自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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7月の正念場
新庄ラスト東京ドームに、3万6千超の観客、すごい。ちゃんとHR打って勝って応えたのもエライね。さすが新庄だ。
あらら、中村泰抹消。さて、誰にチャンスが巡ってくるのか。そろそろ野手の方もいじり時だと思うが。


リリーフに最大の弱点を持つスワローズに対し、最強のリリーフを誇るタイガース。負けるはずのない勝負は、勝てなかったことで負けに等しい。
先発安藤の7回3失点は上出来だ。スワローズの強力な中軸をうまく抑えた。ただね、8番打者にタイムリー3本というのはいくらなんでももったいない。次の回より、まずはこの回。米野に対しては左右の揺さぶりより、高低、前後で崩して欲しかったなぁ。

シーツのブレーキがきつかったが、しばらく毎日誰かがブレーキになることは覚悟しないとね。赤星が得点に絡み、金本が返し、濱中に一発が出て、ついえたと思ったチャンスを鳥谷が粘り強くものにして、終盤バントも決めて…内容はそれなりにあったと思う。圧倒的に物足りなくはあるけれど。

守備面では、素晴らしいプレーが続出。金本の突っ込み、藤本の前進からのジャンピングスロー、鳥谷横っ飛びからの強肩、向こうが青木のスーパーキャッチを見せれば、こっちはさらに凄いヤツを赤星がお返し、長い距離を走って、跳んでキャッチして、フェンスに当たって。赤星のイキの良いところを久しぶりに見た。復活はまず守備から。もうすぐ来るよ。


藤川に3回投げさせることのリスクは大きい。そう簡単に故障するとは思わないが、ペースを急激に変えることで、疲労の残り方、回復の仕方が違ってくることは十分考えられる。もちろん、この試合でも瞬発力の低下により、打たれるリスクが高まる。そのリスクを承知で藤川に3回行かせたということは、岡田監督がいかにこの1試合を重要視していたかがわかる。

後半始めの首位攻防戦。タイガースは井川、福原、下柳の三本柱を注ぎ込んだ。ドラゴンズは、「福留復帰カード」を切った。ここでの3連敗は、昨年の9/7の1試合と同じように、双方が大きな賭け金を注ぎ込み、一方が総取りする勝負になってしまった。勢いに乗ったドラゴンズは加速度的に状態を良くしている。敗れたタイガースは、去年その時のDが転げ落ちたような、物凄い負のパワーを受けながら、必死でこらえている。その象徴的存在が藤川球児だ。この日の延長11回、12回の投球は、チームの浮沈をすべて一人で背負っているかのような、ギリギリの投球だった。

確かに9月と7月という大きな違いはあるが、一度水が空いてしまうと追い込んでいくのは困難を極める。今後どんな方策をとって行くにせよ、連覇という大目標のためには、まずここを踏ん張らなきゃいけない、ここがポイントと見る判断は正しいのかも知れない。
ホームチームアドバンテージを活用しながら、なんとか1勝1敗1分でしのぐ。6ゲーム差のDには食らいつくしかない。依然厳しい状況のまま、勝負所の長期ロードが始まる。

Posted by torao at 08:30 | comments(24)
[退団者]岡田彰布
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東京ドーム「満員御礼」に行ってきました。ほんと、さすが新庄!としか、いいようがありません。私は「勝ち運」をもらってきましたよー。
今朝の報道によると、なにやら両監督ともご機嫌ナナメだそうで。岡田監督には、気を落ち着けて東京に来て頂きたいものです。
さ、明日からもドーム通いです。0時過ぎてもいいから、勝て!の気持ちで行きます。
(いや、かるーく20時代で圧勝でもいいです)
| メル | 2006/07/31 8:52 AM |
昨日も勝ったドラ。
これ以上離されてはいけないという気持ちで藤川投手続投だったのだとは思いますが、
やはり3イニングは投げすぎだと思います。
この調子だとこれからも2イニングはあたりまえ、稀に3イニングなんてことが
ありそうで心配です。
赤星選手の最終打席の時、肩か首?かどこかおかしくしたように見えたのですが
気のせいでしょうか。
何事もないといいのですが・・・
| run | 2006/07/31 9:54 AM |
藤川投手が心配です。
今、チームきっての牽引頭なので頼りにしてますが・・・。
昨日の試合を見ていると「球児が壊れる!」って思いました。
来年使い物にならなくなったら・・・。
でも来年の具合を見ながらなんて登板ないですよね。
打線の奮起!もうソロソロいい頃でしょう?

昨日の昼間高校野球の福岡大会決勝戦。
柳川高校VS福岡工大城東高校。
柳川高校は毎回のように塁上を賑すのですが
ホームが遠く1点止まり。
一方城東高校(あのドカベン香川の息子さんがいるチーム。やはり太いです(笑))
毎回のように得点を重ね14点。
柳川高校がまるでどこぞのチームに思えて・・・。

| NANCY | 2006/07/31 9:55 AM |
サヨナラの場面で球児にそのまま打席に立たせるとは...。
あそこで代打に出してもらえない控え選手の気持ちはどうなるんでしょうね。
スペをわざわざ1軍に上げておいたくせに。何のためにいるのかわかんない。
と言っても、私は中村豊を使って欲しかったんですけども。

最終回に沸き起こった球児コールに泣けました...。
| あらんじ | 2006/07/31 10:16 AM |
[阪神ファンも贅沢になったな〜」・・・・今年惜しい試合を落として気を静めるのに、このセリフを何回吐いた事か・・・・
しかしもう限界や〜! スカッとコーラみたいな試合を渇望。
このままやったら、胃潰瘍の患者が日本全国ウジャウジャでまっせ 笑
| でんまん | 2006/07/31 11:32 AM |
やっぱり考える事は一緒ですね〜
藤川3イニング突入で昨日の試合の事だけでなく、これからのことがすごく心配になりました。サヨナラの場面で打席にたった瞬間「おい!久保田とちゃうねんぞ!」と思わず叫んでしまいました。

たしかに最後の切り札を使ってしまっている段階で、サヨナラのチャンスを逃し万が一藤川の次の投手が点を入れられるような事が起これば、しゃれにならないのはわかっていますがどうかと思います。

数日前にファンとして気持ちを出した試合を見せて欲しいとコメントさせてもらいましたが、昨日の試合はそれがよく出ていてよかったと思います。やっぱり前日の7回の風船の見切り発車が効いているんでしょうか・・・ただ、それでも引き分けで終わったのは今の阪神の現状を象徴しているような気がしました。

とりあえず8月はロード期間もあるんで3ゲームまで縮められたらOKで勝負は9月だと思ってます。
| 河内の虎 | 2006/07/31 11:50 AM |
あらんじさんに全面同意、豊のところも。

ラジオで一枝さんは、ベンチの野手の気持ちになれば
「球児があそこで打たんで良かった」っていってた。

>岡田監督がいかにこの1試合を重要視していたかがわかる。
というより、ベンチに残った野手、ブルペンに残ったリリーフ陣の軽視がよくわかりました。
スペが暴れたりせんかったのかな?

火の玉球児の、思い出に残る「名演出」ではあったけどね。
| ばかぼん父 | 2006/07/31 11:55 AM |
あっと言う間に1.5が6.0に・・・。
情勢は厳しさを増す一方。
「勝ちにいく試合」と「負けない試合」の選択も今後
数多く迫られるかも。
どっち付かずの試合は選手を迷わせ、逆に勝ちの目を
潰してしまいそう。
8月、どんな戦い方が出来るのだろう。
| 西田辺 | 2006/07/31 12:00 PM |
久しぶりの甲子園観戦が5時間ゲーム。
試合の重苦しさと蒸し暑さとで、グッタリの家路でした。

私も「藤川に代打」に一票です。
勝ちを狙った采配をしてほしかったです。
| 一虎ファン | 2006/07/31 12:17 PM |
私は昨日の試合ほど野手に腹が立った試合はないかもです。
以前からず〜っとチャンスでは打ててないけど、打席にまで立って3イニングを投げぬいた球児を見てると、やりきれなくなりました。

でもみんな必死で守ってたし、最後、なかなかベンチから立ち上がれなかった(ように見えた)赤星を見て、そりゃ全員つらいよなぁ・・・と。
みんな頑張ってるんだよなぁ。うまくいかないなぁ。悔しいな・・・。
| hitomi | 2006/07/31 12:23 PM |
球児のロングリリーフに対する、ステレオタイプのよう皆の過剰気味とも思える心配振りに違和感を覚えます。いえ、わたしが球児を心配していないというんじゃないですよ。ただ、久保田だとこれくらいのロングリリーフは時々あったし、そんな時、誰も心配してなかったじゃないですか。まら久保田は見るからにタフだし、それに比べて球児は見るからに超精密模型過ぎて、壊れそうな気がするんでしょうけれど。
ただ、シーズンで「ここは踏ん張りどころ」というポイントがいくつかあって、そこでは多少、エースや四番に無理をしてもらわなければいけない場面てものがあります。岡田監督にとって、それが昨日の試合だったということなのでしょう。それが正しいか正しくないかは分かりませんが、昨日の試合のように球児にロングで投げさせたことだけをもって、とやかく言うのは違いと思います。江夏も村山も、完投した翌日にリリーフに出てきたものです。それが一時期、常態化したことは問題だったのですが。つまりは、昨日の試合が球児に無理をさせてもとりに行く必要があったかどうか?その点で評価する必要が有ると思います。
| いわほー | 2006/07/31 12:32 PM |
↑自己レス。
誤字脱字ゴメンネ!
| いわほー | 2006/07/31 12:34 PM |
やっぱり阪神ファンは贅沢になったとおもう。
「あの」頃の阪神だと絶対最下位ですもんね。
ただ勝てる力があるのにもったいないとは思います。
でも何やっても駄目な時は必ずある。無理にもがくより時の流れに身を任せるしかないかも。
文句を言うなら選手に少し。
みんな自信をもって普通に野球やってください。
なんか萎縮してるように見えてしまいます。
| UNTAC | 2006/07/31 12:35 PM |
タイトルが似てしまったようですね。今回はパクリじゃないですw

「あの頃」を定点として観測するのではなく、「ここ2〜3年」を定点として対策等は考えたいですね。

足りないものは補われつつあると思います。あとはツキ(運)と勢いですね。
ロードに出てツキと勢いを甲子園に持って帰ってきてもらいたいですね。
その頃が本当の正念場になっていることを願って!
| shoulder | 2006/07/31 12:48 PM |
昨日は「勝ちにいく」というよりは「負けまい」という感じですかね。
やはり「藤川に代打」だと思うのですが。
野手陣の決めてやるというモチベーションが下がってしまうのではと心配です。
残念ながら、球児が打席に立った時点で今日は勝てないなと思ってしまいました。
| yza | 2006/07/31 12:50 PM |
私もいわほーさんと同意見。
球児は今、事実上チームを引っ張る精神的支柱です。
球児の打席までにサヨナラできなければそこで終わり。それはどの選手もわかっていたと思うし、球児の後に投げる投手が打たれて負けたらチームがそこで終わってしまう。
昨日の試合はそんな試合でした。
ただ、私はスーパーサイヤ人と化した今岡さんの帰りをひたすら待つのみです。

| りさ・ふぇるなんです | 2006/07/31 12:53 PM |
球児が打席に立ったことには驚きました。
監督、悪い意味で「守り」に入ってるなぁ、と。

でも、ここは球児しかいないんだから、というのも判るんですけどね。ここまで来たら球児と心中のつもりで、ということは。

この二つ、監督のなかで、どっちが重いか、ですね。んでもって結論は「球児、オマエしかおらんのやから」だったわけで。

しかし、その前になんとかしてやってくれよなぁ、打線。ゲーム差云々はちーとも気にしていないけど、この「打てなさすぎ」だけは気になります。ほんと。
| はみ | 2006/07/31 1:24 PM |
すみません、2回目でーす。横レス失礼します。

>久保田だとこれくらいのロングリリーフは時々あったし、そんな時、誰も心配してなかったじゃないですか。

うーん、そんなことないと思いますよ。久保田の時も少なくとも私は心配でした。
ロングリリーフが昨日に限ったことならまだ納得もいきますが、これまでの采配を見る限りではこの先もきっと同じような使われ方をするでしょう。
みなさんはそれを心配してるんじゃないでしょうか?
そもそも、昨日の試合を重要視するくらいなら中日戦の2戦目を何としてでも勝ちに行くべきだったと思います。
1点リードの7回からJFに繋ぐことは考えられなかったのでしょうか?

代打に出してもらえない野手、中継ぎでも出番のない投手。この人たちは何をしたらいいんですか?
岡田監督のもとでは、ベンチ入り選手は25人も必要ないと思います。
| あらんじ | 2006/07/31 1:56 PM |
>復活はまず守備から。もうすぐ来るよ。
わぁー、この言葉、ゾクゾクしてもた。
来るかな?来るよね。
長期ロードは、人工芝続きだけに、それが一番心配です。
まずは、みんな無事に甲子園に帰って来いよ〜
| grayghost | 2006/07/31 2:08 PM |
球児の魂の力投、一番近いところから見てました。
球児コールの中、12回投げきったところでまず一度目の落涙。
球児の投げる姿があまりにすごすぎて・・・。
そして、12回の攻撃が3人で終わったところで二度目の落涙。
球児を勝たせてやれなかった悔しさで・・・。
こんなに現地観戦で試合に入り込んだ事は今までありませんでした。

11回裏、鳥谷の打席の時、藤本の次に出てきてたのは中村豊でした。
それがベンチ内で何があったのかわかりませんが、投手が代わってから球児が出てきました。
球児続投に関しては、久保コーチ・中西コーチと岡田監督の間で相談はあったと思いますが、最終決定はあくまで監督。
今回の無理使いで、ベンチ内に亀裂が生じていなければいいのですが。

リリーフ陣は最強なんですが、中継ぎ陣はおそらく平凡クラスなんじゃないかと。
もう1枚信頼できるピッチャーがいたら、昨日は球児交代してたと思います。
つまり監督は、江草もダーウィンも1番からの打順では抑えられないと踏んだんでしょう。
| kaleido | 2006/07/31 3:25 PM |
こんにちは。
昨日の試合いろんなことが凝縮された試合だったみたいでしたが、私は例のところで球児に代打を出して、勝ちに行く姿勢を出してもらいたかったです。たとえ代打が凡退してそのあとの投手が打たれて負けたとしても。
これから優勝を目指すとしたらもっともっと過酷な状況や負けてはならないゲームがやって来ると思います。そのとき、切り札を切るべき時には何イニング、何球になるかわからないけれど、球児に全てを託して欲しいと思います。
失敗は成功の母、なんて呑気な事を言ってる場合ではないとは思いますが、明日から8月、心をリフレッシュしてもらいたいです〜。
とりあえず長期ロードはみんな怪我なく無事に帰って来てほしいな〜。
長くてすみません。
| gavi | 2006/07/31 3:38 PM |
私も「心配&あこは攻めやろ!」派です。
もちろん、1〜2回投げたからと言って故障することはないでしょうけどね。でも岡田監督これからもここ一番というのを多発しそうな気がするもので・・・。例えば牛島監督なんかはクルーンをほんとに1イニング限定で使ってますよね。「ピッチャー出身だからか?」なんて思ったりするのです。
球児の投球フォームは故障しにくいフォームだと聞いたことがありますが、どうなんでしょう?
1992年の田村投手なんかは投球フォームに無理があったようですね。

昨日の試合では勝てばその試合がキーポイントだったと言われそうな試合ですよね。
でも、まだこれからロード。去年はロード勝ち越しでしたよね?今年もそうなります!応援あるのみ!(笑)
| yu | 2006/07/31 5:05 PM |
コメントレス手抜きしててごめんなさいね。それなのにいろんな意見や感想や思いを書いてくれて、本当に嬉しいです。
昨日の試合を現地観戦された方は本当におつかれさま。長い1週間になりそうですね(笑)。
球児3イニングスは、想定してなかったので、驚き、憤りましたが、一夜明け、そういう選択肢も確かにあるな、とは思います。ただ他にもいろんな可能性があって良いのに、それをことごとく潰してきた、この前半戦の選手起用に問題があるんですね。そこを指摘された、あらんじさんやばかぼん父さんには激しく同意です。
そうは言っても、もうこの現実の中で食らいついていくか、戦闘態勢を解いて、来年に向かうかしかないわけで、やっぱり我慢しながら力をたくわえ、反攻の時を待つべきなんでしょうね。
| torao | 2006/07/31 8:53 PM |
二軍から這い上がってくる選手をたくさん見たい。
| north face black friday deals 2015 | 2015/11/16 11:06 AM |

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