2012.10.18 Thursday
クラシリパはFが勝負強さ見せつける逆転勝ち。勢いはあるが疲労気味の相手を、リフレッシュしたコンディションで勝った感じ。
「競った試合の終盤で迎えたくない打者」と解説の金本が言っていたとおり、D平田の一打と堅い投手リレーでクラシリセはDが先勝。平田の「自分がヒーローになるんだという気持ちで、失敗を恐れず思い切っていった」というセリフがいいね!
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「競った試合の終盤で迎えたくない打者」と解説の金本が言っていたとおり、D平田の一打と堅い投手リレーでクラシリセはDが先勝。平田の「自分がヒーローになるんだという気持ちで、失敗を恐れず思い切っていった」というセリフがいいね!
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タイガースはGM、コーチングスタッフ、選手が顔合わせミーティング。やっぱり和田監督の影薄く、中村GMの「基調講演会」。
キーワード=「チーム再建、結束、責任と誇り、人間力」
合い言葉=「打倒巨人、リーグ優勝、日本一」
ということだが、なんかどっちも「ちょっとずつ多い」ようで、頭にスッと入らない…何でも難癖つけるのは良くないか(笑)。キーワードの方はコーチ陣向けのもののようだから、なんだか場にふさわしくないようにも思うし…。
その後新しく二軍コーチを担当することになった方々は、宮崎に飛んで、現スタッフとの交代となったようだ。血となり骨となる指導を!
『「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー』(高橋 秀実)というルポ本を読了。「東の開成、西の灘」と言われる有数の進学校野球部がなかなか面白いというお話だ。
練習する場所や時間に制約がある中で、何を目標にし、何を選択し、何に集中するか。考え抜いた結果は実に意外な野球だった。強豪校のプロが注目するような好投手を長打で打ち崩し、ドサクサ状態を作って粉砕する…ただそれのみに照準を絞って指導、練習をしているというオモロイ秀才たちの野球部。
ドラマも、演出もないノンフィクションの取材記だから、まあそのつもりで読めば実に愉快。「弱い。どうしようもなく弱い」を前提に、野球という意外とギャンブル性の高いスポーツを勝つ一つの戦略、そしてその戦略に込められた大きな志を見ることが出来る。
心のどこかに、阪神タイガースは強いチームでなくていいから、面白いチームであって欲しい。マンガみたいにキャラの浮き立ったプレーヤーが人間味むき出しでプレーして欲しいという思いがあって、なんとなく関連づけながら読んでいた。