2004.12.03 Friday
http://www.daily.co.jp/tigers/2004/12/02/152096.shtml
ウッズが中日と正式契約。良いでしょう。その破格の待遇に応えられるのか見物だ。しかし底を見せていない落合監督のこと、働く必要のない者を働かせる手腕まであるようならひれ伏すしかない。
契約更改の時期ともなれば、あらかた来季の戦力、構想についてのイメージが湧いてくる。先発投手陣では、藪投手が抜けるのが確定的。井川・福原・下柳・安藤までが「内定」。残り2枠を巡り、三東・杉山・太陽・金澤・江草・筒井あたりが「候補」、巻き返し期待の前川、飛躍期待の中林・田村、新人から能見・橋本あたりまでが「競争圏内」というところか。私は中でも太陽投手に大きく期待をしている。
今年の実績では三東、杉山らに先を行かれた。優勝の昨季、開幕から先発ローテーションを任されたが、右ひじ内側そく副じん帯損傷。6月に手術を受ける。その後は、慎重に養生、リハビリを施し、ようやく今秋のよさこいリーグで実戦復帰、最速147km/hもマークし、その後の秋季キャンプでも投げ込んだ。久保投手コーチもかなり注目し、ケガをしない投法を伝授したという。
線の細い若手投手が多い中で、ひときわ堂々とした体躯。投球の軸となるのは重い直球だが、カーブ、フォークもかなりの武器。外連味のないピッチングは、「エース」という言葉を想起させる。
今季大活躍の中日・川上も肩の治療を行ったという三重県のみどりクリニックで「医学的トレーニング」を実施し、来季の復活に賭ける。「肩・ヒジにメスを入れた投手はダメ」などと言う時代は終わっている。阪神でも、福原や久保田がそうであったように、故障による長期離脱が良い方向に作用することもたびたびある。辛い期間に下半身と精神面が強化され、故障の不安もなくなった太陽はひと味もふた味も違うはずだ。一度は掴んだローテーションの一角を奪い返す可能性は高い。
ウッズが中日と正式契約。良いでしょう。その破格の待遇に応えられるのか見物だ。しかし底を見せていない落合監督のこと、働く必要のない者を働かせる手腕まであるようならひれ伏すしかない。
契約更改の時期ともなれば、あらかた来季の戦力、構想についてのイメージが湧いてくる。先発投手陣では、藪投手が抜けるのが確定的。井川・福原・下柳・安藤までが「内定」。残り2枠を巡り、三東・杉山・太陽・金澤・江草・筒井あたりが「候補」、巻き返し期待の前川、飛躍期待の中林・田村、新人から能見・橋本あたりまでが「競争圏内」というところか。私は中でも太陽投手に大きく期待をしている。
今年の実績では三東、杉山らに先を行かれた。優勝の昨季、開幕から先発ローテーションを任されたが、右ひじ内側そく副じん帯損傷。6月に手術を受ける。その後は、慎重に養生、リハビリを施し、ようやく今秋のよさこいリーグで実戦復帰、最速147km/hもマークし、その後の秋季キャンプでも投げ込んだ。久保投手コーチもかなり注目し、ケガをしない投法を伝授したという。
線の細い若手投手が多い中で、ひときわ堂々とした体躯。投球の軸となるのは重い直球だが、カーブ、フォークもかなりの武器。外連味のないピッチングは、「エース」という言葉を想起させる。
今季大活躍の中日・川上も肩の治療を行ったという三重県のみどりクリニックで「医学的トレーニング」を実施し、来季の復活に賭ける。「肩・ヒジにメスを入れた投手はダメ」などと言う時代は終わっている。阪神でも、福原や久保田がそうであったように、故障による長期離脱が良い方向に作用することもたびたびある。辛い期間に下半身と精神面が強化され、故障の不安もなくなった太陽はひと味もふた味も違うはずだ。一度は掴んだローテーションの一角を奪い返す可能性は高い。