2012.05.29 Tuesday
【週間MVP】
今週の活躍選手(ノミネート理由)
00柴田 意外とあった出塁率.375(16打席6出塁)
3関本 11打席立って押し出し死球含む6出塁
6金本 バットと足で鼓舞した根性の17打席8出塁
9マート 突如覚醒いきなりの12安打5打点
14能見 初回失点の責任取って12奪三振完投
55スタン 最高の試合呼び込んだ7回3安打無失点
67ブラゼ 外されて練習して復調気配5安打1HR
投票・詳細はこちらから→ http://torabaka.jp/archives/4256475.html
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珍しい牧田投手のアンダースローを鑑賞する会。そうとでも思わないことには、まるまる一試合フラストレーションたまりまくるばかりだった。
1点が重い試合、メッセンジャーが投じた133球目、150km/hの直球。試合の山場、7回表二死一二塁、フルカウントで思いっきり力を込めた外角低めをものの見事に弾き返され、ライトスタンドに運ばれた。そんな形で放たれるはずじゃなかったジェット風船がピーピー鳴く。
フルカウントになった直後、ファールにならずにあの打球が行ったということは、片岡は直球一本に張っていたのだろう。そこにイメージ通りのボールが来て、イメージ通りのスイングができたのだろう。
強気にイメージして、機を待って、来た!と思ったら迷わず気負わずズバッと仕留める。無難コースを選ぶ時、ズバッとコースを選ぶ時、その状況判断を的確にする。これが今タイガースに欠けている。現象としては「消極的な姿勢」だが、結局のところ勝負できていないということではないか。
2回ウラ二死、一塁に柴田。8番藤井の打球は左中間、レフト栗山深く追って回り込み、素速く中継に返球。柴田は三塁を回ったところでストップ、塁に戻る。
この局面、強気のイメージは、藤井の長打で柴田が一気にホームインこれだけだ。それ以外は勝負を避けられてしまうから。
本塁突入させて良いはず局面、打球だったのに、三塁ストップだったのは、止めざるを得ないほど柴田のリード、スタート、中間走が遅かったのか、それとも久慈コーチの判断が弱気過ぎたのか。勝負できない物足りなさ。
6回ウラ先頭大和がしてやったりの一塁線セーフティーバント成功。「代走の切り札格」最高の走者が無死で出て、クリーンナップ。どう走者を動かして点にするか。しかし当たっていないとはいえここで鳥谷に送りバントとは、「強気のイメージ」のカケラもない。勝負できていない。
こうしたプレーや、スタメンや、オーダーや、新井が目立つけれど、結局は「無難」の名の下に「勝負をしない気質」がはびこっている。それは機を待っているのではなく、「強気のイメージ」ができなくなっていることにある。メッセのあの1球も、新井のあの打席も、詰まるところそういうことではないだろうか。この思考パターン、行動パターンは問題だ。
無難コースを渡っていこうとしても、無難なチームはできない。戦場に行かなければ、勝ち戦はできない。ハッスルが必要だ。
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1点が重い試合、メッセンジャーが投じた133球目、150km/hの直球。試合の山場、7回表二死一二塁、フルカウントで思いっきり力を込めた外角低めをものの見事に弾き返され、ライトスタンドに運ばれた。そんな形で放たれるはずじゃなかったジェット風船がピーピー鳴く。
フルカウントになった直後、ファールにならずにあの打球が行ったということは、片岡は直球一本に張っていたのだろう。そこにイメージ通りのボールが来て、イメージ通りのスイングができたのだろう。
強気にイメージして、機を待って、来た!と思ったら迷わず気負わずズバッと仕留める。無難コースを選ぶ時、ズバッとコースを選ぶ時、その状況判断を的確にする。これが今タイガースに欠けている。現象としては「消極的な姿勢」だが、結局のところ勝負できていないということではないか。
2回ウラ二死、一塁に柴田。8番藤井の打球は左中間、レフト栗山深く追って回り込み、素速く中継に返球。柴田は三塁を回ったところでストップ、塁に戻る。
この局面、強気のイメージは、藤井の長打で柴田が一気にホームインこれだけだ。それ以外は勝負を避けられてしまうから。
本塁突入させて良いはず局面、打球だったのに、三塁ストップだったのは、止めざるを得ないほど柴田のリード、スタート、中間走が遅かったのか、それとも久慈コーチの判断が弱気過ぎたのか。勝負できない物足りなさ。
6回ウラ先頭大和がしてやったりの一塁線セーフティーバント成功。「代走の切り札格」最高の走者が無死で出て、クリーンナップ。どう走者を動かして点にするか。しかし当たっていないとはいえここで鳥谷に送りバントとは、「強気のイメージ」のカケラもない。勝負できていない。
こうしたプレーや、スタメンや、オーダーや、新井が目立つけれど、結局は「無難」の名の下に「勝負をしない気質」がはびこっている。それは機を待っているのではなく、「強気のイメージ」ができなくなっていることにある。メッセのあの1球も、新井のあの打席も、詰まるところそういうことではないだろうか。この思考パターン、行動パターンは問題だ。
無難コースを渡っていこうとしても、無難なチームはできない。戦場に行かなければ、勝ち戦はできない。ハッスルが必要だ。
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