阪神では毎冬「お家騒動」という時代が長く続いた。そのメカニズムは監督、コーチ、選手の間のちょっとしたコミュニケーション不足やミスを、マスコミがほじくり出して派閥や系列の対立を造り出すものだった。星野前監督は逆にマスコミを利用しつくすことでお家騒動を封じ込めた。自分の考えを発信することがチームワークにつながっていく。