自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
その前にお願いが…
この日、生観戦した井川も言っているようだが、今はサッカーの季節。Jリーグの優勝争いがエラいことになっていて、最終節を残して勝ち点2差圏内に5チームがひしめく。こりゃオモロイね。ちょっと気になるのが、強くて勢いがあったガンバ。ナビスコ杯で千葉にやられて、リーグでもまさかの3連敗。次節負けだと、●●●●で終わってしまう。なんかイヤだ(笑)。大盛り上がりの最終節は12/3(土)。
着々と裾野を広げ、次世代へのベースを築きつつあるJリーグとは対照的に…と言い出すと、またそれかよと言われそうだが(笑)、大相撲の話。野球よりはるかに急激に「滅びへの道」をひた走っているように思う。ほとんど話題に上ることがない九州場所については、星野SDもHPで触れている。競技人口の減少、それを補おうと外国人労働者に頼り、工夫も競争もないメディアと、利権を守ることに手一杯で次代への戦略まで手がまわらない興行主。本来大昔から時代のニーズをキャッチするのが上手く、競争原理を上手く働かせてきた大相撲界だったが、ついに時代から取り残されてしまった感は否めない。
先程上げた「滅びへの道」のキーワードすべてが野球についてもあてはまるということはお気づきの通り。スピードの差こそ違えど、同じ方向に進んでいるのだ。余裕で構えていたら「野球好き養成システム(=普通に生活していたら、子供が野球に親しんで、その後も愛し続けてくれる)」はすでに崩壊していたという現実から目を背けてはいけない。

現時点ではまだ軌道修正できるギリギリのところにいる。少なくとも、毎年、高レベルの新人が国内ルートから大量に確保できているのだから。だが、昨今の視聴率ショックは近未来に必ず大きな穴となってやって来る。またこの穴がふさげる見通しは立っていない。
ただ、ジャイアンツがようやく「ダメだこりゃ」に気づいたのは良いこと。幼稚園児や小学生をターゲットにした野球スクールを開校し、なりふりかまわず「子供の取り合い」に参戦するという。特に東京周辺の野球離れは目を覆うばかりだから、ようやく見せた必死な姿勢は良しとする。だが甘い甘い。Jリーグの掲げた、競技者をピラミッド型に構築するという戦略の綿密さに比べたら、場当たり的な動きでしかない。
プロとアマの間にある大きな溝を埋めて行くには、プロ球界・アマ球界がそれぞれ私利を捨てることから始めなきゃいけないのだ。だが、読売という私企業がNPBの主要機関で人的にも経済的にも実権を握っているという現実に変化はない。まずは読売に、他球団と同じように「プロ球団を一つ所有していることで得られる利権」だけで満足してもらわなきゃいけない。あくまでもそこが球界改革のスタート地点だと思うのだ。
今日も代わり映えしない「読売が不当な利権を返上しない限り、野球競技に健全な発展なし」という結論で締めたいと思う(笑)。

Posted by torao at 09:21 | comments(25)
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おはようでござんす。

思うんだけど〜、今の時代って、
どこで野球できる?
学校って、クラブに入らないと出来ないじゃん?
気軽に放課後のグラウンドで遊んで帰るって、
今ないでしょ?
と言って、家に帰って周りを見渡しても・・・
以前はそこら辺にあった土の広場、
まあ、空き地?ってないやん。
あっても、しっかり塞がれてて、立ち入り禁止、みたいな・・・

じゃあ、公園は?
最近の公園って、結構ボールで遊んだりするの、
禁止のところ多いよね。

だから、野球をするのには結構な決意がいるんじゃないかと?
クラブに入らないと野球できなくて、
勝手に、「今岡の真似〜」とか「種田の真似〜」ってふざけ半分に野球はできまへん。
監督が居て管理された野球。
楽しい野球より、必死な野球。

・・・やりたいと思うかな〜?
子供の頃、みんなでプラスチックのバットと
ゴムボールでやった野球の延長が、
一生懸命にがむしゃらにやる野球につながるんじゃないかな、本来は。

と思うんだよね。
それがないから野球をする人の数がどんどん減るのではないかしら〜。
私は未だに隣の私立の学校の
サブグラウンドでこそっと野球して遊びます。
2、3人だからそんなたいしたことはしないけど、みつからないように(笑)
そういう野球がみんな出来れば、
「もっと高度な野球がしたい」と思えるようになると思うんだけどなあ〜。
| ちょびうさ | 2005/11/27 9:58 AM |
あたしゃ、やっぱりサッカーはダメだね!馴染めないよ!
一時間の観戦も我慢できない。野球なら5時間近い凡戦でも見続けることが出来るのに!!

一方で野球がこのまま衰退するのは淋しいけれど仕方なしと思っている。
生者必滅会者定離、平均寿命まで十年を切って
からこの思いが強くなってきている。

神戸には新開地という盛り場があって、少年時代はたいへんな賑わいであった。今は見る影もない衰退である。
大阪の新世界も同様、東京は詳しくないが浅草がそのようだと聞こえてくる。
関係者は手をこまねいていたわけではなく、それなりの努力はしたのであろう。一旦衰退へ歩み始めたら止めることは非常に難しい。
古いものが消え去るのは淋しいけれど仕方ないのではなかろうか?
幸いに平均より馬齢を重ねたとしたら、きっと新しい楽しみが生まれているに違いないと確信している。

| 森 無礼 | 2005/11/27 10:05 AM |
ガンバの地元に住んでいます。激しく落ち込んでいます。

今年は千葉にさらわれる年なのでしょうか?空気よま・・・(以下略)

閑話休題

全国的な人気の阪神タイガースですが、地元密着ということではあまり積極的な活動があまり見受けられないし、ファンサービスも他よりやっているかというと?ですね

個人的には甲子園の改修についてもがっかりだったし、ファンクラブについてももう少しメリットをつけて欲しいように激しく思います。
(単に毎年グッズ買っているだけになるでしょう?)

中間決算の利益は過去最大とのことですが、人気があるうちに少しでもファンに還元しないと近い将来にしっぺ返しがくると思います。





| ますとら | 2005/11/27 10:13 AM |
今朝はちょっと朝寝坊してしまった。7時には起きてたけど(笑)。

to ちょびうささま
そう。まず場所ね。それは重要。あと道具の問題もあるし、木や金属のバットはちょっと危険なので、おっきい兄ちゃんと一緒でなきゃ心配。でもそんな世代間をまたいで遊ぶ習慣もなくなったし…。子供の自由な遊びから裾野を広げるというアプローチは、少子化と凶悪犯罪多発の環境下では、ちょっと難しいかな。
でも場所だけの問題じゃない。子供なんて面白いと思ったらどうにでも工夫して遊ぶもの。相撲なんてどこでもできるのにやらないし…。やっぱりトップの人の理念、思想がすみずみまで行き渡らないと、これだけいろんなもんがある中では選んでもらえないんじゃないかな。
関西はそれでも野球文化が強い地域だから、大阪は少年野球がものすごく盛んなんでしょうね。

to 森 無礼さま
あれあれ、森さん
>一方で野球がこのまま衰退するのは淋しいけれど仕方なしと思っている。
ってひどいじゃないですか、人が必死でジタバタしてるのに(笑)。自分だけ他者より長い(きっと)一生まるまるタイガースと野球で楽しんで、次世代、次次世代にはそれを語り継がせる喜びを許さないだなんて!
森さんのおっしゃるように、衰退は避けられません。昔のような「野球しかない」状態には戻りませんし、戻ってほしくもありません。でも、例えば「日本3大人気スポーツ」の一角を占め続けるとかいうことであれば、それを望む人たちの志次第で可能だと思います。野球はノスタルジックな楽しみが似合う娯楽です。長続きさせてこそだと思います。
新開地のことはわかりませんが、浅草だって昔の勢いはないけれど、新しい世代によってふたたび愛されるスポットになってきていますよ。昔のままではありつづけられませんが、そうあって欲しいと願う志が形を変えながら繋がっていくんだと思います。

to ますとらさま
ちょっとタイガースは人気ありすぎかもしれませんねー。球団とファンの関係でいうと、完全な売り手市場です。ファンのためにいろいろ工夫はしてほしいけれど、利益をファンに還元することより、他球団を含めた球界全体のための原資にしてほしいなぁと思うこの頃です。これからなんの改革を行うにも金が足りなくて困るでしょうから…。バブリィなファンに迎合するのではなく、将来のファンを固めるために。そのためにはタイガースだけ栄えてもダメですからね。
| torao | 2005/11/27 10:44 AM |
ゴメン!また書きすぎたなぁ!ただ流れをせき止める或いは変えるってことは並大抵の努力では難しいと言いたかっただけ!
「野球しかない時代」に育つた私などは流行ものに目移りはしないけれど(ブログに少しは興味を移しているが)、
甲子園で黄色いメガホンを叩く人、千葉の球場でダンスする人の半数ほどは、明日にも他の楽しみに逃げる可能性が高いでしょう。
また今の世は多種多様の娯楽を売る企業が多いし、金儲けに直接繋がるだけに努力も凄まじきものがあります。
なまじ、70年の歴史と伝統が邪魔をして、関係者が妙に格好をつけたり、紳士ぜんとして修まっていたりしているように見受けられます。それらの人々が引退をして、若い世代に引き継がれるまで気長に待つしかないのでしょう。
村上氏の乱入などまったく望むものではないけれど、結果はどうあれそのぐらいの荒療治が必要なのかも?
幸いにして我が阪神のフロントに改革の気配を感じるのは何よりの救いだとは思っています。
| 森 無礼 | 2005/11/27 11:44 AM |
昔,会社の後輩とプロスポーツの話をしていて,彼にどこを応援しているか聞いたら,「巨人・ヴェルディ・二子山」との答え。「名門で強い」ところが好きだからとのこと。日本中が若貴ブームに湧いていた12,3年くらい前のことです。
そのころ,巨人もヴェルディも毎年常に優勝にからむ位置にいたし,大相撲本場所の満員御礼もいつまでも続くかのように思われていた。
10年は一昔といいますが,ここ1,2年は…見るも無残な「第二次若貴ブーム」があり,巨人はまさかの最下位争い,ヴェルディは昨日とうとう2部降格が決定してしまった。
昔の彼と私に,2005年にはこんなことになっているよともし伝える方法があったとしても,そんなことは信じられなかっただろう。
ヴェルディの場合は,読売が経営権を手放してから主力選手を放出せざるをえず,チーム運営も迷走して力が落ちていったと言われていますが,ほんとに先のことは分からないものだ。今そんなことは決してありえないだろうと思っていることも,×年後には現実になるかもしれない。例えば,読売が巨人軍の経営から完全に手を引くことだって…
そのときの「日本プロ野球」はどうなっているのだろう。新生「東京ジャイアンツ」の未来は? そして阪神タイガースは?

日本のプロ野球に,未来を支える「鉄骨は足りているのか」と不安になるこの頃…。
| おかぼん | 2005/11/27 1:06 PM |
Jリーグが面白くなってきた。最終節で5チームに優勝の可能性が残っているだなんて、前代未聞。セレッソを応援する私としては、セレッソに勝って欲しい気持ちが半分と、これで優勝は「イカン」やろうという気持ちが半分。(そんな話はマイブログでしろって、toraoさんの声が聞こえてきそうなので、セレッソサポーターの話題はこの辺で…)

私もタイガースの「安全装置」として、一時、Jリーグに走りかけましたが、応援したチームのセレッソ大阪が、かならずしも「安全装置」として役に立たなかったことが、結果的にタイガース離れを起こさずにすんだのかも。w
でも、おかげでJリーグの造詣も深くなったことで、プロ野球も客観的に眺めることが出来るようになった。遅れてやってきたJリーグは、後発の利を発揮して、プロ野球をかなり研究してきたと思われる。その結果、プロ野球がなしえない、一歩先走ったことを実現している点は注目に値する。テレビの放映権、冠企業の影響力、地域との密着、そして地域に一体化した少年〜ユース〜トップチームまでの養成スタイル。いずれも途半ばではありますが。
しかし、一度染み付いた「野球雀」の血は、総入れ換えしない限り消え失せない。私が森さんの年齢になったとき、野球の話をしようにも、若い子は誰も興味を示さない、そんな時代が訪れないことを祈るばかりです。
だからこそ今、「プロ野球、頑張れ!」といいたい。

to 森無礼さん
ブログデビュー、心待ちにしています。私でよければお手伝いしますよ。
| いわほー | 2005/11/27 1:09 PM |
>「読売が不当な利権を返上しない限り、野球競技に健全な発展なし」
じゃなくて、読売は「利権」があるからプロ野球興行に参加しているのでは?

だから返上しろ!っていうと、「あっ、そう。じゃあ、いいよ。言うことを聞く仲間と新リーグ作るから」となってしまう。

Jリーグは0からスタートし、まだまだ道半ばですが、ビジョンは明確だし、みんな、それなりの覚悟で参加している。

NPBとして、健全な経営体制を作るには、その利権がなくなったところ、
例えば、いっそ日本TVが読売戦放送から手をひいてからの方が、かえってやりやすいし、共存共栄のための将来へのビジョンもしっかりもったシステムができそうな気がします。
だからもう少し、読売には「腐った試合」をしてもらって・・・暴論かな(謝)
| ばかぼん父 | 2005/11/27 2:05 PM |
こんにちは再び韓国からです
韓国はバスケットボールをテニスができる場所はあるが

野球をしたくても野球ができる球場がないです.
あることはあるが非常に少ないです
(学校だけでもサッカー部がない学校も運動場にゴールポストは誇らしく立っている野球場はなぜ?... 学校が貧しくて野球場敷地まで用意することができない.. それに野球ボールでけがをすればうるさくなる...)

アメリカも青少年たちがこの前のようにたくさん野球をしないと言いますね

理由は万国共通ですが野球はスピードが落ちて興味を易しく感じないと言いますね

このごろ育つ世代はじっくりと 1とか 1とか投げる投手の姿で緊張感を感じることができないようです

何年前と比べてバレーボールの得点, ピンポンの得点, サッカーの back pass禁止& advantage適用等々スピード香
上のためのスポーツルールが非常に多く変わってしまったのがその証拠ではないか思います.

またグローブ 9個野球ボールベット等々装備がたくさん必要だ. バスケットボールやサッカーは球一つなら ok こんな考えがより一層野球を遠ざけるようになるのではないか思います

野球を愛して自らグローブを作って野球ボールを作って競技を開いた昔のキューバ人たちの熱情が今更偉いです
| kuku | 2005/11/27 2:38 PM |
バスケにしてもサッカーにしても運動神経のある子なら、
中学生のクラブからでも始められるじゃないですか。
野球を中学生のクラブからはじめる子供って少ないんじゃあないかな…
やっぱり地元の野球チームに所属していた子ばかりになると、
それ以外の子は敷居が高いだろうし、入っても無駄かなとか思うんじゃないでしょうか。

例えば、ある程度運動神経のいい子で、中学から初めて、集中的に基本をたたきこんでくれるような野球学校のようなものがあれば、また状況はかわってくるかもしれませんよね。

でも野球って育成も試合時間も、何もかも時間がかかる。
これだけはどうしようもないんだけど、やっぱりこれからの時代にはそぐわないのかなあと思わざるを得ません。
この球技の良さを伝えること自体が難しいんですよね。
甥っ子などもやっぱりサッカーが良いと言うし…
| サンゲツ | 2005/11/27 3:26 PM |
子供の頃、家にはグラブもバットもあったし、軟球くらいは転がってたなあ。硬球もあったっけ。仰向けに寝転がって、ボール放り上げてはキャッチして遊んでいて、取り損ねて鼻筋激突したのは内緒。あれがなきゃ、鼻筋の通った美女になっていたはずなのに。(え?)

小学生の時には、男の子と混じって草野球もどきに興じてましたよ。近所の公園で。楽しかったなあ。転ぼうが、なにしようが楽しかった。

いまじゃ、公園でもキャッチボール禁止だったりするし、野球といえばそろいのユニフォームで、監督やコーチが「お母さんたちも練習を見に来て、いろいろ参加してくださいよ」なんて言っちゃうリトルリーグで...またそういうチームのサイトみると、監督マンセーな書き込みだらけの不気味な掲示板がついていたりして...ともかく野球を「遊ぶ」環境がないんだなぁって思います。ガンジガラメなんだもん。
「基本が大切です」の名のもとに、好きな選手のフォームを真似るのもダメ。家庭ではああしてください、こうしてくださいとの監督様からのご指導。監督は絶対、コーチの言うことも絶対。こんな環境だったら、オナカ痛くなりそう。

 こういうの見ていると、私がいまの子供だったら、野球選手になりたいなんてこと、考えもしなかったろうな、と。当時は真剣に考えてたんだけど。

 まあ、なんでこんなこと書いているかといえば、知人がそんな「監督様」のひとりだからなんですけれどね。このひとと野球の話してても面白くないんだな、何故か。

 野球を楽しんでいない人間に、野球を指導されて楽しいのかなあ、野球への間口はどんどん狭まっていくんじゃないかなあ、と思う次第でございます。
| はみ | 2005/11/27 5:26 PM |
私が思うところですが。

野球は道具が必要。サッカーはボールひとつですから。場所も野球より小さくてもいいですから。広さの調節がきくんですよね。あとはケガ。スポーツにケガはつきものですが、ボールによるケガって意味でいえば、サッカーの方がましじゃないかと。友達どうしで集まって、ふと遊びたくなったときにすぐにやりやすいのはサッカーかな。サッカーとの比較だけですみません。

ただ、うちのまわりはサッカーと野球は半々かな。どっちも好きな人もいるし。野球ってったってひいきのチームはタイガース・ジャイアンツ・スワローズ・カープ・ホークスとみんなバラバラ。私はサッカーの試合展開の早さについてけないので、野球がいいです。野球っておもしろいですよね。
| 華 | 2005/11/27 7:37 PM |
20世紀末、私が中学校の頃の社会の教師が言っていたのですが「時代」というものは腐っていくらしく、新世紀を迎えるごとに再生していくらしいです。その当時日本はひどい不況でしたが、21世紀の今、本当に少しずつですが景気は回復に向かっていると聞きます。
野球界も歳をとって死にかけですが「改革」が起きました。それが良かったかどうかは別にして、きっかけは生まれと思います。景気が良くなるよりも、もっとゆっくりかもしれませが、再生しようとしていると思います。
去年が、球界の世紀末であり、新世紀であったと信じたいです。
| toru | 2005/11/27 8:51 PM |
コメント失礼します。

これからの課題の1つに、球団が客集めしかやらない事も挙げられると思います。
もちろん、今までの客商売とは思えないファンサービスの
悪さにメスが入れられて、黒字を目指す球団が増えつつあるのは
いいんですが、それは(企業として)当然の事でなにもファンや選手が
勝ち取った・改善したことではなくて、野球ファン・野球選手は
野球選手(の卵としての野球小僧)または野球好き(特定球団にしか興味のないファンでなく)
それを増やす、また球団と協力して増やす環境作りをする。
野球が衰退するのを阻止しようとする野球好きが増えないと
いくら球団が黒字でも意味がないと思います(阪神しかり巨人しかり)
個人で色々、考えているんですが影響力がないので如何ともし難いですが・・・
野球の為に死ねる「野球狂」としては、四六時中野球の事考えてますが
一向に飽きず、日々新たな(又は古き)野球に出会い・学びます。
あまりに長すぎる駄文、迷惑なのでここらで終わりにしときます

失礼しました。
| 下田 | 2005/11/27 9:12 PM |
私の育った辺りでは何故かサッカーよりも野球やっている人の方が多くって、自然と「あぁ、野球ってやっぱり人気あるんだな〜」と思っていたのですが…(今日も近所のスーパーで野球帰りの坊やを見かけました)少子化や趣味の多様化などすべてのスポーツが避けては通れない問題以上に、野球には通らなければならない関門が多いのですね…

野球とサッカーの比較ということで。
1年以上前、ラジオで某コピーライターと某俳優が対談したことがあったのですが、その時何故か「野球とサッカーの違いについて」という話題になったことがあります。「野球は動きや作戦のすべてがが言語化して説明できるが、サッカーはそれが出来ない。サッカーの動きは本能的なものに依存しているところが多く、それが予測不可能な動きやゴールにつながり、そちらの方に魅力を感じる人がサッカーを好きになる」という内容でした。

その論が一概に正しいかどうかは分かりませんが、いろいろなものが言語化されている現在において、言語化されないものに魅力を感じる人が増えてきている、ということは分かる気がします。
ただ、ラジオでは「それが野球の限界ですよね」と言っていましたが、そんなことはないんじゃないかと(笑)動きに言語化されたパターンがあったとしても、実際に野球を観ると、その時その時の選手の表情や気持ちは心に迫るものがあります。

言語化されるものと、されないもの。やはりそれぞれ魅力を感じる人はいるのだから、是非野球には、言語化されないもの=サッカーの好敵手として存在し続けて欲しいですね。
| ぱぴ | 2005/11/27 9:17 PM |
筆者の流したような本文に対して、深いコメントの数々。やっぱり、素晴らしいサイトだなぁ、ここは(笑)。

to 森 無礼さま
上の方の人たちが、「こうすれば野球人気はもとどおり戻る」なんて考え方をしちゃってるうちは厳しいですねぇ…。現実をしっかり見て、変化していくことを受け入れて欲しいと思います。

to おかぼんさま
「大丈夫、Gが強くさえなれば野球人気はもと通り」というような発想は、あきらかに「強度不足」。「G首位&視聴率ヒト桁」で「倒壊の恐れあり」だと思います。
読売が利権を手放すことなどありえないと皆さんお思いでしょうが、私はそんなことはないと見ています。おかぼんさんがおっしゃるとおり近未来には想像もつかないことがおきるものです。ベルリンの壁みたいにね。

to いわほーさま
確かにJリーグの歩みは道半ば。だけど10年なんてぼーっとしてたらすぐ過ぎちゃうのに、ちゃーんと道半ばまでもってきているんですから、大したもんだと思います。大きな工程表を描いたからこそできたんでしょうね。
あと約30年たって、私が森さんの歳になったとして、少子高齢化はどんどん進んでいるのでしょうね。日本人プレーヤーによるプロスポーツ自体が消滅しないことを願うばかりですよ。シニアリーグ花盛りの時代になってたりしてね。

to ばかぼん父さま
「不当な利権」というのは意地悪な言い方なんですけどね。読売は球界に対して多大な貢献をしてきて、その当然の報酬を受け取ってきただけなんですから。ただ、「利権を握る=他球団の人気上昇を妨害する」という形になるのなら、もういいでしょうということ。残念ながら宝刀と言われた「新リーグをつくる」も、もうさび付いて鞘から抜けなくなっちゃいました。
読売がまったく何をしなきゃいけなかったかに気づかず、必要以上の利権を握ったまま死んでいくか、死ぬ寸前になんとかしようとするも間に合わないか、気がついて最低限の部分を除く利権を手放すか。もう流れは止められないのですから、そう遠くない将来に「これじゃムリだ」ってことになるんじゃないかなぁ。もう日テレと読売新聞で「全国で大人気の巨人軍」という虚構を維持するのは厳しいと思いますもん。

to kukuさま
おお、韓国からでしたか。それにしても日本語が素晴らしく上手ですね。留学でもされていたのでしょうか。
戦争前後の日本でも、同じように手作りの道具で野球を楽しんだと、昔の人の話で聞きます。確かに本格的に野球をやるとなると、着るものから、靴、ボール、グラブ、バット、ヘルメット…ああ、大変なことです。
野球は野球の良さがあるのですが、例えばスピード感が時代にあっていないというのなら、もう少し投球間隔を短くするとか、ストライクゾーンを広くして、投手有利なルールにするとかして、試合時間を短くしたり、展開を速くするように工夫することも必要だと思います。
| torao | 2005/11/27 9:34 PM |
to サンゲツさま
えーと、レベルが上がった現在、サッカーは中学生からだとかなり厳しいんじゃないですか?多分。バスケやバレーはまだOKかな。要は競技人口と育成のレベルの問題でしょう。野球はこれまで人気スポーツとして、小学生を対象にしたチームがたくさんあって、そこである程度力をつけた子と、中学から始めようとした子ではスタート地点が違いすぎて…というお話ですよね。例えば私は少年野球をやっていて、中学からバスケをやったのですが、もし地域にミニバス(小学生のバスケットチーム)があったら、もうスタートのレベルで太刀打ちできなかったでしょう。実際は、中学からでも高校からでも持っているものと努力でいくらでも追いつくと思いますけどね。
ものになるのに時間がかかるという側面からは、野球ばかりがマイナスだとは私は思いませんが、実際はどうでしょうね(笑)。私はサッカーがへったくそで(笑)、あれこそ小さいうちから慣れないと難しいと思ってしまうのですが…だって足で扱うんですよ、手ならまだしも(笑)。

to はみさま
私が子供の頃の少年野球のチームもなかなか厳しいものでした。礼儀作法から、いろいろやかましく教わりました。毎日曜日にやるその練習は、修行みたいな感じ。上手くなりたいとは思ったけど、楽しいとはそれほど思わなかったなぁ。で、毎日放課後にクラスメートが集まってやる軟らかいソフトボール(でっかくないやつ)でやる野球は楽しい野球。もう、ムキになってやる(笑)。1回表とか初めはつけてるんだけど、もう最後の方は「今どっちが何点勝ってるか」しか関係ない。帰らなきゃいけない時間まで続く試合(笑)。
結局、自分が育った時代が○で現在を×としてしまうのだけれど、何が違うかと言えば、子供の数が少なくて、それを大切にする(しすぎる)ということなのかも知れませんね。

to 華さま
そうですねぇ、せめてどっちも好きって子供が増えてくれさえすれば良いんですけどね。野球はやっぱりプレーというか、遊びでもやってみないとなかなかルールも難しくて取っつきにくいかも知れないですよね。

to toruさま
まだ再生しようというところまでは行っていないかも知れません。運営側の人たちが、死にかけているという認識を持っていないみたいだから。それがあれば、すぐ次の段階、再生への道を歩み出すことができると思います。

to 下田さま
どんなアイディアをお持ちなんでしょう。確かに一民間人の影響力など大したことないのは事実なのですが、昔に比べたら遙かにいろんな可能性が増えたと思います。是非今度はご自身のブログに書いていただいて、教えて下さいね!ブログで連携する力もなかなかのもんですよ!古田さんもけっこういろんなブログ見てるみたいですし!

to ぱぴさま
「言語化」ですか。そりゃまた新しい観点だなぁ。ちょっとピンとこない部分もあります。サッカーだって言語化する方に力があれば言語化できるような気もするし…。たぶん中田ヒデだったら、すべてプレーを言語化して余すことなく伝えてくれるんじゃないかなぁ。例えば、パスを出す者と受ける者がアイコンタクトで意思疎通を図ったときでも、その動きが生まれる背景があるはずだし。まあ、野球の場合はしゃべるのと同じようなブロックサインで意志を伝達して、ゆっくりとそのプレーを実行するという具合だから、それを言っているのかとは思うのですが。
言語化というよりも、やはり「時間」という観念の絶対的な違いですね。サッカーが瞬間的な判断というか、すべてが突発的な流れの中で進んでいくという意味ではまったくその通りだと思います。アクシデント、ハプニングの面白さというか。でも要素の配分に違いはありますが、一つ一つのプレーに偶然的な要素があって、一期一会であるという点は、そのスポーツでも共通であると思いますけど。
(とつぜん乱暴な口調になって)スポーツ好きな人は、けっこう何でも好きなんですよ(笑)。野球やってればそれを見るけど、そうでなきゃ別のスポーツを見るもん(笑)。だから、「野球だけは嫌い」ってならないようであって欲しいと願うばかりです(笑)。
| torao | 2005/11/27 10:17 PM |
自分の覚えている対談の内容が合っていたかどうか不安になったので(笑)それを録音したMDを引っ張り出してみました。

サッカーの「言語化」については、「絶対的に出来ない」わけじゃなく、やっぱり凄い選手は動きを「言語化するところまでいきかかっている」らしいです。ただそれと共に、「獣のように傷ついても噛み付かれても、ゴールだけ見てそれに飛び込んでいく人が現場で強い」と言ってました。中田ヒデもその例にあがってました。言語化はできるけど、それとは対称的な本能的な獣の動きっていうのサッカーには欠かせない、ということですかね。
で、それに対して野球は、toraoさんが「時間」と仰っていたように、「頭で考えている時間と実行する時間が分かれていて、その点ではスポーティーじゃない」、そして「どんな難しい作戦でも、それを言葉で喋って伝わってしまうというのは、方法論化してしまっているということだ」と言ってました。「言語化」よりは「方法論化」してしまっていると言ったほうがいいのかもしれませんね。人間的な言語化・方法論に対して獣的・本能的、といった具合に…

ま、でも野球に獣だの本能だのという部分が全くないわけではないですしねぇ……


他人の言ったことをまとめて伝えることの苦手さを只今痛感しております(苦笑)
| ぱぴ | 2005/11/27 11:03 PM |
to ぱぴさま
ふむふむ。すべて納得しました(笑)。
さて、それよりも…。そんな内容のラジオ番組をMDに録音してあって、1年後の今もひょいと出てくるところに持っているぱぴさんに興味アリ(笑)。
通っている学校は、そのスジの科学では最先端との呼び声も高かったはず。おぬしただのキャピキャピ球児ファンではないな?(笑)。
| torao | 2005/11/27 11:18 PM |
野球=言語化されるもの、サッカー=言語化されないもの、という説、面白いですね。

言語化というとラジオの実況中継が思い浮かびます。
ラジオでの野球実況といえば、高校野球や大学野球の実況中継は、戦前からあったようですから、半世紀以上の歴史があります。私のタイガースライフも、昔はテレビよりもラジオのほうが中心でした。この野球実況、伝えるアナウンサーに経験と高度な技能が必要なのは当然ですが、聞くほうにもそれなりに技能が必要になってきます。グラウンドで繰り広げられる、ワンプレイ、ワンプレイをアナウンサーが言葉に変換して発信し、リスナーはその言語からプレイを脳内で映像化する必要があるのですから、双方には共通のルールに則った、エンコード、デコードの作業が必要になります。良いデコーダーを身につけてこそ、生き生きとした試合を楽しむことが出来るのです。逆に、良い実況アナウンサーは、万人に解釈可能なエンコードができるアナウンサーということになります。
ところが以前、サッカーのラジオ中継を聞いた時のこと、私はその実況では、全く映像化できなかったのです。アナウンサーのエンコードの問題なのか、私のサッカー中継に応じた、デコードの能力の問題なのか、はたまた、ぱぴさんがお書きのように、サッカーというスポーツそのものが、言語化を許さないスポーツなのか。その時は、私のデコード技量の問題だとして、疑いもしなかったのですが、ぱぴさんのお話を読んで、「サッカー=言語化されないもの」というお話を読んで、ふと、そのことを思い出しました。

長々と失礼しました。
| いわほー | 2005/11/28 1:18 AM |
いつも巡回しているホークス系のブログで、「Giants中心のプロ野球からの脱却」というエントリーがあって、自分もこの意見に同意なのでコメントに代えて、紹介します。
  ↓
http://sowhat.zetton05.com/archives/2005/11/giants_3.html

そこへのコメントでも書いたのですが、
「それにしても、スタジアムの入場料金っていまだに巨人戦だけが高かったり、自由席が指定席になったり、特別扱いされているのはなぜだろう?
客が入るからというのなら、(個人的には反対ですけど)タイガース戦も割高にしてもいいと思うんだけど。。。」
って、タイガース戦を割高にするのはともかく、来年は全カード料金を統一したらとは思います。

もう、巨人を特別視する時代は終わったんですよね。オフに中日野口、西武豊田、オリJPの3名の総取りしても、合法なんだから、文句も言いません。
相変わらずやな〜、とあきれてますがね。。。
いやぁーつ!凄い反響ですねぇ!このサイトに集まる人々がこれほどまでに熱いとは想像以上でしたよ!

ばびさんの言語化の話が面白かった。そこで老人の感覚で一言!
今は各家庭にTVがあって当たり前の時代でが、少年時代にはTVが無かったから、ドラマは勿論のことスポーツの中継だつて全部耳から取り入れるしかなかった。
さて、当時サッカーの放送があつたのか?覚えていないけれども、野球と比べれば頭の中で映像化が難しかっただろうとは想像できる。
私が未だにサッカーに馴染めないのはその辺りが大きな原因でしょう。日本人はと一くくりにするのも乱暴だけど、スポーツを戦術として捉える傾向が有るのでは思います。囲碁、将棋と考えても良いのですが、「うーん、そうくるのか?」「ならばこれではどうじゃ」「まいったなぁ!こうしてみるか?」自分が武将になり或いは兵卒になったつもりでゲームに参加し、また観戦する。
だから自軍のワンサイド勝ちなら100点開いても勝った方の人はそれを凡戦とは観ない。
一進一退なら作戦に没頭のあまり長時間のもみ合いでも我慢が出来る。僅かのビハインドでも自分の頭の中で挽回不可能となると席を立つ。
言語化と言われても浅学の私には少し難しいが以上のように理解した。
今はスピードの時代、映像の時代、多様化の時代なりゃこそ野球を越えた娯楽に人は散っていく。だけど本当に良いものは形を少しは変えつつも残っていくはずです。
| 森 無礼 | 2005/11/28 6:24 AM |
遅ればせながら、土曜日にラジオでサッカーを聞いていた者です。(笑)
たぶん、はじめてサッカーを聞きました。さっぱりわからんかった。
応援の「おーおー」というまるでマリーンズさんのような声と、アナウンサーの「えらいことになりました」ってのばかり。
えーっと。
9月中旬で1位の阪神以外は全部2位ってことですか?
と、ラジオにつっこみ入れてました。
映像見てないと、ボールの位置もわからないし、初心者には無理でした。その分、時間内に終わる利点はあり、「後、○分です」と言われるとなんか気持ちが高揚。常に野球の延長戦(12回表)状態。

それにしても、サッカーをラジオで聞くようになった自分に感心します。あのラジオオフは、なんかおもしろい発見でした。
ひょんなことから、興味って拡がるのかも。
| メル | 2005/11/28 8:59 AM |
なかなか面白い話題ですね。あとでも時間のある時にお返事します!
| torao | 2005/11/28 1:24 PM |
to いわほーさま
野球の中継って簡単でしょうね。間がたっぷりあるし、投球が始まるところまでは、予想通りの動きしかしないし(笑)。そんななかでも実況の上手な人ってのは、描写力のある人ってことになるんでしょうね。データやエピソードの取材力も大切かも知れませんが、訳あってラジオでしか楽しめないというストレスを満足させてくれるような生き生きとした描写があると見たような気分になります。実際、後で振り返って見たと勘違いしている時すらあります。
サッカーはまず伝える方のスキルが足りないかもしれませんね。レベルに達すれば、聞き手のデコード能力も高くなるでしょう。

to あさちゃん。さま
でもGの不人気がクローズアップされたのはまだ1〜2年のお話ですから、制度がついてきてないんでしょうね。また、Gさえ強くなればという考え方がまだまだ根強いのでしょうし…星野氏をはじめ多くの球界関係者はその考え方に縛られているように思います。
Gというチームを特別視する時代は、現場レベルやファンのレベルではとっくに終わっているように思います。ただし、球界における読売という意味においては、まだまだまるっきり特殊な存在だと思います。

to 森 無礼さま
>だけど本当に良いものは形を少しは変えつつも残っていくはずです。
ああ良かった、森さんが野球を残してくれて(笑)。
監督の作戦を重視する野球を好きな人は多いですね。でもぱぴさんの獣の話にも共通しますが、本当にドキドキワクワクするのは、作戦とかじゃなくて、もう精神から弾け出すパワーであったり、気迫そのものであったり、なんだかわからないものであったり…。野球でも言語化できない映像が感動を与える場面は多々あると思います。

to メルさま
ラジオはいいですよー。一人で車に乗っている時はだいたいラジオを聞いてます。しかもAM(笑)。
サッカーを実況するのは難しいだろうなぁ、ボールの位地、全体の陣形、パスを受ける者の動き出し…それらが瞬時に展開されるわけだから、表現できるワケがない(笑)。むしろ、ボールの位地とその周辺だけに絞って言ってくれれば、他は勝手に想像できるかも(笑)。
| torao | 2005/11/28 7:24 PM |

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