2012.03.17 Saturday
千葉マリンの雰囲気もお久しぶり。相変わらずスタンドの人たちは歌が上手だ。応援団、応援歌というと、時々球団との間でトラブルになったりして、タイガースもマリーンズも比較的最近そんなことがあった。それでもタイガースは今でもタイガースらしく伝統的でおおらかだけど単調な曲調だし、やっぱりマリーンズは斬新でおどろおどろしいけどなんだか小難しい曲調だ。どちらも熱狂的なファンを持ち、信じられない暗黒時代を経験したチームだけど、応援風景は対照的なのが面白い。
復帰の柴田が2番レフトでスタメン。バントを決めたり決められなかったり。まあこれからだね。
連打で4点を取った6回は良かったけれど、ラッキーもずいぶん味方してくれた。マートンの三塁内野安打なんて、ただの三ゴロ併殺打がなぜか気がつけば今江のユニフォームの中にボールが入っちゃったという、手品師もびっくりの奇跡プレー。種明かしはバウンドが変わって打球がアゴに当たって胸から入ったということだけど、そんなん見たことない。やっぱりユニフォームは身だしなみ良く着ておかんといかんな(笑)。
中で一番いい当たりだったのが新井のレフトフライ、あ、小宮山の右前タイムリーは文句なし。守備面も含め、2番手は小宮山におさまっていきそうな(これは私の個人的希望も含みだけど)試合でもあった。
能見は問題なし。福原も多少荒れたが持ち味は出ている。
小林宏は1回3人ながら、投げている球に力は感じられず、制球も甘めで結果オーライ。渡辺はオープン戦の結果は気にしなくていいよ。
決してその雰囲気に飲まれていたようには見えなかったが、この春絶対的にいい球を投げ続けていた筒井が8回につかまって逆転負け。できればそのまま大化け街道をばく進して欲しかったけど、そこまで信頼していたワケでもないし、もしどこかでコケるとするなら、こんな形でまだ良かった。オープン戦そのままいって、シーズン初登板でボロボロよりはね。
実は内容もそんなに悪くなくて、先頭井口の三遊間はコースヒット、点差もあったし一走に俊足の代走を置かれても、続くホワイトセルとサブローという力のある打者を迎えても、これまでと変わらぬ落ち着きを見せていた。力で押し込んでしっかり二死まで持ってきた。今江に対してもぽんぽんと2ストライクまで追い込んだが、ここからかわしに入って四球。ここが非常に残念だった。捕手清水も筒井自身も、自分の球にどれだけの殺傷能力があって、攻め込まれることで、どれだけ打者がイヤかを自覚しなきゃいけなかった。あと1アウト取って無事に切り抜けたい、勝負しきれば良かったのに、なんとか乗り越えたいというやや安直な気持ちが招いた暗転だった。
暗転なんて言ったけど、その後の打者だって大松が完全ボテボテの捕手前ヒット、里崎がバット折れたどん詰まり左前。ようするにちょっと気持ちをゆるめたら運が一気に逃げていったって感じ。
どんないい投手でもやられる時はある。崩れる時は小さな気持ちのほころびから運が逃げていく。それを「ノーカウントの試合」で、開幕2週間前に経験できたのだから良かったじゃない。それに注意すれば、十分やっていけるっていう手応えつかめたじゃない。筒井にはそう言ってやりたい。もし筒井が確たるポジションを担ってシーズンを回して行ければ本当に大きいんだからね。
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復帰の柴田が2番レフトでスタメン。バントを決めたり決められなかったり。まあこれからだね。
連打で4点を取った6回は良かったけれど、ラッキーもずいぶん味方してくれた。マートンの三塁内野安打なんて、ただの三ゴロ併殺打がなぜか気がつけば今江のユニフォームの中にボールが入っちゃったという、手品師もびっくりの奇跡プレー。種明かしはバウンドが変わって打球がアゴに当たって胸から入ったということだけど、そんなん見たことない。やっぱりユニフォームは身だしなみ良く着ておかんといかんな(笑)。
中で一番いい当たりだったのが新井のレフトフライ、あ、小宮山の右前タイムリーは文句なし。守備面も含め、2番手は小宮山におさまっていきそうな(これは私の個人的希望も含みだけど)試合でもあった。
能見は問題なし。福原も多少荒れたが持ち味は出ている。
小林宏は1回3人ながら、投げている球に力は感じられず、制球も甘めで結果オーライ。渡辺はオープン戦の結果は気にしなくていいよ。
決してその雰囲気に飲まれていたようには見えなかったが、この春絶対的にいい球を投げ続けていた筒井が8回につかまって逆転負け。できればそのまま大化け街道をばく進して欲しかったけど、そこまで信頼していたワケでもないし、もしどこかでコケるとするなら、こんな形でまだ良かった。オープン戦そのままいって、シーズン初登板でボロボロよりはね。
実は内容もそんなに悪くなくて、先頭井口の三遊間はコースヒット、点差もあったし一走に俊足の代走を置かれても、続くホワイトセルとサブローという力のある打者を迎えても、これまでと変わらぬ落ち着きを見せていた。力で押し込んでしっかり二死まで持ってきた。今江に対してもぽんぽんと2ストライクまで追い込んだが、ここからかわしに入って四球。ここが非常に残念だった。捕手清水も筒井自身も、自分の球にどれだけの殺傷能力があって、攻め込まれることで、どれだけ打者がイヤかを自覚しなきゃいけなかった。あと1アウト取って無事に切り抜けたい、勝負しきれば良かったのに、なんとか乗り越えたいというやや安直な気持ちが招いた暗転だった。
暗転なんて言ったけど、その後の打者だって大松が完全ボテボテの捕手前ヒット、里崎がバット折れたどん詰まり左前。ようするにちょっと気持ちをゆるめたら運が一気に逃げていったって感じ。
どんないい投手でもやられる時はある。崩れる時は小さな気持ちのほころびから運が逃げていく。それを「ノーカウントの試合」で、開幕2週間前に経験できたのだから良かったじゃない。それに注意すれば、十分やっていけるっていう手応えつかめたじゃない。筒井にはそう言ってやりたい。もし筒井が確たるポジションを担ってシーズンを回して行ければ本当に大きいんだからね。
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