自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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来る人去る人去って残る人
FA宣言していたF小笠原のG入りが決まったとか。
上位チームから下位チームに、また出身地近くのチームに移籍したってわけなので、まあこれはある意味「正しい姿」ではある。ファイターズはしんどいけれど、ここはファンが頑張らないといけない。今年これだけ楽しませてもらったんだからね、今度は支えてあげよう。
小笠原は、たしかスゴい生涯打率の持ち主だったはず。カチカチ….320だって!
上等上等、T投手陣対G打線の構図がそろそろ懐かしく思えてきた頃だ。


数日前の記事で読んだ方も多いと思うが、バファローズの超ベテラン打撃投手、水谷宏さん(60)が「現役」引退したという話。ドラフト1位で近鉄に入団、同じドラフトで星野、田淵、山本、福本、有藤がいたというんだから驚く。そして 秋季キャンプの最終日、自分の子どもより若い選手たちに胴上げされながら発した、「同期生はみんな有名選手になって監督やコーチになったけど、私はプロ5勝どまり。でも本当に幸せな野球人生でした」という言葉。幸せは自分の心の中にある、なんてよく言うけど、考える教材だと思う。

スターを含め、いやスターになればなるほど、選手たちは「裏方さん」と呼ばれる打撃投手や、ブルペン捕手を大切にするね。「猛打賞」とか「ダブルプレー賞」だとかって、スポンサーからもらう賞品は、感謝の気持ちを込めて裏方さんにプレゼントするのが当たり前だそうだ。誰だったか球団経営者の話で、経費節減のためと思って、裏方さんの境遇をちょっとでも悪くしたりすると、選手たちが血相を変えて怒鳴り込んで来るんだって。
裏方さんの給料がどうなっているかは知らないけれど、おそらく親会社の専門職をベースにしているとかそんな感じだろうから、スター選手の待遇とはそりゃ天と地。でも裏方さんが無条件に協力してくれて、一緒に喜んだり悩んだりしてくれるからこそ、自分があるという意識が強いんだろうね。それがなけりゃ、なかなかスターの地位まで行けるもんじゃないよ、人間は。

今、タイガースにはどんな裏方さんがいるのかなと思って、げんまつWEBタイガース歴史研究室の背番号表を見てみる。下の方、大きな番号をつけているのが裏方さんたちだ。オリックスでドラ1だった嘉せさん、一軍でも登板していた山崎さん、歴代タイガース関係者でもっとも長く同じ番号(93)を付けている西口さんらの名前がある。
毎年、若くしてプロ選手としての可能性に見切りをつけなければならない選手がたくさんいる。その後不幸な人生を歩んでしまう選手たちの話題を耳にするのは本当につらいことで、球界をあげてそういう選手たちの「次の仕事」について取り組んで欲しいと思う。
今年戦力外になった中林投手が、倉敷の秋季キャンプで打撃投手を務めていたという話を聞いた。打撃投手としての第二の人生をスタートすることになったのかな?もしそうなら、水谷さんに負けないくらい幸せな人生を作っていって欲しいと思う。

Posted by torao at 08:56 | comments(8)
[退団者]中林佑輔
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小笠原の加入で巨人の打線はかなりの厚みが増すと思います。小笠原は今季の2冠王で首位打者の経験もあるスーパーな選手です。今季は3冠の可能性もあると思います。スンヨプのよきライバルとなるはずです。
| のみら | 2006/11/23 9:46 AM |
ぜんじろ〜〜〜〜
| ぼん | 2006/11/23 10:42 AM |
山崎って山崎一玄のことですか?
そっか〜今打撃投手やってんだ〜。たしかめっちゃ男前でウチのおかんが大ファンでした(笑)
山崎さんって呼ぶのは違和感ありありですw

中林が打撃投手になったのは前になんかの記事で読みましたね。
帽子を被らずにアンダーウェアだけで投げ込んでる写真が印象的でした。あぁもう選手じゃないんだなぁ・って。

中林は打撃投手として選ばれた人間なわけですから、自分の仕事に誇りをもって是非一年でも長く続けて欲しいっす。


| 良虎 | 2006/11/23 12:12 PM |
打ちやすいところに投げる。打たせるために投げる。調子を上向きにさせる。いい気持ちで打たれる。
なんて難しいんでしょ。プロ野球選手になれなかったから「しょーがない、打撃投手でもやるか」なんて気持ちじゃできないでしょうね。甲子園ではなかなかタイガースの試合前の打撃練習なんてみれないからね。人知れず応援しますわ〜。
小笠原かぁ。打つのかなぁ?「髭剃れ」って言われないか心配。
| しゅーた | 2006/11/23 11:05 PM |
to のみらさま
HNひとつにして下さいね。

to ぼんさま
彼も野球の魅力にとりつかれた男なんですね。

to 良虎さま
>山崎って山崎一玄のことですか?
そうですよ。男前といえば男前ですよね。

to しゅーたさま
前にやはり打撃投手に転向した投手の特集をやっていて、打たれた後に打球を見てしまうクセが直らないっていっていました。もう打たれてもいいのにねって。
| torao | 2006/11/24 9:34 AM |
山崎さんは私が見に行った神宮のバックネット裏でビデオ撮影しながら相手チームの投手を分析していましたよ。背番号16で力投していたのが懐かしいっすね。裏方さんがいなけりゃ特打ちだって出来ないんだから大切にしましょう。藤本〜お、もっと練習して、猛打賞取って、山崎さんに還元しろよぉ!
| 真弓 | 2006/11/24 7:42 PM |
to 真弓さま
>藤本〜お、もっと練習して、猛打賞取って、…
ほんとほんと(笑)。
| torao | 2006/11/25 9:28 AM |
 山崎一玄氏……。
背番号16時代、もっとブレイクすると期待もしてたんですが、トレード要員って書かれたりもしてましたね…。

 が、'05のビールかけのひと時!
猿の着ぐるみを纏った、元オリ:清原氏と共に参加している姿がブラウン管に……。
 記者のインタビューにも応えてました。
スーパーで、名前も表示されてました。

 アレ見たとき(確か、サンテレビ?)、元気そうで安心しました。


 中林君も、“熱血タイガース党”で短編特集的な企画を組まれてましたね。
 「打ち易い所に投げるのって、難しいですねぇ(苦笑)」なんて、言うてました。
 背番号:104。 頑張れ!!
| 観宙斎 | 2007/04/16 8:20 AM |

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