自称阪神タイガース評論家（跡地）

これは日本流キャンプについての予備知識を得ていて、自分の今いる立場を自覚してやっている証拠。もちろんジェフのアドバイスが効いているのだろう。
インタビューを見たが、なるほど男前で、真面目で謙虚な印象。いいんじゃない？すっかり「オク様」「オックス」の呼び名が出回っているが、本人は「オックス、クリスと呼ばれていた。その他でも、ファンの方に呼びやすいように呼んでほしい」と言っている。あ、そう？クリス・オクスプリングか…じゃ「プリン」で（笑）。

正田コーチが赤松を指導していた。たぶん、外角低めへ逃げるようなボールに対応できるような、粘りの効くフォームについて、理屈っぽく説明していたようだ。こういう考え方で待っていれば、こういう球もカットできる、そんな感じで、技術的なことを教えていたようで、赤松も熱心に聞いていた。
正田コーチのもっとも得意なジャンルだろうし、こいつはなんとか２番打者としてモノにしたいという気持ちが見えたような気がした。


スリム井川とパワフル・シェーンの気合充実は、私の予想をはるかに上回るものだったが、他はみんな予定通りの順調そのもの。そして安芸の方からも想像力を刺激するような話題が伝えられている。
高卒ルーキーショート前田大和に、水谷コーチが目をつけたって。いいねいいね。守備走塁は心配なし、打撃次第という評判だっただけに、水谷コーチの「いいセンスを持ってるよ」はなんとも心強い。先生のいうことをよく聞いて、いっぱい食べて大きくなれよ！

公式のニュースからは、高橋勇丞（ゆうすけ）。高卒二年目で今年２０歳。平塚コーチが上げた「スイングスピードの速さ」というのは魅力的。それに限らず身体能力の基本性能は入団時からダントツと言われていた。ここまでは順調に伸びているようで一安心。
強肩と俊足を生かせる外野守備はいつでもＯＫということで、去年はショートの守備にも挑戦し、このキャンプから守備位置は三塁一本でという報道もあった。オールラウンダーの打撃スタイル同様、早くその素質を発揮できるよう、守備位置についても万能選手として育成しているのだろう。
今年はまだ早い。来年あたりはレギュラー争いに殴り込んで来て欲しいが、まだかな。まあ、濱中や関本あたりのことを考えたら、野手については長い目で見てあげないといけないのだろう。ちょっと若手には厳しいチームになってきたなぁ。