2005.11.24 Thursday
普段は「うちは夕刊紙や東スポ(大スポ)とは違うんだ」とばかり公器ぶっているスポーツ紙も、この時期になると毎日「釣り見出し」が氾濫してくる。特に交渉ごとで紛糾している内容を扱う場合は、情報操作の思惑もあって、事実とかけ離れた表現になることが多い。こちらとしてはそれを分かった上で、踊らされるなり、無視するなりしたいものだ。
交渉決裂寸前と伝えられたYBとクルーンの契約も、期限を前に妥当な額で決着。特に外国人との交渉は、期限前にむちゃくちゃが伝えられてもなんとなくちゃんと収まることが多い(笑)。これで来季のYBは上昇姿勢を保ったままでいられるだろう。牛島監督の調整能力と指導力は1年目で実証済み。来季はさらに闘争心を剥き出しにしてくるだろうから強くなりそうだ。
最下位に沈んだカープのブラウン監督もラロッカ、デイビー、レイボーンという、けっこう良い3人の外国人を早々にカットし、安くて自分の眼鏡に適った外国人選手を連れてくるつもりなのだろう。手腕は未知数ながら、長期低迷のスパイラルにはまったチームを、まったく違う発想で上向きに変えていく予感はぷんぷんする。
古田監督就任後、サンスポの誌面構成においてスワローズの取扱が大きくなってきている。フジサンケイグループとして、もう一度スワローズをバックアップして行こうという意志が感じられる(あんまり感心しないけどw)。若く清新な古田監督が、ファンと近い距離で明るい野球を展開して欲しいという時代の要請も感じる。応援されればどこまでも力を発揮する男だけにスーパーマンぶりを見るのが楽しみ。
ドラゴンズ落合監督はニヤニヤしながらも復讐の炎を燃やしていることだろう。投走攻守バランスの良い戦力を有しながら、チームとしての好不調の波が激しく、爆発的な強さを見せたかと思うと、交流戦でガタガタ、チーム力で明かな差があるイーグルスにまで負け越すなど安定感を欠いた。どうしても前年の状態と比較しては、精神的に乱れていくという「優勝回顧症候群」に苦しんだこともあるだろう。今季の競り負けは、強力なモチベーションになるはずだ。
新生・原ジャイアンツは、着々と打つべき手を打っている。強引にFAでD野口、L豊田を、高校生ドラフトではくじ引きで全体1巡目投手を当てて、大学社会人ではヨソが予定した投手まで持ってきた。清原色がなくなり、フレッシュ路線をスタートさせる。近藤ヘッドコーチという人選がうまく機能すると、着実に若手が向上するかもしれない。
そんなGに、岡田監督が「眼中になし!岡田監督が巨人を挑発『あんまり変わってない』」(サンスポ)。良く読めば、岡田監督のコメントは、「巨人? 変わった印象はあんまりないな。相手どうこうは、開幕前にスコアラーの報告を聞けばいい。去年と違うんやし、この時期に戦力分析してもしゃあない」だけ。別に挑発しているわけでもなんでもない(笑)。これがオフの新聞だ。
でも、それぐらいで良いだろう。思い上がるつもりはないが、正直、Gがあんなに弱いんじゃ張り合いがない。来季は6球団でグッチャグッチャの混戦をやろう(笑)。
最下位に沈んだカープのブラウン監督もラロッカ、デイビー、レイボーンという、けっこう良い3人の外国人を早々にカットし、安くて自分の眼鏡に適った外国人選手を連れてくるつもりなのだろう。手腕は未知数ながら、長期低迷のスパイラルにはまったチームを、まったく違う発想で上向きに変えていく予感はぷんぷんする。
古田監督就任後、サンスポの誌面構成においてスワローズの取扱が大きくなってきている。フジサンケイグループとして、もう一度スワローズをバックアップして行こうという意志が感じられる(あんまり感心しないけどw)。若く清新な古田監督が、ファンと近い距離で明るい野球を展開して欲しいという時代の要請も感じる。応援されればどこまでも力を発揮する男だけにスーパーマンぶりを見るのが楽しみ。
ドラゴンズ落合監督はニヤニヤしながらも復讐の炎を燃やしていることだろう。投走攻守バランスの良い戦力を有しながら、チームとしての好不調の波が激しく、爆発的な強さを見せたかと思うと、交流戦でガタガタ、チーム力で明かな差があるイーグルスにまで負け越すなど安定感を欠いた。どうしても前年の状態と比較しては、精神的に乱れていくという「優勝回顧症候群」に苦しんだこともあるだろう。今季の競り負けは、強力なモチベーションになるはずだ。
新生・原ジャイアンツは、着々と打つべき手を打っている。強引にFAでD野口、L豊田を、高校生ドラフトではくじ引きで全体1巡目投手を当てて、大学社会人ではヨソが予定した投手まで持ってきた。清原色がなくなり、フレッシュ路線をスタートさせる。近藤ヘッドコーチという人選がうまく機能すると、着実に若手が向上するかもしれない。
そんなGに、岡田監督が「眼中になし!岡田監督が巨人を挑発『あんまり変わってない』」(サンスポ)。良く読めば、岡田監督のコメントは、「巨人? 変わった印象はあんまりないな。相手どうこうは、開幕前にスコアラーの報告を聞けばいい。去年と違うんやし、この時期に戦力分析してもしゃあない」だけ。別に挑発しているわけでもなんでもない(笑)。これがオフの新聞だ。
でも、それぐらいで良いだろう。思い上がるつもりはないが、正直、Gがあんなに弱いんじゃ張り合いがない。来季は6球団でグッチャグッチャの混戦をやろう(笑)。