2005.01.05 Wednesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200501/tig2005010502.html
正月5日ともなると大半の方は「通常営業」。そろそろ自主トレの近況報告なども欲しくなる。依存症やね(笑)。
岡田監督によるキーマンご指名は赤星選手。なるほど。
今年はポイントをやや前に置く打撃改造にも取り組み、本人や周囲から「200安打」「首位打者」などと威勢の良い言葉が飛び出している。それも良いが、赤星選手にはもっと大切な役割がある。
私の持っている強豪球団のイメージは、「あたりまえのように抑え、あたりまえのように点を取る」というもの。別の言い方をすれば、「ソツがないチーム」だ。これは小技が上手いとか、機動力があるというだけの話ではなく、相手から自分がどう思われているかを認識した上で、それぞれが自分の役割を淡々と果たしていくことを言っている。細工はなしで、「こうやられたらイヤだな」と相手が思っていることを、次々と行って、追い込んでいく…これこそが強いチームだと思う。
1,2番、特に1番を打つであろう赤星の出塁は、「出塁」そのもので、相手に「失点」という言葉を連想させるだけのイヤらしさがある。だから打率やヒット数よりも、とことん出塁にこだわってほしい。わかっているのに二盗され、わかっているのに右打ちで三進され、わかっているのに犠牲フライで加点される。これこそが対戦相手にとってもっともイヤなことで、ついつい「そんな野球やっててオモロイか?」などと負け惜しみが口をつくに違いない(笑)。私もそうだった(笑)。しかし一昨年やる側にまわって、こんなに楽しいことはないと初めて知った。いや、正確に言えば、結果がそのとおりばかりならつまらないかも知れないが、こういうチームになれば、三進させるための右打ちがヒットになったり、犠牲フライを狙った打球がスタンドインしたりするから余計に面白いのだ。逆に去年の阪神は、初めからライト前ヒットや、レフトスタンドをイメージするあまり結果が出なかったというのがこの日の岡田発言の真意で、まったくそのとおりだと思う。
その相手チームにとってイヤなチームの象徴的存在が赤星であり、キーマンの指名は納得。また、ファンサービスや社会奉仕にもっとも熱心な赤星の活躍は、「勝つことでファンに喜んでもらう」という球団の方針にもピッタリだ。
思えば去年の赤星、序盤戦は不調だった。今年はロケットスタートで突っ走りたい。
正月5日ともなると大半の方は「通常営業」。そろそろ自主トレの近況報告なども欲しくなる。依存症やね(笑)。
岡田監督によるキーマンご指名は赤星選手。なるほど。
今年はポイントをやや前に置く打撃改造にも取り組み、本人や周囲から「200安打」「首位打者」などと威勢の良い言葉が飛び出している。それも良いが、赤星選手にはもっと大切な役割がある。
私の持っている強豪球団のイメージは、「あたりまえのように抑え、あたりまえのように点を取る」というもの。別の言い方をすれば、「ソツがないチーム」だ。これは小技が上手いとか、機動力があるというだけの話ではなく、相手から自分がどう思われているかを認識した上で、それぞれが自分の役割を淡々と果たしていくことを言っている。細工はなしで、「こうやられたらイヤだな」と相手が思っていることを、次々と行って、追い込んでいく…これこそが強いチームだと思う。
1,2番、特に1番を打つであろう赤星の出塁は、「出塁」そのもので、相手に「失点」という言葉を連想させるだけのイヤらしさがある。だから打率やヒット数よりも、とことん出塁にこだわってほしい。わかっているのに二盗され、わかっているのに右打ちで三進され、わかっているのに犠牲フライで加点される。これこそが対戦相手にとってもっともイヤなことで、ついつい「そんな野球やっててオモロイか?」などと負け惜しみが口をつくに違いない(笑)。私もそうだった(笑)。しかし一昨年やる側にまわって、こんなに楽しいことはないと初めて知った。いや、正確に言えば、結果がそのとおりばかりならつまらないかも知れないが、こういうチームになれば、三進させるための右打ちがヒットになったり、犠牲フライを狙った打球がスタンドインしたりするから余計に面白いのだ。逆に去年の阪神は、初めからライト前ヒットや、レフトスタンドをイメージするあまり結果が出なかったというのがこの日の岡田発言の真意で、まったくそのとおりだと思う。
その相手チームにとってイヤなチームの象徴的存在が赤星であり、キーマンの指名は納得。また、ファンサービスや社会奉仕にもっとも熱心な赤星の活躍は、「勝つことでファンに喜んでもらう」という球団の方針にもピッタリだ。
思えば去年の赤星、序盤戦は不調だった。今年はロケットスタートで突っ走りたい。