2006.10.05 Thursday
それにしても見せるねぇ。君たちは「プロ」だ(笑)。いやプロ野球中継が減らされる中で、ローカルとはいえ急遽生中継が組まれたりするのだから、プロ以上のプロだな。ファンサービスでハンカチ出したり、大声出したりするってのも驚いたけどね。インタビューの中で斎藤君が、4年後にプロに行って田中君と二人でプロ野球を盛り上げたいとかって言っていたが、確かに君たちならできるかもね。プロも負けてらんないよ。
スペンサー帰国、再契約はないだろう。あれ?シリーズ出ないのかよ!
どっか獲らない?左には強いし、意外なところで打つし、性格は良いよ!見逃し三振多いけど(笑)。またどこかで見たいなぁ。お疲れ、シェーン。
今日神宮最終戦だが天気が悪い。予備日の明日も雨の予報でどうなることやら。
さすがにマジックも減って気合いが充実しているようで、ドラゴンズも負けないね。相当なプレッシャーがあるはずだけど、流石だ。でもタイガースも負けない。まだ何があるかわからない。
この日も少ないチャンスを効果的に活用して、小差ながら逃げ切る。投手陣の気迫の違いで勝ち切った。
イヤな雰囲気は多分にあった。月間MVPを受賞した投手が、月が変わって勝てなくなるなんてこともよくあるので、この日受賞が発表された安藤の投球に注目だったが、ここのところの好調のまま、テンポ良くしっかりと体全体を使って投げられていた。特に低め両コーナーへの直球には、少々外れていようと「ストライク」と言ってしまいたくなるような、惚れ惚れするような元気の良さがあった。
これで9勝。途中何度か中継ぎ待機させられて、後半戦宣言通りの「全部勝つ」状態。あと1回投げさせてやりたいなぁ。
それにしてもみんなちょっとずつ遅いよ。井川にしても下柳にしても安藤にしても杉山にしても。あとほんのちょっとずつエンジンのかかりが早ければ、世の中ずいぶん違ってたのになぁ。「れば」言っても始まらないけどさ。
運動神経が良い人はやることが違うよなぁ。フィールディングの良さは抜群の藤川だけど、まあ凄いや。センターへ抜けようというピッチャー返しに足を出して止めに行くのは良く見るが、普通は「とりあえず出しとけ」って感じで、もしあたっちゃったら痛くて大変なんだけど、藤川の場合は、足裏で正確にトラップしちゃうんだもんなぁ。見事に体正面に止めた球を難なく拾ってアウトにした。こういう練習をやっているとは思えないので、天性の反射神経なんだろうね。驚いた。
昔の天敵石井一から勝利。この日も左打者がさっぱりだったが、関本、濱中、矢野の右トリオが頑張ってよく4点にしたもんだ。でも見落としちゃいけないのが鳥谷の四球。目標の3割が遠のいてきて、打ちたい打ちたいになるところをぐっとこらえて、しっかり見ている。前日も同じような四球からビッグイニングに繋げているから、よっぽど相手投手をガッカリさせる効果が高いんだね。
そして矢野の通算100号スリーラン。2ナッシングから外のスライダーをファールにして、ある程度「来たらいいな」とヤマを張ったインロー直球。甘い高さに来たのを逃さずに放り込んだ。
良い時の矢野は本当に美しいフォームをしている。やや広めのスタンスで重心はほとんど真ん中にのせてすっと立つ。左足を大きく上げて始動、つっかえ棒をなくして右足に乗った体重が前に倒れていきそうなところを左足を着地して急激に止める。慣性で発生した前方へのエネルギーをバットのヘッドに素直に伝える。左足で作った軸の延長線上にある頭はやや引き気味で残したまま、フォローでは左ヒジをたたみながらコンパクトに振り抜く。少々バットの先気味でも飛距離が出るのは、右腕の押し込みではなく、左腕の引きが強いのだろう。
現在の黄金期は、木戸以来の正捕手が定まったからこそのもの。矢野なしではあり得ない。しかし正直、ぼちぼちしんどそうだ。夏場は特にヘトヘトだった。でも現在まで打点78、金本に次いでチーム2位の勝負強さにどうして頼らざるを得なかった。本当は大勝・大敗の時、最後1イニング、2イニング休ませてやるだけで、気も心もずいぶん違っただろうに。そういう機会も少なかったね。来季はぜひそうしてやって欲しいと思う。
スペンサー帰国、再契約はないだろう。あれ?シリーズ出ないのかよ!
どっか獲らない?左には強いし、意外なところで打つし、性格は良いよ!見逃し三振多いけど(笑)。またどこかで見たいなぁ。お疲れ、シェーン。
今日神宮最終戦だが天気が悪い。予備日の明日も雨の予報でどうなることやら。
さすがにマジックも減って気合いが充実しているようで、ドラゴンズも負けないね。相当なプレッシャーがあるはずだけど、流石だ。でもタイガースも負けない。まだ何があるかわからない。
この日も少ないチャンスを効果的に活用して、小差ながら逃げ切る。投手陣の気迫の違いで勝ち切った。
イヤな雰囲気は多分にあった。月間MVPを受賞した投手が、月が変わって勝てなくなるなんてこともよくあるので、この日受賞が発表された安藤の投球に注目だったが、ここのところの好調のまま、テンポ良くしっかりと体全体を使って投げられていた。特に低め両コーナーへの直球には、少々外れていようと「ストライク」と言ってしまいたくなるような、惚れ惚れするような元気の良さがあった。
これで9勝。途中何度か中継ぎ待機させられて、後半戦宣言通りの「全部勝つ」状態。あと1回投げさせてやりたいなぁ。
それにしてもみんなちょっとずつ遅いよ。井川にしても下柳にしても安藤にしても杉山にしても。あとほんのちょっとずつエンジンのかかりが早ければ、世の中ずいぶん違ってたのになぁ。「れば」言っても始まらないけどさ。
運動神経が良い人はやることが違うよなぁ。フィールディングの良さは抜群の藤川だけど、まあ凄いや。センターへ抜けようというピッチャー返しに足を出して止めに行くのは良く見るが、普通は「とりあえず出しとけ」って感じで、もしあたっちゃったら痛くて大変なんだけど、藤川の場合は、足裏で正確にトラップしちゃうんだもんなぁ。見事に体正面に止めた球を難なく拾ってアウトにした。こういう練習をやっているとは思えないので、天性の反射神経なんだろうね。驚いた。
昔の天敵石井一から勝利。この日も左打者がさっぱりだったが、関本、濱中、矢野の右トリオが頑張ってよく4点にしたもんだ。でも見落としちゃいけないのが鳥谷の四球。目標の3割が遠のいてきて、打ちたい打ちたいになるところをぐっとこらえて、しっかり見ている。前日も同じような四球からビッグイニングに繋げているから、よっぽど相手投手をガッカリさせる効果が高いんだね。
そして矢野の通算100号スリーラン。2ナッシングから外のスライダーをファールにして、ある程度「来たらいいな」とヤマを張ったインロー直球。甘い高さに来たのを逃さずに放り込んだ。
良い時の矢野は本当に美しいフォームをしている。やや広めのスタンスで重心はほとんど真ん中にのせてすっと立つ。左足を大きく上げて始動、つっかえ棒をなくして右足に乗った体重が前に倒れていきそうなところを左足を着地して急激に止める。慣性で発生した前方へのエネルギーをバットのヘッドに素直に伝える。左足で作った軸の延長線上にある頭はやや引き気味で残したまま、フォローでは左ヒジをたたみながらコンパクトに振り抜く。少々バットの先気味でも飛距離が出るのは、右腕の押し込みではなく、左腕の引きが強いのだろう。
現在の黄金期は、木戸以来の正捕手が定まったからこそのもの。矢野なしではあり得ない。しかし正直、ぼちぼちしんどそうだ。夏場は特にヘトヘトだった。でも現在まで打点78、金本に次いでチーム2位の勝負強さにどうして頼らざるを得なかった。本当は大勝・大敗の時、最後1イニング、2イニング休ませてやるだけで、気も心もずいぶん違っただろうに。そういう機会も少なかったね。来季はぜひそうしてやって欲しいと思う。