自称阪神タイガース評論家（跡地）

たしか今日1/24のコーチ会議でキャンプの一二軍振り分けが決まるはず。「不遇系」にはドキドキの時間だ。でも二軍キャンプだって人がいなきゃ成り立たないんだから、まぁそう気を落とすな！と、あらかじめ言っておこう（笑）。


交流戦の詳細日程が発表された。今年も日本生命が冠大会スポンサーだ。プロ野球をいつまでも企業宣伝の道具にしておくな！と言うけれど、運営が企業の手中にあるという問題と、支援・協賛する企業があるという問題はまったく別のこと。そりゃまあ、ギブとテイクの宣伝には違いないだろうが、正念場のプロ野球にとって、こういう企業はありがたい。

ブログピープルの中の人が運営することであまりにも有名な、モダシンことModern Syntaxで、トヨタが北米で売れ行き好調な車のテレビＣＭを一切打たなかったことを取り上げていた。乱暴にまとめれば、クルマや大型テレビなど高額な商品は、テレビＣＭよりもネットに軸足を置いた宣伝の方が効果的のようだ、少なくとも今後はその傾向になっていきそうだ…という内容。これは自分の消費行動と照らし合わせてみてもまったくその通りで、違和感なく受け入れられる。と同時に、民放テレビ局が現在感じている危機感が、かなり差し迫ったものであるということがよくわかる。

では、今後広告界の花形を担うであろうネットの世界の現状はといえば、ＴＶの視聴率争いとまったく同じように、アクセス数稼ぎだけに血眼になっているような運営をするポータルが目につく。話題のラ社も買収＆拡張で守備範囲は広くなったものの、それぞれの運営はお粗末極まりなく、既存客にそっぽを向かれた。それでも玄関口のアクセスさえ稼げれば、「未来のＴＶ局」になれるという思惑があったのだろう。

しかしそうじゃない。ショックやセンセーションやゴシップやエログロで注目を集めていったって、アクセントとして必要なサブにはなっても「本流」にはなり得ない。一時は面白くても、品質の悪いものにずっとつきあっていられるほど人は忍耐強くない。

もしこの流れが、品質を見極める目の向上に繋がるのなら歓迎したい。ネットのコンテンツの品質も上がり、テレビ番組の品質も上がり、ガチャガチャした数字に振り回されない、志の高いメディアになって欲しい。

で、なんの話だっけ？あ、そうそう野球を応援してくれる企業のことを、野球好きのみんなも応援しようねって話（笑）。球場に看板を出してくれる会社、ヘルメットやユニフォームにステッカー出してくれる会社、イベントに協賛してくれる会社、ＴＶ中継のスポンサーとかね（笑）。とくに困っている球団を支援してくれる会社に感謝！