自称阪神タイガース評論家（跡地）

バスケにトロッターズがあるように、こんなチームもあって良い。しかし極楽とんぼ山本圭一の事件で、チームを解散するんだとか。
ああだこうだと言う人もいるが、私はさすが欽ちゃんだなぁと思った。クビにしましたという所属事務所。収録済みの番組を差し替えたり、再編集したりしておしまいの放送局。個人の性癖の問題だから、それで問題終了なのは当然といえば当然。球団の他の人は関与してないということで、欽ちゃんだって同じようにすれば良いだけなのだ。それなのに「ショックを受けた。でも事が事だけに、どうにもしてあげることもできない。一緒に謝ってあげることしかできないと思った」「責任がある山本が反省して、どっかできちんと仕事するまで私に責任がある」と当事者、責任者として対処している。決して山本を庇わない。しかしなんとか助けてやろうとしている…。山本は芸能人としては廃業するようだが、こんな大将のためにも真人間にならないとね。


おやおや、このＧ戦で先発登板もあったはずの中村泰が抹消。オールスター明けのＤ戦には出番がないだろうから、枠を空けるという意味なんだろう。ちゃんと投げさせてやってよ！（笑）。


今日夜は東京ドームでフレッシュオールスター、イチローはじめ過去のＭＶＰはその後出世した選手がたくさん。Ｔからは、玉置、小宮山、前田大、高橋が出場する。中継はスカイＡ。


ヒーローインタビューを受ける関本を見て、家人が一言「やっぱり似てるなあ…天海祐希に」。そら、天海祐希怒るわ（笑）。

短い試合だったね。福原と上原の投げ合い、両チームとも「投球術」にはまらないようにと積極的に打ちに行くがどうにもこうにもつかまえられない。加えてＧ戦ということで無理矢理ＣＭを押し込むもんだから、映像抜け落ちまくり。Ｇ唯一の無死の走者、５回は８番仁志がバントを試みてファールになったあと強行して遊ゴロ併殺だったらしいが、映像なし。星野氏も武豊氏も良いけど、野球を中継しなさいってーの。そんなんなら福本っさんだけでいつものとーりやってもらった方がマシ（笑）。

福原が素晴らしい結果を残す時、必ず出る言葉「調子はあまり良くなかった」（笑）。その方が慎重になれるんだろうね。２回表、二死一二塁で打者上原に粘りまくられるという場面以外は、いやそれとて、まったく打たれるような気がしない８回零封だった。こう言っちゃなんだけど、正直ちょっと相手が物足りなかったので、次はぜひＤ戦で頼む。

時間調節と、スタンド、テレビ前のＴファンへのサービスで、９回は藤川にスイッチ。一所懸命時間をかけたけど、それでも８時１４分には試合が終わっちゃった（笑）。福原が二度スライドで調整が難しかったと言っていたが、それを言ったらブルペンの投手はその大変なことが当たり前。しかもクローザーともなれば、チームの勝ち負けを背負ってマウンドに登らなきゃならない。低めへ高めへ150km/h連発で四球を挟んでの三者三振は、まさに夢のショータイム。これがあれば「なんだこのあっさりした試合は、金返せー」には絶対ならない。

試合を決めたのは８回ウラ、ぴったりチョッキリお釣りナシの１点。先頭鳥谷が２球目の直球を痛烈にセンター前ヒット。ゴロの打球は右中間、高橋のフットワークが鈍いのがわかっているので、鳥谷は躊躇無く二塁を奪う。なかなかちゃんと当たらないんだけど、タイミングと距離感の取り方はずっと良かった。
７番矢野が初球を一塁前にバント。やっぱりチームで一番上手い。
続く関本はこれまた初球、この回の４球目直球を強振、バットのスイングの大きさとは裏腹に浅めのセンターフライ、高橋勢いをつけてバックホーム、まっすぐワンバウンドの好送球、しかしマウンドでやや大きく跳ねたのが命取り、ブロックを回り込んで鳥谷の左手がホームベースを掃いた。
ジャイアンツとしては、エース上原の気迫と、そこから波及する効果だけが勝利の決め手だったのかも知れない。その点ではジャイアンツのプランどおりの試合になった。ワンチャンスを犠牲フライでものにして、エース対決（うちは「右の」がつくけど）をものした勝利。前半戦の締めくくりとしては良いんじゃないかな。

それにしても、なんかグッと来ないのよ！カモーン、強いジャイアンツ！