2005.06.21 Tuesday
やっと野球が始まる。良かった。あと一日遅ければ危険な状態だった(笑)。
プロ野球実行委員会が開催され、来年3月にアメリカで開催されるワールド・ベースボール・クラシックに出場することを決めたという。時期さえ違えばもう少し積極的な賛成の声が得られただろうに…というのが率直な気持ち。シーズン開幕前のオープン戦期間中に、各チームの主力が日本代表として真剣勝負を行う姿は、正直まったく想像ができない。しかし日の丸をつけるからには、選手も自然と力が入ってしまうだろう。これで調子を狂わせてしまったり、故障してしまったりする選手が必ず出るだろう。またそれを心配するようなら適当に流したプレーを見せられることになる。野球人気を盛り上げる決定打となれば良いが、逆に「これだから野球は…」となる可能性も秘めている。時期がねぇ…。
同じく実行委員会でスカウト活動の不正防止を目的とした「倫理行動宣言」が発表される。ネタか?煽りか?釣りか?と疑いたくなるほどの寒さ…。要約すれば、「(1)不正の定義は各球団で決めまーす(笑)、(2)不正があったら内部で処理しまーす(笑)」というもの。…野崎さん、頼んますよ、しっかりして下さいっ!あ、この問題については発言権ないのか。
三東投手が手術。順調な回復という報道があったのはずいぶん前のこと、左肩痛はスッキリしなかったのか。去年と同じように夏場以降の戦力とカウントしていただけに痛い。再生を待つ。
赤星出る。やはり赤松はまた今度。しかし一軍練習参加でまた新たな課題も見えたと言っているし、これで二軍に戻っても加速度つけて伸びそうだ。頑張れ。
ヒマネタ、交流戦を振り返るの最終回は、「第一回セパ交流戦が05タイガースにもたらしたもの」。
【貯金】
パの「2強」以外から順調に勝ち星を積む。「強いチームとは五分でよい、弱いチームから取りこぼすな」が優勝の鉄則。下位チームには確実に勝ち越すという良い習慣が身に付いた。なかなか見所がある。ここまでの貯金9を生かすも殺すも心がけ次第。取り崩す時が来るかも知れないが、有効に使ってすぐに回復できれば最高だ。
【打席での積極性・集中力】
知らない投手はなかなか打てない、ならば原点に戻って好球必打。この精神が金本、今岡、濱中らの勝負強さを生かした。また、浅井、上坂ら若手が早いカウントから積極的に振っていく姿がチーム全体に勇気を与えた。不調になるとバットが出なくなる桧山や鳥谷も、そんな空気に励まされるようなシーンがあった。
【出るもの・繋ぐもの】
ポイントゲッターが物凄い集中力を発揮し、打点を稼ぎまくるおかげで、他のものは出塁すること、繋ぐことに専念できる。調子を戻したシーツの2塁打量産などは、素直なミートを心がけた結果だろう。主軸が力を発揮すれば、自ずと信頼関係、つながりが出来てくる。
【継投パターン】
中盤までにリードを奪えば、必勝パターンの継投で押し切った。途中、藤川、橋本の浪費が目立ったが、ここまでの貯金を築いた最大の要因だ。久保田の復調が大きい。当初の狙い通り、藤川が登場した時点で相手に諦めムードが漂っている。また打撃の繋ぎ同様、ブルペンさらにはチーム全体に試合を繋いでいくという連帯感が生まれている。
…ざっとこんな感じだろうか。後は、ここまで下柳を除いて働きが弱い先発投手陣が元気を出すこと。とにかく先取点を奪うまでは全力で抑えるという気持ちで行って欲しい。DHもなくなるのだから、先発に長い回を投げさせるためには、攻撃陣がもう1イニング2イニング早いタイミングで得点できるようにしないといけない。そのためには、盗塁、バント、エンドラン、進塁打といった作戦面でのアグレッシブさ(進塁にたいする執着)と確実な小技を見直す必要があるだろう。
プロ野球実行委員会が開催され、来年3月にアメリカで開催されるワールド・ベースボール・クラシックに出場することを決めたという。時期さえ違えばもう少し積極的な賛成の声が得られただろうに…というのが率直な気持ち。シーズン開幕前のオープン戦期間中に、各チームの主力が日本代表として真剣勝負を行う姿は、正直まったく想像ができない。しかし日の丸をつけるからには、選手も自然と力が入ってしまうだろう。これで調子を狂わせてしまったり、故障してしまったりする選手が必ず出るだろう。またそれを心配するようなら適当に流したプレーを見せられることになる。野球人気を盛り上げる決定打となれば良いが、逆に「これだから野球は…」となる可能性も秘めている。時期がねぇ…。
同じく実行委員会でスカウト活動の不正防止を目的とした「倫理行動宣言」が発表される。ネタか?煽りか?釣りか?と疑いたくなるほどの寒さ…。要約すれば、「(1)不正の定義は各球団で決めまーす(笑)、(2)不正があったら内部で処理しまーす(笑)」というもの。…野崎さん、頼んますよ、しっかりして下さいっ!あ、この問題については発言権ないのか。
三東投手が手術。順調な回復という報道があったのはずいぶん前のこと、左肩痛はスッキリしなかったのか。去年と同じように夏場以降の戦力とカウントしていただけに痛い。再生を待つ。
赤星出る。やはり赤松はまた今度。しかし一軍練習参加でまた新たな課題も見えたと言っているし、これで二軍に戻っても加速度つけて伸びそうだ。頑張れ。
ヒマネタ、交流戦を振り返るの最終回は、「第一回セパ交流戦が05タイガースにもたらしたもの」。
【貯金】
パの「2強」以外から順調に勝ち星を積む。「強いチームとは五分でよい、弱いチームから取りこぼすな」が優勝の鉄則。下位チームには確実に勝ち越すという良い習慣が身に付いた。なかなか見所がある。ここまでの貯金9を生かすも殺すも心がけ次第。取り崩す時が来るかも知れないが、有効に使ってすぐに回復できれば最高だ。
【打席での積極性・集中力】
知らない投手はなかなか打てない、ならば原点に戻って好球必打。この精神が金本、今岡、濱中らの勝負強さを生かした。また、浅井、上坂ら若手が早いカウントから積極的に振っていく姿がチーム全体に勇気を与えた。不調になるとバットが出なくなる桧山や鳥谷も、そんな空気に励まされるようなシーンがあった。
【出るもの・繋ぐもの】
ポイントゲッターが物凄い集中力を発揮し、打点を稼ぎまくるおかげで、他のものは出塁すること、繋ぐことに専念できる。調子を戻したシーツの2塁打量産などは、素直なミートを心がけた結果だろう。主軸が力を発揮すれば、自ずと信頼関係、つながりが出来てくる。
【継投パターン】
中盤までにリードを奪えば、必勝パターンの継投で押し切った。途中、藤川、橋本の浪費が目立ったが、ここまでの貯金を築いた最大の要因だ。久保田の復調が大きい。当初の狙い通り、藤川が登場した時点で相手に諦めムードが漂っている。また打撃の繋ぎ同様、ブルペンさらにはチーム全体に試合を繋いでいくという連帯感が生まれている。
…ざっとこんな感じだろうか。後は、ここまで下柳を除いて働きが弱い先発投手陣が元気を出すこと。とにかく先取点を奪うまでは全力で抑えるという気持ちで行って欲しい。DHもなくなるのだから、先発に長い回を投げさせるためには、攻撃陣がもう1イニング2イニング早いタイミングで得点できるようにしないといけない。そのためには、盗塁、バント、エンドラン、進塁打といった作戦面でのアグレッシブさ(進塁にたいする執着)と確実な小技を見直す必要があるだろう。