2006.09.27 Wednesday
シーズン前は、直球を投げる時に思わず「っしゃー!」と声が出て球種バレしちゃうとかって笑わせてくれた新人のF八木投手、これで12勝目だって、立派なもんだ。金村事件がどう出るか心配もあったが、逆に集中と結束に繋がったみたいだね。
さあ、この順位決めは1勝のアドバンテージが懸かっているだけにけっこうデカい。第1ステージで、斉藤、和田のHを撃破しなきゃいけないってのもしんどいしね。どうなるかな。
札幌ド F−H 41,732人
西武ド L−M 20,521人
スカイ B−E 17,379人
甲子園 T−C 42,481人
ナゴド D−B 35,797人
「実数風」と言われる数字なのでなんだけど、まあ良く入っていたね。松坂登板の所沢はもうちょっと入って欲しかったかな。5−6位戦の割りにまずまず入った神戸は、Bsの「本拠地」として最後の2連戦だ。唯一雨天中止の神宮S−G戦、やってたら一番少ない客入りになっていたかも知れないなぁ。
ところで今日も、明日も甲子園のチケットたんまり残ってるみたい。ペナントレース展開も違うが、スタンドの様子も去年とはだいぶ状況違っているね。
川村がなんとか踏ん張ったけど、今度はクルーンの独り相撲か…。でもベイはずいぶんとDを苦しめているなぁ(笑)。できれば1つ勝って欲しいな。なんたってこっちは全部勝つんだから(笑)。
1回表、先発安藤がとんとんと三者凡退で立ち上がる。その裏、今季2度目の先発となるC小島から赤星が内野安打。高いバウンドのショート前へのゴロ、松本がバウンドを合わせたのが命取りとなった。振り返って見れば、この「しょうもないボテボテ」の内野安打がことのほか大きかった。小島は低めに変化球を集めて、「あれ?おっかしいなぁ…」と言っている間にイニングを重ね、味方の援護を得てリードをもらえば、なおのこと相手の焦りを利用できるようなタイプ。そうなる前の先制点のきっかけは貴重だった。
赤星は第3打席で三遊間をライナーで破るクリーンヒット。二死後の出塁で、盗塁も「ギリギリで」決めた。少し気持ちが前傾になって来たかな。
さて、1回表無死一塁から関本バント、上手い!シーツは追い込まれた後、集中してミートを心がけ三塁線、新井のグラブを弾くタイムリー二塁打。金本は上手く打ち取られながらも二ゴロで走者を三進させる。そして濱中が初球の真ん中高め、甘い直球を逃さず、素直に強く弾き返す。速い打球が投手の左、ショートの右を抜いていく、貴重な2点目のタイムリーとなった。ここまで無駄死にのない流れるような攻撃、素晴らしい集中だった。
試合前の練習で梵が負傷、嶋も緒方も前田もいないカープ打線で、初回2点先制すれば楽勝ムードが漂う。でも意外とそうはいかないもんだね。この時期、自分でいろいろ決めてしまうベテランより、必死な選手たちを使った方が結果を出したりするからね。
試合のポイントとなったのは、流れがカープに行った6回表、1点返されて2−1、なお二死二塁で森笠が打ったライトオーバーの打球、やや前進気味の守備位置から濱中がギリギリ追いついてジャンピングキャッチ、同点逆転のピンチを救った。まああれだ、上手いライトなら捕って当たり前の打球だけど、自分の所に来い!アウトにしてやる!と、しっかり集中していたということだ。ナイスプレー。
で、そのすぐウラ、良い流れの中で4番、5番があっさり凡退。鳥谷のカウント1−3。ホームランを打って欲しい1球だった。前の打席、鳥谷はレフトに「ホームラン」を打っている。この日の風はいつもと逆の「雨風」、鳥谷得意のレフト打ちは風に戻されて凡フライになってしまった。ならライトへ打てばよい。内角ベルト付近の直球。投げた方も投げた方だが、狙い通り逃さずスタンドに放り込む鳥谷が偉い。
3番鳥谷、4番濱中。もうその青写真が自然と描けるまでに来たね。もっとも、いつまでもどきそうもない人がいるけどさ(笑)。
7回表、継投が上手くいかず二死満塁のピンチを招く。ここで悲鳴の中(笑)、久保田が登場。初球、イキの良い直球を外角に決めて1ストライク。2球目、真ん中高めに迷いのない直球、井生を遊ゴロに切る。勇気を持って、ボールに気迫を込めていたのが良くわかった。そういうボールはそう簡単に打たれるもんじゃない。
なんと、この登板前にブルペンで70球投げさせていたという。なんか考えちゃうなぁ(笑)。
8回、9回をウィリアムス、藤川で凌ぐ。「球児ボール」がなくても安定的に1イニング抑える術を模索中という感じか。いや、十分できると思うよ。最近のジェフの安定感は助かるね。
ついにJFKがぴしゃっといったね。
でもね、この試合良かったと思ったのは、今岡が代打で出て、ダーウィンがリリーフで出て、吉野がピンチでマウンドに上がったこと。それぞれ、自分の役割を果たせなかったが、それでも流れを相手に渡さず、みんなで勝ったこと。それぞれ、今自分がやるべきことが明確にわかる場面で使ってもらった。でも必ずそれが成功するとは限らない。それが失敗したって、みんなでカバーすれば勝てるということがわかっただけで、これからの戦い方に懐の深さが出てくる。
今は何より結果がすべて。その次に優先すべきことは、圧倒的に勝つことではなくて、みんなで勝つことだと思う。
今日は、先発5枚の中で、現在もっとも不安定な井川が先発だ。打線頑張れ、井川頑張れ。勝つよ。
さあ、この順位決めは1勝のアドバンテージが懸かっているだけにけっこうデカい。第1ステージで、斉藤、和田のHを撃破しなきゃいけないってのもしんどいしね。どうなるかな。
札幌ド F−H 41,732人
西武ド L−M 20,521人
スカイ B−E 17,379人
甲子園 T−C 42,481人
ナゴド D−B 35,797人
「実数風」と言われる数字なのでなんだけど、まあ良く入っていたね。松坂登板の所沢はもうちょっと入って欲しかったかな。5−6位戦の割りにまずまず入った神戸は、Bsの「本拠地」として最後の2連戦だ。唯一雨天中止の神宮S−G戦、やってたら一番少ない客入りになっていたかも知れないなぁ。
ところで今日も、明日も甲子園のチケットたんまり残ってるみたい。ペナントレース展開も違うが、スタンドの様子も去年とはだいぶ状況違っているね。
川村がなんとか踏ん張ったけど、今度はクルーンの独り相撲か…。でもベイはずいぶんとDを苦しめているなぁ(笑)。できれば1つ勝って欲しいな。なんたってこっちは全部勝つんだから(笑)。
1回表、先発安藤がとんとんと三者凡退で立ち上がる。その裏、今季2度目の先発となるC小島から赤星が内野安打。高いバウンドのショート前へのゴロ、松本がバウンドを合わせたのが命取りとなった。振り返って見れば、この「しょうもないボテボテ」の内野安打がことのほか大きかった。小島は低めに変化球を集めて、「あれ?おっかしいなぁ…」と言っている間にイニングを重ね、味方の援護を得てリードをもらえば、なおのこと相手の焦りを利用できるようなタイプ。そうなる前の先制点のきっかけは貴重だった。
赤星は第3打席で三遊間をライナーで破るクリーンヒット。二死後の出塁で、盗塁も「ギリギリで」決めた。少し気持ちが前傾になって来たかな。
さて、1回表無死一塁から関本バント、上手い!シーツは追い込まれた後、集中してミートを心がけ三塁線、新井のグラブを弾くタイムリー二塁打。金本は上手く打ち取られながらも二ゴロで走者を三進させる。そして濱中が初球の真ん中高め、甘い直球を逃さず、素直に強く弾き返す。速い打球が投手の左、ショートの右を抜いていく、貴重な2点目のタイムリーとなった。ここまで無駄死にのない流れるような攻撃、素晴らしい集中だった。
試合前の練習で梵が負傷、嶋も緒方も前田もいないカープ打線で、初回2点先制すれば楽勝ムードが漂う。でも意外とそうはいかないもんだね。この時期、自分でいろいろ決めてしまうベテランより、必死な選手たちを使った方が結果を出したりするからね。
試合のポイントとなったのは、流れがカープに行った6回表、1点返されて2−1、なお二死二塁で森笠が打ったライトオーバーの打球、やや前進気味の守備位置から濱中がギリギリ追いついてジャンピングキャッチ、同点逆転のピンチを救った。まああれだ、上手いライトなら捕って当たり前の打球だけど、自分の所に来い!アウトにしてやる!と、しっかり集中していたということだ。ナイスプレー。
で、そのすぐウラ、良い流れの中で4番、5番があっさり凡退。鳥谷のカウント1−3。ホームランを打って欲しい1球だった。前の打席、鳥谷はレフトに「ホームラン」を打っている。この日の風はいつもと逆の「雨風」、鳥谷得意のレフト打ちは風に戻されて凡フライになってしまった。ならライトへ打てばよい。内角ベルト付近の直球。投げた方も投げた方だが、狙い通り逃さずスタンドに放り込む鳥谷が偉い。
3番鳥谷、4番濱中。もうその青写真が自然と描けるまでに来たね。もっとも、いつまでもどきそうもない人がいるけどさ(笑)。
7回表、継投が上手くいかず二死満塁のピンチを招く。ここで悲鳴の中(笑)、久保田が登場。初球、イキの良い直球を外角に決めて1ストライク。2球目、真ん中高めに迷いのない直球、井生を遊ゴロに切る。勇気を持って、ボールに気迫を込めていたのが良くわかった。そういうボールはそう簡単に打たれるもんじゃない。
なんと、この登板前にブルペンで70球投げさせていたという。なんか考えちゃうなぁ(笑)。
8回、9回をウィリアムス、藤川で凌ぐ。「球児ボール」がなくても安定的に1イニング抑える術を模索中という感じか。いや、十分できると思うよ。最近のジェフの安定感は助かるね。
ついにJFKがぴしゃっといったね。
でもね、この試合良かったと思ったのは、今岡が代打で出て、ダーウィンがリリーフで出て、吉野がピンチでマウンドに上がったこと。それぞれ、自分の役割を果たせなかったが、それでも流れを相手に渡さず、みんなで勝ったこと。それぞれ、今自分がやるべきことが明確にわかる場面で使ってもらった。でも必ずそれが成功するとは限らない。それが失敗したって、みんなでカバーすれば勝てるということがわかっただけで、これからの戦い方に懐の深さが出てくる。
今は何より結果がすべて。その次に優先すべきことは、圧倒的に勝つことではなくて、みんなで勝つことだと思う。
今日は、先発5枚の中で、現在もっとも不安定な井川が先発だ。打線頑張れ、井川頑張れ。勝つよ。