2006.03.20 Monday
日本時間3/21 11:00試合開始予定。地上波放送は日テレ系、例によって実況と作りは最悪だが、水野氏と野村謙二郎氏の解説は悪くない。でも可能ならCSのJ SPORTS3にて落ち着いた大人の中継をどうぞ。
またお彼岸なのでお墓参りや法事の方、まさかそんなことになるとも知らずオープン戦のチケット買っちゃった人は、ニッポン放送製作で各局に配信されるラジオでもどうぞ。今週末からパ・リーグは開幕で、この3/21はパのチームも出る最後の日、フルの6試合が予定されていて全部13:00試合開始。岐阜はムリでも、札幌ドーム、インボイス、千葉マリン、神宮、大阪ドームの各球場は11:00からビジョンで日本−キューバを流したらどうだろう。でそれが終わってからオープン戦をのぺーっと…(笑)。だって選手もお客さんも気になってしゃーないやん(笑)。
倉敷でタイガースのオープン戦あったみたいね。CS中継が無かったので見ていない。井川が失点したようだが、この時期の同一リーグ相手、エースの「抑えた打たれた」は、気にしなくて良いだろう。今季の各打者の攻略法をそのまま実践するわけでもないので。
それより、またも和田コーチ発のネタ、アンディおもろい(笑)。
あ、そうそう二軍戦で前田大和がホームラン打ったみたい。
王ジャパンは、パ・リーグ中心のチームだ。王監督がパの現役監督であるということもある。テレビの全国放送が少なく、いざこの時とばかりパの選手たちが参加に積極的であるということもある。もちろんここ数年の傾向としてパの選手に勝負強い好素材が多いということもある。
「野球好き」とかなんとか言いながら、私がウォッチしている試合はほぼ100%近くがタイガース戦。だからパ・リーグの選手のことは、オープン戦、オールスター、日本シリーズくらい。昨年からの交流戦のおかげでずいぶんと状況が変わって、今回の選手たちもよくわかっていたのは良かった。
そしてこの美しい試合で、長年競い合ってきたタイガースのライバルチームの猛者たちが、心から応援する日本代表に大きく貢献したことが誇らしかった。
ずっとタイガースの前に立ちはだかり続けている上原が、完璧な投球をする。躍動感いっぱいの投球フォーム、直球で押して、フォークを振らせる。その集中力の凄さ、コントロールの正確さ。憎たらしい右腕。こんな投球をされる時、タイガースはいつでも完封負けを喫してきた。まさに甲子園球場のようなアウェー状態の中、本当に素晴らしかった。
不調に苦しみながら、王監督信頼の代打起用に応えた福留のホームラン。そのボールの軌跡が、一瞬にして暗黒のフォースに囚われそうになっていた私の心を救出した。日本代表チームとそれを応援する多くの者にとっても同じだったと思う。
高い球を引っぱたき、低い球をすくい上げ、遠い球は踏み込んで。いつでもタイガースの希望の光を、その痛烈な一撃で粉砕してきた憎たらしいドラゴンズの主軸。本当に美しいホームランだった。
今回のチームでは急遽代役として召集され、チームをあらゆる方向から支えてきた「心のキャプテン」代打宮本が放った三遊間へのタイムリー。打撃投手を買って出るなど、チームの勝利のために、我を殺して貢献できる人。その活躍に沸き上がる日本ベンチ。
追い込まれても厳しい球をファールし、こちらの投手が根負けして甘くなれば必ず一二塁間へ、三遊間へ、ライト前へ。時にはライトフェンスを、時にはレフトフェンスを越えていく。平然とバントを、バスターを、エンドランを決める。三遊間を抜けようかという当たりにも涼しい顔でひょいと逆シングル。大人と子どものようにいつの間にか負けていたスワローズの憎たらしいベテラン宮本。嬉しかった。
むろんパの勇者たちへの賞賛を惜しむわけではない。セもパもメジャーもない、世界一を目指そうという呼びかけに参じた日本A代表なのだから。そしてセもパもメジャーもない、新しい日本プロ野球を標榜するためにも、できたらあと1つ、総力で勝ってきて欲しい。
またお彼岸なのでお墓参りや法事の方、まさかそんなことになるとも知らずオープン戦のチケット買っちゃった人は、ニッポン放送製作で各局に配信されるラジオでもどうぞ。今週末からパ・リーグは開幕で、この3/21はパのチームも出る最後の日、フルの6試合が予定されていて全部13:00試合開始。岐阜はムリでも、札幌ドーム、インボイス、千葉マリン、神宮、大阪ドームの各球場は11:00からビジョンで日本−キューバを流したらどうだろう。でそれが終わってからオープン戦をのぺーっと…(笑)。だって選手もお客さんも気になってしゃーないやん(笑)。
倉敷でタイガースのオープン戦あったみたいね。CS中継が無かったので見ていない。井川が失点したようだが、この時期の同一リーグ相手、エースの「抑えた打たれた」は、気にしなくて良いだろう。今季の各打者の攻略法をそのまま実践するわけでもないので。
それより、またも和田コーチ発のネタ、アンディおもろい(笑)。
あ、そうそう二軍戦で前田大和がホームラン打ったみたい。
王ジャパンは、パ・リーグ中心のチームだ。王監督がパの現役監督であるということもある。テレビの全国放送が少なく、いざこの時とばかりパの選手たちが参加に積極的であるということもある。もちろんここ数年の傾向としてパの選手に勝負強い好素材が多いということもある。
「野球好き」とかなんとか言いながら、私がウォッチしている試合はほぼ100%近くがタイガース戦。だからパ・リーグの選手のことは、オープン戦、オールスター、日本シリーズくらい。昨年からの交流戦のおかげでずいぶんと状況が変わって、今回の選手たちもよくわかっていたのは良かった。
そしてこの美しい試合で、長年競い合ってきたタイガースのライバルチームの猛者たちが、心から応援する日本代表に大きく貢献したことが誇らしかった。
ずっとタイガースの前に立ちはだかり続けている上原が、完璧な投球をする。躍動感いっぱいの投球フォーム、直球で押して、フォークを振らせる。その集中力の凄さ、コントロールの正確さ。憎たらしい右腕。こんな投球をされる時、タイガースはいつでも完封負けを喫してきた。まさに甲子園球場のようなアウェー状態の中、本当に素晴らしかった。
不調に苦しみながら、王監督信頼の代打起用に応えた福留のホームラン。そのボールの軌跡が、一瞬にして暗黒のフォースに囚われそうになっていた私の心を救出した。日本代表チームとそれを応援する多くの者にとっても同じだったと思う。
高い球を引っぱたき、低い球をすくい上げ、遠い球は踏み込んで。いつでもタイガースの希望の光を、その痛烈な一撃で粉砕してきた憎たらしいドラゴンズの主軸。本当に美しいホームランだった。
今回のチームでは急遽代役として召集され、チームをあらゆる方向から支えてきた「心のキャプテン」代打宮本が放った三遊間へのタイムリー。打撃投手を買って出るなど、チームの勝利のために、我を殺して貢献できる人。その活躍に沸き上がる日本ベンチ。
追い込まれても厳しい球をファールし、こちらの投手が根負けして甘くなれば必ず一二塁間へ、三遊間へ、ライト前へ。時にはライトフェンスを、時にはレフトフェンスを越えていく。平然とバントを、バスターを、エンドランを決める。三遊間を抜けようかという当たりにも涼しい顔でひょいと逆シングル。大人と子どものようにいつの間にか負けていたスワローズの憎たらしいベテラン宮本。嬉しかった。
むろんパの勇者たちへの賞賛を惜しむわけではない。セもパもメジャーもない、世界一を目指そうという呼びかけに参じた日本A代表なのだから。そしてセもパもメジャーもない、新しい日本プロ野球を標榜するためにも、できたらあと1つ、総力で勝ってきて欲しい。