2004.12.06 Monday
http://daily.jp/baseball/2004/11/10/149865.shtml
帰日のイチローが、昨年から交流のある赤星選手との接触要望に対し「いつでも」とコメント。「ただあいつは、メディアのみなさんの前では、大きくなるからねぇ。もうちょっと抑えろって、そう言っといてください」というコメント、わかるような気がするなぁ、グフフ…。
冒頭のリンクは、秋季キャンプ中の前川投手について。藪投手ともども「暗黒時代」の阪神を支えてきた川尻投手が近鉄に移籍したのは昨年のこと。今度は仙台に行くことになっている。その川尻投手と1対1の交換トレードでやって来たのが前川投手だ。近鉄の優勝に貢献したPL出身の左腕は、大きな期待をもって阪神に迎えられたが、その後の低迷でまったくといって良いほど報道がなくなった。
今季はムーアに変わって、先発ローテーションとしてスタート、いや正確に言えば、競争を期待された若手投手たちがことごとく不甲斐なく、過去の実績とキャンプでの(そこそこの)結果をもとに前川が繰り上がった形だった。三度の先発で三度KOされ、前川の今季は終わった。0勝2敗、投球回14 1/3、防御率10.05。与えた四死球13、奪った三振14。「制球力不足」の烙印を押される内容だった。
移籍当初は、マスコミに注目されることに感激していたが、成績が思わしくなければそれも余計に煩わしく感じていたようだ。結局「転地」による効果は現れなかった。
当然思うところはあるのだろう、「太りやすい」と言われる体質改善に取り組んでいるという。秋季キャンプでは、その過程が順調であるところをかいま見せていたようだ。
良いところも悪いところも知り尽くした久保コーチの存在は、前川にとってプラス材料とばかりも言えないだろう。評価を覆すのは、並大抵の努力では追いつかないし、また努力だけでは足りないかも知れない。それでも背水の状況でこそ切り開かれる道もある。「忘れ去られた存在」からの帰還に期待したい。
帰日のイチローが、昨年から交流のある赤星選手との接触要望に対し「いつでも」とコメント。「ただあいつは、メディアのみなさんの前では、大きくなるからねぇ。もうちょっと抑えろって、そう言っといてください」というコメント、わかるような気がするなぁ、グフフ…。
冒頭のリンクは、秋季キャンプ中の前川投手について。藪投手ともども「暗黒時代」の阪神を支えてきた川尻投手が近鉄に移籍したのは昨年のこと。今度は仙台に行くことになっている。その川尻投手と1対1の交換トレードでやって来たのが前川投手だ。近鉄の優勝に貢献したPL出身の左腕は、大きな期待をもって阪神に迎えられたが、その後の低迷でまったくといって良いほど報道がなくなった。
今季はムーアに変わって、先発ローテーションとしてスタート、いや正確に言えば、競争を期待された若手投手たちがことごとく不甲斐なく、過去の実績とキャンプでの(そこそこの)結果をもとに前川が繰り上がった形だった。三度の先発で三度KOされ、前川の今季は終わった。0勝2敗、投球回14 1/3、防御率10.05。与えた四死球13、奪った三振14。「制球力不足」の烙印を押される内容だった。
移籍当初は、マスコミに注目されることに感激していたが、成績が思わしくなければそれも余計に煩わしく感じていたようだ。結局「転地」による効果は現れなかった。
当然思うところはあるのだろう、「太りやすい」と言われる体質改善に取り組んでいるという。秋季キャンプでは、その過程が順調であるところをかいま見せていたようだ。
良いところも悪いところも知り尽くした久保コーチの存在は、前川にとってプラス材料とばかりも言えないだろう。評価を覆すのは、並大抵の努力では追いつかないし、また努力だけでは足りないかも知れない。それでも背水の状況でこそ切り開かれる道もある。「忘れ去られた存在」からの帰還に期待したい。