自称阪神タイガース評論家（跡地）

野球のない３日間が続く。こちらでは金木犀の香りが漂い始めて、ああ、じきオフが来るんだなぁ…などと感じたりして。
こんな間の抜けた時期になると、間の抜けた話題が出てきたりするもんで、サンスポでは連日サミー・ソーサの代理人がタイガースに売り込みをかけてきているというネタで盛り上げようとしている。

サミー・ソーサ…なんかすでに「懐かし人物」っぽいなぁ。あれ、どんな人だったっけ。ああ、ダメだ。どうしてもマルカーノが思い浮かんでしまう（笑）。あ、これこれそうそう。おっ、このとなりに写っている人、どっかで見たことあるような…（笑）。ちょうどマグワイアとのハイレベルなＨＲキング争いで、大きな話題になった９８年オフの日米野球で来ていたんだね。その時の印象がよっぽど良かったのかな。

で、記事のようにタイガースに年俸５千万円程度で売り込みに来ているとして、でも要らんでしょ？これってソーサ側としても、アメリカじゃそこまでの価値もないということを認めているようなもんで、とうてい日本での活躍は見込めそうにないもの。最後の一稼ぎを日本に求めるような選手は、現在のチームの状況を考えれば危険因子が強すぎる。ぜひヨソには入って欲しいような気もするけど。全盛時のように、打って守って走って活躍してくれれば楽しいだろうけどね。

チームの課題というのを考えた時、一発のある打者が欲しいというのは良くわかるが、守備や率に目を瞑ってというわけにはいかないな。外国人を探してくるにしても、将来性豊かな意欲的な選手が良い。ＨＲより甲子園の大歓声を見方につけるなら連打に限る。３割２０本、得点圏打率高めというタイプの選手が一人でも多くいてくれたら良いと思う。

外国人と言えば、ジャイアンツのジャンの活躍は刺激的だった。アジア市場は、選手の供給源としても、映像の販売先としても、今後ますますクローズアップされることになるのだから、タイガースも遅れをとっちゃいけないね。

まあ、そんなこんなでヒマにまかせてソーサの話に釣られてみた。ヨタ話で終わるとは思うが、なんか岡田監督がノリ気であるかのように伝えられているのがチト怖い（笑）。