2006.11.02 Thursday
誰も見てないと思って、新聞記者の連中も好き放題書きやがる(笑)。楽しいね。
「今日(昨日)の記事大賞」はデイリーのこれ。「水落フォーク」誕生物語。ホント、見せろや!(笑)
ベイの大矢監督(58)も頑張ってるね。ブルペンでキャッチャーを務めているんだって。自分の持てる「資産」を最大限生かすのはとても良いこと。ベイの投手は今までとちょっと違うプレッシャーの中で急成長してくるかも知れないね。面白い。
さて、予定通り、昨日の「予告編」から内容を変更してお送りする(笑)。あの骨子は、そのうちいろんな形で出していくことになるだろうが、今日はほんの一部だけ抜き出してみよう。
「かつかつBlog」のmasaka2さんのところから面白い資料。日米各球団の「年俸総額番付」。最下層は、東北楽天イーグルス、広島東洋カープ、フロリダ・マーリンズともあまり差はない(ていうかなんでマーリンズだけこんなに安いんだ?w)。日本の上の方、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、阪神タイガースあたりと、アメリカの下から2番目のタンパベイ・デビルレイズもまあ近いといえば近い。だがしかし、アメリカトップのニューヨーク・ヤンキースともなるとケタがひとつ変わってきてしまう(ていうかなんでヤンキースだけこんなに高いんだ?w)。全体平均で言っても、日米全然違うのは一目瞭然。球場のキャパや動員数はそれほど違わないし、試合数も大して違わないのにね。この違いを生むものは一口で言い切れないほどいろんなことがあるのだろうと思うが、とりあえずエライ違うもんやなぁということで。
しかもMLBは少し持ち直しているとはいえ、「斜陽産業」とまで言われ、NFL(アメフト)より、NBA(バスケット)より人気が低いと言われているのにこんなデカイ産業なのだ。ひょっとしたらなのだが、アメリカがスゴイんじゃなくて、日本プロ野球の商売の仕方が酷すぎるんじゃないか?という疑念がムクムクとわき起こる。アメリカ基準で言えば、本来もっと得られるハズの利益が、下手がやっているために消えちゃっているんじゃないか?
先日、「鷹の戯れ言」のDAIさんとコメント欄でかわしたやりとりの中から、DAIさんの言葉を引用。
実際問題、巨人ファンが野球ファンの最多数派で、その多くが野球から離れていったということがあるわけだから、「巨人ファンが減っただけで、野球ファンは減ってない」という理屈は通らないと思う。だが、いわゆる「アンチ巨人(これももうほぼ死語だよなぁ…)」としてはDAIさんの言うように、G戦しか見られない時代が終わってくれて良かったという実感はある。そして、「巨人だけがおいしいシステム」というのが、日本テレビを含めた読売グループだけがおいしいシステムだったと言い換えることもできると思う。
現代のスポーツビジネスにおいて、メディア戦略はもっとも重要なことだ。動く金が大きいということだけではなく、人気商売にとっての情報操作という意味でも。
何を、どのタイミングで、どんな風に見せるか。それを見た人の印象一つ一つが大きくまとまって、そのスポーツのブランドイメージになる。しかるに野球は、いつも同じチームを、いつでも同じように、ギャーギャー騒ぐばっかり…。本来「日本プロ野球」が持っている力を生かし切れていないどころか、今もなお害され続けているという気がしてならない。
日本プロ野球は、読売が生み、育て、大きくしたもの。だから誰もそのシステムに表立って異を唱えることができなかったのだが、だからと言って生殺与奪を読売が握って良いという話ではない。
すべてを読売の責任にするのかって?まあある意味そうだ。機構、連盟など主要な運営機関を独占的に握ってきたのだから、最大の責任者であることは間違いない。プロ野球界から出て行けとまでは言わないが、中央組織の運営からはすみやかに退き、奪う側ではなく、プロ野球に与える側にまわって欲しいと思う。
日米年俸総額番付を眺めながら、「読売批判」に終始してしまう私は、視野が狭すぎるかな(笑)。だけど、いくら新庄効果って言ったって、北海道のファイターズと名古屋のドラゴンズの日本シリーズが関東でもそれなりの視聴率を記録したのを見れば、誰だって同じような考えになると思うよ。
「今日(昨日)の記事大賞」はデイリーのこれ。「水落フォーク」誕生物語。ホント、見せろや!(笑)
ベイの大矢監督(58)も頑張ってるね。ブルペンでキャッチャーを務めているんだって。自分の持てる「資産」を最大限生かすのはとても良いこと。ベイの投手は今までとちょっと違うプレッシャーの中で急成長してくるかも知れないね。面白い。
さて、予定通り、昨日の「予告編」から内容を変更してお送りする(笑)。あの骨子は、そのうちいろんな形で出していくことになるだろうが、今日はほんの一部だけ抜き出してみよう。
「かつかつBlog」のmasaka2さんのところから面白い資料。日米各球団の「年俸総額番付」。最下層は、東北楽天イーグルス、広島東洋カープ、フロリダ・マーリンズともあまり差はない(ていうかなんでマーリンズだけこんなに安いんだ?w)。日本の上の方、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、阪神タイガースあたりと、アメリカの下から2番目のタンパベイ・デビルレイズもまあ近いといえば近い。だがしかし、アメリカトップのニューヨーク・ヤンキースともなるとケタがひとつ変わってきてしまう(ていうかなんでヤンキースだけこんなに高いんだ?w)。全体平均で言っても、日米全然違うのは一目瞭然。球場のキャパや動員数はそれほど違わないし、試合数も大して違わないのにね。この違いを生むものは一口で言い切れないほどいろんなことがあるのだろうと思うが、とりあえずエライ違うもんやなぁということで。
しかもMLBは少し持ち直しているとはいえ、「斜陽産業」とまで言われ、NFL(アメフト)より、NBA(バスケット)より人気が低いと言われているのにこんなデカイ産業なのだ。ひょっとしたらなのだが、アメリカがスゴイんじゃなくて、日本プロ野球の商売の仕方が酷すぎるんじゃないか?という疑念がムクムクとわき起こる。アメリカ基準で言えば、本来もっと得られるハズの利益が、下手がやっているために消えちゃっているんじゃないか?
先日、「鷹の戯れ言」のDAIさんとコメント欄でかわしたやりとりの中から、DAIさんの言葉を引用。
巨人戦の放映権料が取りざたされ始めたようですが、結局、今まで巨人が人気があったんじゃなくて、巨人しかやってなかったから、野球ファンは巨人戦を見ざるを得なかった、と。ケーブルテレビやネット中継が始まると、巨人戦なんかみないよーという人が増えたんでしょうね・・・。ということは、今まで、巨人の放映権料っていうのは巨人が独占すべきものではなかったんですよ。野球の人気を全部巨人に上納金でおさめるという、本当に、巨人だけおいしいシステムだったわけで、その次においしかったのがセリーグのぶら下がり球団で、で、パリーグは・・・。それで、その放映権料を目当てに一リーグ化をすすめようとする流れの中で近鉄が消滅して・・・。
実際問題、巨人ファンが野球ファンの最多数派で、その多くが野球から離れていったということがあるわけだから、「巨人ファンが減っただけで、野球ファンは減ってない」という理屈は通らないと思う。だが、いわゆる「アンチ巨人(これももうほぼ死語だよなぁ…)」としてはDAIさんの言うように、G戦しか見られない時代が終わってくれて良かったという実感はある。そして、「巨人だけがおいしいシステム」というのが、日本テレビを含めた読売グループだけがおいしいシステムだったと言い換えることもできると思う。
現代のスポーツビジネスにおいて、メディア戦略はもっとも重要なことだ。動く金が大きいということだけではなく、人気商売にとっての情報操作という意味でも。
何を、どのタイミングで、どんな風に見せるか。それを見た人の印象一つ一つが大きくまとまって、そのスポーツのブランドイメージになる。しかるに野球は、いつも同じチームを、いつでも同じように、ギャーギャー騒ぐばっかり…。本来「日本プロ野球」が持っている力を生かし切れていないどころか、今もなお害され続けているという気がしてならない。
日本プロ野球は、読売が生み、育て、大きくしたもの。だから誰もそのシステムに表立って異を唱えることができなかったのだが、だからと言って生殺与奪を読売が握って良いという話ではない。
すべてを読売の責任にするのかって?まあある意味そうだ。機構、連盟など主要な運営機関を独占的に握ってきたのだから、最大の責任者であることは間違いない。プロ野球界から出て行けとまでは言わないが、中央組織の運営からはすみやかに退き、奪う側ではなく、プロ野球に与える側にまわって欲しいと思う。
日米年俸総額番付を眺めながら、「読売批判」に終始してしまう私は、視野が狭すぎるかな(笑)。だけど、いくら新庄効果って言ったって、北海道のファイターズと名古屋のドラゴンズの日本シリーズが関東でもそれなりの視聴率を記録したのを見れば、誰だって同じような考えになると思うよ。