2005.02.13 Sunday
2/12安芸組がオリックスと練習試合。喜田活躍、中村豊HR、桜井戦線復帰、先発田村3回1失点好投、伊代野1回ピシャリと嬉しい文字が並ぶ。2/19から数試合予定されている紅白戦に使ってもらうためにはアピールの毎日だ。
2/12は「バッティング・デー」。実戦形式が続くと不足しがちになる打ち込み量を補った。投手陣では下柳、ブラウン、ダーウィンが打撃投手を務め、それぞれ順調なところを見せた。新外国人投手二人はなかなか面白い。
ブラウンは制球重視の変化球投手。クセ球で芯を外し、凡打を打たせるタイプ。詰まらせるような配球が決まれば使える。仕上がりはまだまだでコントロールがバラついていたが、そんな妄想を抱かせる投球容だった。
ダーウィンは、しなやかな腕・ヒジの使い方で、スピードが豊か。自称「ナックル・チェンジ」という落ちる球も変化が大きく有効。制球がまとまってくれば、なかなか打ち難い投手だろう。二軍に置くのは惜しい。
この日のハイライトは、今岡と金本が並んでかっ飛ばしたフリーバッティング。二人とも気迫を込めて、シャープで強いスイングを繰り返した。特に金本の飛距離はものすごく、打球は面白いようにフェンスの向こうに飛んで行った。気合良し、体調良し、勘良し、まさにホームランを打つ練習という感じ。打撃練習を終えた二人には、期せずして観客からの拍手が送られた。「ああ、今年はこの二人のチームになるんだな」私はなんとなくそう思った。
ヒトの集まりが、「強いチーム」という生命体に成るためには、決まった過程が必要だ。
第一に「核」の存在。自分自身は揺るぎない信念を持ち、強い引力で人を惹き付ける。03年を例に取れば星野仙一だ。
もう一つは、化学変化による人の結合。03シーズン序盤、なぜ打線があそこまでつながったか。若き四番、濱中を育てようと言う金本の献身がチームに有機的結合をもたらした。
05タイガースは、金本&今岡という二つの核が、お互いを尊重し合いながらも火花を散らせる。FAでやってきた打点王&はえぬきの首位打者が、揺るぎない優勝への意欲と自信を持ち、尊敬と信頼関係でチームを結束させる。その繋がりはやがてチーム全体に拡がり…そんなストーリーを思い描いた。
2/12は「バッティング・デー」。実戦形式が続くと不足しがちになる打ち込み量を補った。投手陣では下柳、ブラウン、ダーウィンが打撃投手を務め、それぞれ順調なところを見せた。新外国人投手二人はなかなか面白い。
ブラウンは制球重視の変化球投手。クセ球で芯を外し、凡打を打たせるタイプ。詰まらせるような配球が決まれば使える。仕上がりはまだまだでコントロールがバラついていたが、そんな妄想を抱かせる投球容だった。
ダーウィンは、しなやかな腕・ヒジの使い方で、スピードが豊か。自称「ナックル・チェンジ」という落ちる球も変化が大きく有効。制球がまとまってくれば、なかなか打ち難い投手だろう。二軍に置くのは惜しい。
この日のハイライトは、今岡と金本が並んでかっ飛ばしたフリーバッティング。二人とも気迫を込めて、シャープで強いスイングを繰り返した。特に金本の飛距離はものすごく、打球は面白いようにフェンスの向こうに飛んで行った。気合良し、体調良し、勘良し、まさにホームランを打つ練習という感じ。打撃練習を終えた二人には、期せずして観客からの拍手が送られた。「ああ、今年はこの二人のチームになるんだな」私はなんとなくそう思った。
ヒトの集まりが、「強いチーム」という生命体に成るためには、決まった過程が必要だ。
第一に「核」の存在。自分自身は揺るぎない信念を持ち、強い引力で人を惹き付ける。03年を例に取れば星野仙一だ。
もう一つは、化学変化による人の結合。03シーズン序盤、なぜ打線があそこまでつながったか。若き四番、濱中を育てようと言う金本の献身がチームに有機的結合をもたらした。
05タイガースは、金本&今岡という二つの核が、お互いを尊重し合いながらも火花を散らせる。FAでやってきた打点王&はえぬきの首位打者が、揺るぎない優勝への意欲と自信を持ち、尊敬と信頼関係でチームを結束させる。その繋がりはやがてチーム全体に拡がり…そんなストーリーを思い描いた。