2005.01.11 Tuesday
http://osaka.nikkansports.com/otr/p-ot-tp1-050110-0005.html
矢野と福原がイベントに参加。矢野は去年多かった三振を減らすため、足を上げる形に打撃フォーム改造中とのこと。福原は200イニングス投球を目標の一つに掲げ、「右の」が付かないエースの座を獲りに行く気構えだ。さぁ、純粋なオフも残りわずか。もうすぐ大競争のキャンプがスタートだ。
藪がアスレチックスと正式契約のため渡米。年俸も現在と同レベル(約1億円)らしい。現地では、外国人選手とのコミュニケーションで身につけた独学の英語力を駆使してスピーチをするとか。他のメジャー希望者が苦戦する中、藪が楽勝でメジャー行きを決めたのは、代理人の力か、慢性的な投手不足からか、日本の人気球団の人気選手だからか。野球人生の集大成を楽しんで欲しい。
藤本と秀太が和歌山で1週間の自主トレを開始。注目は藤本の巻き返しだ。
去年は111試合出場で、打率.257。開幕後、鳥谷起用でベンチを温める。鳥谷の打撃不振で回ってきたチャンスにそれなりの結果を出してレギュラー再奪取。ところが今度は自分も乗り切れず、五輪遠征を経てまたポジションを明け渡す。シーズン終盤は、脚付け根の炎症、それによる腰痛にも悩まされた。まったく不本意な一年だったろう。
藤本の打撃は、良く言えば「気持ちで打つ」悪く言えば「ムラっ気」。得点圏打率は、.287と3分もはね上がる。詳細なデータで有名なTigers DATA Lab.によれば、甲子園球場での打率は.322と高率だ。確かに昨年はチャンスを与えられない藤本選手に、甲子園の阪神ファンは心からの大声援で励ました。その気持ちに応えたのはエライ。
岡田監督構想を予想すれば、二塁関本、ショート鳥谷が本線だろうと思う。左右のバランス、鳥谷の将来性、関本の打撃を上に見ていることだろう。藤本としては、両「専属」に対し、両睨みで勝負することになる。鳥谷も二年目で、おそらく契約時の起用方法「シバリ」もなくなり(憶測)、島野コーチの眼も光り、去年よりはまともな勝負となるだろう。関本も対右投手に大きな課題があり、大きな差などまったくない。守備力ではいずれも藤本が上位なのだから、最終的には三人の内、単純に打てない者が外れるということになるのだろう。
また、小技が下手というイメージ(というか実際下手)が、自分の活躍場所を狭めていることも重要視すべきだと思う。二番打者の座が、適任者を求めて待っているのだから。
矢野と福原がイベントに参加。矢野は去年多かった三振を減らすため、足を上げる形に打撃フォーム改造中とのこと。福原は200イニングス投球を目標の一つに掲げ、「右の」が付かないエースの座を獲りに行く気構えだ。さぁ、純粋なオフも残りわずか。もうすぐ大競争のキャンプがスタートだ。
藪がアスレチックスと正式契約のため渡米。年俸も現在と同レベル(約1億円)らしい。現地では、外国人選手とのコミュニケーションで身につけた独学の英語力を駆使してスピーチをするとか。他のメジャー希望者が苦戦する中、藪が楽勝でメジャー行きを決めたのは、代理人の力か、慢性的な投手不足からか、日本の人気球団の人気選手だからか。野球人生の集大成を楽しんで欲しい。
藤本と秀太が和歌山で1週間の自主トレを開始。注目は藤本の巻き返しだ。
去年は111試合出場で、打率.257。開幕後、鳥谷起用でベンチを温める。鳥谷の打撃不振で回ってきたチャンスにそれなりの結果を出してレギュラー再奪取。ところが今度は自分も乗り切れず、五輪遠征を経てまたポジションを明け渡す。シーズン終盤は、脚付け根の炎症、それによる腰痛にも悩まされた。まったく不本意な一年だったろう。
藤本の打撃は、良く言えば「気持ちで打つ」悪く言えば「ムラっ気」。得点圏打率は、.287と3分もはね上がる。詳細なデータで有名なTigers DATA Lab.によれば、甲子園球場での打率は.322と高率だ。確かに昨年はチャンスを与えられない藤本選手に、甲子園の阪神ファンは心からの大声援で励ました。その気持ちに応えたのはエライ。
岡田監督構想を予想すれば、二塁関本、ショート鳥谷が本線だろうと思う。左右のバランス、鳥谷の将来性、関本の打撃を上に見ていることだろう。藤本としては、両「専属」に対し、両睨みで勝負することになる。鳥谷も二年目で、おそらく契約時の起用方法「シバリ」もなくなり(憶測)、島野コーチの眼も光り、去年よりはまともな勝負となるだろう。関本も対右投手に大きな課題があり、大きな差などまったくない。守備力ではいずれも藤本が上位なのだから、最終的には三人の内、単純に打てない者が外れるということになるのだろう。
また、小技が下手というイメージ(というか実際下手)が、自分の活躍場所を狭めていることも重要視すべきだと思う。二番打者の座が、適任者を求めて待っているのだから。