自称阪神タイガース評論家（跡地）

　セのベストナインはＧから５人、ＤとＳから２人ずつで、Ｂクラスからはゼロ。まあ納得かな。ゴールデングラブとのＷ受賞は、二塁田中、外野の長野、大島の３人。パは遊撃中島、外野の糸井の２人だけ。ちなみに鳥谷は去年Ｗ受賞、平野は10年、11年と連続Ｗ受賞した。

　今年タイガースで表彰されるのは、最多奪三振投手（記録による表彰）の能見投手、特別功労賞（連盟表彰）の金本、そしてスピードアップ賞（連盟表彰）の新井良太。ん？何がスピードアップなんだろう。ホームラン打っても全力疾走だからかな（笑）。表彰は以上！それだけ。みんな来年ガンバレ。

　安芸のキャンプ打ち上げ。最後の最後、橋本が「右第３指末節骨骨折」（ま、これはすぐに治るやろ）してしまったのが残念だが、充実した練習ができたようでなにより。豪州（白仁田、藤原、柴田）、台湾（伊藤和、島本、中谷、一二三）に武者修行に出る７人以外は鳴尾浜に戻って練習。その後、週末のファン感に出る。球児はファン感どうなんだろうね。

　キャンプ打ち上げの手締めでは隼太が挨拶したとか。「オフも継続してしっかりとトレーニングを行ったこの中の１人でも多くが１軍で活躍できるように頑張っていきます」（サンスポ）
　ルーキーながら、ふっとこういう時に指名がかかるというのは、普段からリーダーとしての素質を見せているからだろう。慶応の主将だもんね（上本も早稲田の主将だったようだが、今のところ周囲に影響力を与えていくという意味でのリーダーシップを発揮するには至っていないように感じる）。来季の隼太は、技術的な問題点も克服し、自分らしさを出すことにためらうことなく、遠慮会釈なしのプレーを見せてくれるにちがいない。