2006.10.04 Wednesday
雨の心配はなし、カレーを食っても暑くなく、ビールを飲んでも寒くもないナイター日和だってのに、ネット裏ちょぼちょぼ、三塁側内野6割、レフトスタンド8割、ライトスタンド5割、一塁側内野ほぼ無人…。約2万人の発表だがどうだろう…。今日明日、1500円の外野自由席を含め、確実にふらっと入れるので行ける方はぜひどうぞ。
試合開始ちょい前に球場周辺について、ゲートまで歩いていたら、でっかい二人連れとすれ違った。えーと、はて…あっ、福原と安藤じゃないか!人間いざ思いがけないことに遭遇すると何もできなくなったりするもんだ(笑)。あまりにも無防備に人混みの中を歩いていくもんだから、声も掛けずに見送った。振り返ってしばらく見ていたが、不思議なことに、席へと急ぐ大多数のタイガースファンは二人に気づきもしない(笑)。面白いもんだ。
さて試合。現地に行っちゃうと、細かいことはよく分からないね。ましてや神宮はビジョンのリプレイが全然なっちょらん。今のシーンをもう一度って感じで、みんながビジョンを振り返っているのに、リプレイなんかやりゃしない。改善の余地あり。
まだ録画の見直しもしていないので、気づいたことがあったら教えてね。
S先発石川は良かったのかな。左打者が内角を攻められていたね。左打者は13打席(井川の2打席含む)0安打。中盤までジリジリと抑え込まれてしまう。
唯一右が繋がる2番関本、3番シーツが連打して迎えた6回表、金本三振で二死一二塁となったところで、濱中が二遊間を破る先制タイムリー。各打者とも大振りを捨て謙虚に打っていたが、特に濱中は良く食らいついていた。なお二死一二塁、ここで鳥谷が、石川からこの日左打者唯一の出塁となる値千金の四球で、すでに二安打の矢野に回す。たまらず古田監督、花田にスイッチ。まだ1失点、好投の石川を下げたのには驚いたが、確かに「ここで切れる」そう思っていたはずの鳥谷を出してしまったから、続投させていたらあまり良い結果は出ていなかっただろうね。さすが古田監督。しかし、火消しを命じられた花田より、ここは矢野の方が役者が上、センター前へのクリーンヒットで二者を迎え入れ3−0。ワンチャンスをものにした。
7回表は一死から赤星が四球。関本は初球からバントの構え、結局バント失敗が続いて、最後は三振。確かに関本の送りバントで良いリズムを作ってきたのはある。でも一死から、相手も困っているところ、タダで二死二塁にしてあげようとするのはもったいないし、さらにそれをしくじって二死一塁のままだったんだから非常に良くない。赤星の盗塁死を恐れる必要もない局面だし、一死一三塁を狙ったエンドランを仕掛けたって良いじゃない。井川の投球が盤石だっただけに、勢いをつける作戦が欲しかった。
9回表、先頭の藤本が二塁左への内野安打。最後はスピードの落ちないヘッドスライディングで気迫を見せた。井川が1球で送って一死二塁。赤星の打席で暴投もあって一死三塁。で、「引っ張れない赤星」がよりによって引っ張って一ゴロ、走者帰れず。三塁走者は藤本、それこそ先日トライしてみたセーフティスクイズだって良いし、二遊間方面に転がせば何かが起きるかも知れないのにね。赤星になんとか勢いが欲しいと願う首脳陣の気持ちはわかるが、残念ながら今の赤星には技術面でそれに応えるだけのものがない。
でもこれをカバーしたのが関本のライト前タイムリー。ここらあたり、気持ちの繋がりが感じられた。
外野からだと、井川がどれほど良かったのか、詳しくはわからなかった。ただ直球のスピード表示は始めから140km/h台後半、終盤には150km/hも記録した。右打者がのけぞる程のクロスファイアでストライクを取ったり、外角低め一杯に直球を決めたり、ワンバウンドするような変化球で空振りを取ったりしていたので、それぞれのボールの質、配球ともに良かったんだろうね。
今回はチェンジになってもかったるそうに歩いていたし、インタビューでも泣かずに笑っていた。球場を去る時も、「井川、井川…」の大コールに、腕をいっぱいに伸ばして帽子を振って応えていた。ひところなぜか井川の回りだけ、どよ〜んとした空気が漂っていたが、なにかすっかり晴れ晴れとした雰囲気になった。
相手も負けないけど、まあ気にしないようにしよう。散発3安打、まったく危なげのない完封勝利。自分のことを精一杯、まずはエースがそのあるべき姿勢を明確に示してくれた。
試合開始ちょい前に球場周辺について、ゲートまで歩いていたら、でっかい二人連れとすれ違った。えーと、はて…あっ、福原と安藤じゃないか!人間いざ思いがけないことに遭遇すると何もできなくなったりするもんだ(笑)。あまりにも無防備に人混みの中を歩いていくもんだから、声も掛けずに見送った。振り返ってしばらく見ていたが、不思議なことに、席へと急ぐ大多数のタイガースファンは二人に気づきもしない(笑)。面白いもんだ。
さて試合。現地に行っちゃうと、細かいことはよく分からないね。ましてや神宮はビジョンのリプレイが全然なっちょらん。今のシーンをもう一度って感じで、みんながビジョンを振り返っているのに、リプレイなんかやりゃしない。改善の余地あり。
まだ録画の見直しもしていないので、気づいたことがあったら教えてね。
S先発石川は良かったのかな。左打者が内角を攻められていたね。左打者は13打席(井川の2打席含む)0安打。中盤までジリジリと抑え込まれてしまう。
唯一右が繋がる2番関本、3番シーツが連打して迎えた6回表、金本三振で二死一二塁となったところで、濱中が二遊間を破る先制タイムリー。各打者とも大振りを捨て謙虚に打っていたが、特に濱中は良く食らいついていた。なお二死一二塁、ここで鳥谷が、石川からこの日左打者唯一の出塁となる値千金の四球で、すでに二安打の矢野に回す。たまらず古田監督、花田にスイッチ。まだ1失点、好投の石川を下げたのには驚いたが、確かに「ここで切れる」そう思っていたはずの鳥谷を出してしまったから、続投させていたらあまり良い結果は出ていなかっただろうね。さすが古田監督。しかし、火消しを命じられた花田より、ここは矢野の方が役者が上、センター前へのクリーンヒットで二者を迎え入れ3−0。ワンチャンスをものにした。
7回表は一死から赤星が四球。関本は初球からバントの構え、結局バント失敗が続いて、最後は三振。確かに関本の送りバントで良いリズムを作ってきたのはある。でも一死から、相手も困っているところ、タダで二死二塁にしてあげようとするのはもったいないし、さらにそれをしくじって二死一塁のままだったんだから非常に良くない。赤星の盗塁死を恐れる必要もない局面だし、一死一三塁を狙ったエンドランを仕掛けたって良いじゃない。井川の投球が盤石だっただけに、勢いをつける作戦が欲しかった。
9回表、先頭の藤本が二塁左への内野安打。最後はスピードの落ちないヘッドスライディングで気迫を見せた。井川が1球で送って一死二塁。赤星の打席で暴投もあって一死三塁。で、「引っ張れない赤星」がよりによって引っ張って一ゴロ、走者帰れず。三塁走者は藤本、それこそ先日トライしてみたセーフティスクイズだって良いし、二遊間方面に転がせば何かが起きるかも知れないのにね。赤星になんとか勢いが欲しいと願う首脳陣の気持ちはわかるが、残念ながら今の赤星には技術面でそれに応えるだけのものがない。
でもこれをカバーしたのが関本のライト前タイムリー。ここらあたり、気持ちの繋がりが感じられた。
外野からだと、井川がどれほど良かったのか、詳しくはわからなかった。ただ直球のスピード表示は始めから140km/h台後半、終盤には150km/hも記録した。右打者がのけぞる程のクロスファイアでストライクを取ったり、外角低め一杯に直球を決めたり、ワンバウンドするような変化球で空振りを取ったりしていたので、それぞれのボールの質、配球ともに良かったんだろうね。
今回はチェンジになってもかったるそうに歩いていたし、インタビューでも泣かずに笑っていた。球場を去る時も、「井川、井川…」の大コールに、腕をいっぱいに伸ばして帽子を振って応えていた。ひところなぜか井川の回りだけ、どよ〜んとした空気が漂っていたが、なにかすっかり晴れ晴れとした雰囲気になった。
相手も負けないけど、まあ気にしないようにしよう。散発3安打、まったく危なげのない完封勝利。自分のことを精一杯、まずはエースがそのあるべき姿勢を明確に示してくれた。